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当たり前のことですが、10年もの間に作られた全世界の全映画を見ることなど不可能なわけで。
だから客観的な評価など最初から放棄し、思い切り個人的な選考基準を用いようと思いました。
10代から20代の人々が主役の物語ばかりになったのも、自分がそうだったからです。
青臭かった時代を思い返して「ゴーストワールド」「サムサッカー」「バス男」を。
音楽好きとして「24アワー・パーティー・ピープル」と「ハイ・フィデリティ」を。
その監督が好きになるきっかけとなった「エレファント」「ヤンヤン 夏の思い出」「紀子の食卓」。
遠ざかっていた劇場に再び足を運ぶきっかけとなった「ノー・カントリー」。
そして、莫大な情報量と引用に満ちながらも、これほどまでに真正面から愛を描いた作品はない、という意味で"WALL-E"を1位にしました。
ゼロ年代って受け手の知識が膨らんだ分、誰もが斜めに構えて映画を見るようになってしまったと思うんです。だからこそ、"WALL-E"には根源的な映画を見る喜びを教えられた気がしました。
よろしくお願いします。
①は三池ファンからも評判の悪い作品ですが僕の人生のバイブルです!「あくどい権力者を支えているのは善良な一般市民だ!」と言う戦慄のメッセージが胸に突き刺さりました。
②は現時点で最高の肉体アクション。
クライマックスの大人数での間接外しを観て
心の底から感動しました。少し泣いたし。
③もバイブル。家族の絆の素晴らしさを「母乳」
や「死姦」で描いた感動作。自殺したくなったら
ぜひ観てほしい作品です。
④は「これぞ感動の超大作!」と胸を張って言える作品。安藤サクラが泣かせます。
⑤はとにかく語っているテーマとスケールのデカさに圧倒されました。カッコイイ♪
なにもかも「笑い」に転化してしまう⑥の姿勢はパンクだし、老いてなお元気な⑧と⑨には脱帽。
日本での知名度の低さは「なんなんだ!」と言いたくなるドニー・イェン。働いていたビデオ屋の
店長や次長に「誰それ?」と言われた時の怒りはいまだに忘れられません。⑦観て死ね!
⑩は漫画家を目指している自分にはとても身につまされる作品。藤原章作品をシネコンでかけろ!
ルサンチマンまるだしの長文ベストですいません。失礼しました!
この10年間のベストというよりは、個人的な趣味のベストでしぼりました。
一位のTAMALA2010は、趣味の問題で一位です。映画としてはかなり穴だらけで退屈な作りだと思いますが、日本映画(それもアニメ)とは思えない作りに夢中にさせられました。
デビルマンは好きです。それまで「映画なんてつまらない」と思っていた私の常識を覆した作品です。「一本の映画がこんな騒ぎになるなんて!」と、別の意味で驚き、映画に興味を持ちだした記念すべき作品です。
カールじいさんは、映画館で映画を見て、初めて泣きそうになった作品です。「映画で泣くなんてどうかしている」と思っていた私ですが、あの冒頭は卑怯です。デビルマンと違う意味での反則技だと思いました。
ゴジラ FINAL WARSは、弟と一緒に見に行きました。手塚監督のメカゴジラ二部作で、ゴジラ映画を見限っていた私のゴジラ熱に、一気に火がついた映画です。映画館では、半分が野次を飛ばし、半分が笑うという、リアルあしゅら男爵状態だったのを覚えています。
鉄人28号は、某動画サイトで見て、一気にはまった映画です。
グラン・トリノは、「趣味じゃないけどすごい映画」という事でランクインしました。因みに、映画館では見ていません。アマゾンで990円(送料込)という破格の値段でDVDを買いました。
今思うと、なかなか偏った順位だと思いますが、これも感性の違いと思って下さい。特に2位のデビルマンは、本当に勘弁してください。
10位「ありがとう」は、子供だって容赦しない背筋の伸びるVFX実録劇の前半から受け継いだ要素を、プロゴルファーを目指す主人公と愉快な人々の爆走コメディーへ破綻無く昇華する驚きの展開。作劇能力の高さと陽気さを評価します。
9位「ブラック~」は悪い意味で世界の広さを感じられる悲痛なアクションだと思います。
8位「クローバーフィールド」は、徹底的に殺される側の理論で描いた所が良いと思います。
幕切れは空襲の様で悲しく印象深かったです。
7位「ダークナイト」は、不幸の再確認に見える題材にとっつきにくさを感じた物の、犯罪者接待ではなくジョーカー悪魔の哲学として観た後に元気がムクムクと沸いてきました。
6位の「ウルトラマンコスモス・ファーストコンタクト」は、子供の前に立つ神様としてのウルトラマンを端正に描き抜いた好例だと思います。
ピンチに陥らず力強く対等に戦い、倒した敵の真意を知るや亡骸を抱いて弔うウルトラマン。
主人公との瑞々しい交流も素晴らしいと思います。
5位の「バットマン・ビギンズ」は、恐怖と不安に苛まれる時代へ、重厚で渋い暗黒騎士が力強く挑む所が良かったです。しかしアクションシーンを蔑ろにするのは勿体ないと思います。
4位の「ユナイテッド93」は、現代のパールハーバーの様に思いました。
ニューヨークの空撮にコーランを被せるオープニングは鳥肌が立った物です。
3位・2位の「硫黄島2部作」は、「星条旗」と「硫黄島」で観客の年齢層が老若二分されていたのが記憶深いです。
「硫黄島」では隣の席の大学生が「昨日は楽しみでとうとう眠れなかったよ」と語り、満員の館内はすすり泣く声が響いたのに、「星条旗」では遠い目をした老紳士がポツポツの乾いた雰囲気で、この違いは何なんだろうかと思った物でした。
1位の「ゴジラファイナルウォーズ」は、全編暴力上等が貫徹された上でコメディー映画という「トゥルーライズ」系映画。
このような邦画は当分現れないと思います。
1、もうこの中でも別格中の別格。映画小僧の永遠の夢を実現したエドガーライトには友情どころか嫉妬さえ覚える。
2、あえて二本立ての『グラインドハウス』を上げた。『プラネットテラー』も『デスプルーフ』も傑作だったが、何よりフェイク予告が大好きなので。
3、男泣きの一本。僕も来年から社会人だが、安定した場所よりも自分の居場所を模索し続けることができる男になりたい。
4、実は最近観たばかりの映画だが、傑作。シャワールームでのキスシーンは本当に胸に突き刺さった。
5、鬱屈した生活に舞い降りた銃という『恋人』。本当に好きな映画。
6、理屈ではなく、映像、音楽、セリフの全てが僕の五感とマッチした。特にOPが大好き。
7、『レスラー』に続いて、これからの生き方の指針になるべき映画。やっぱり何かを与えられる人間はすごい。
8、B級ホラー映画マニアなら必見の超傑作。ある意味では今までのB級ホラーの総決算。
9、ヒーローよりも悪役のほうがかっこいいのが本来の姿。
10、中学生の妄想をハリウッドで映画化した事自体が最強。
1位と2位は順不同。
ガイ・リッチーと、P.Tアンダーソン好きなので2人のゼロ年代ベスト1をそれぞれ。
3位は3時間という時間を全く感じさせない構成力と演出に脱帽。ただ、賛否は分かれる作品だろうなぁ。
4位のシン・シティには個人的に映画の映像美という点で改めて魅力を感じたので。ストーリーはおまけみたいなもん。
5位はアニメ代表。エヴァンゲリオンという確立されたブランドに自ら真っ向勝負を挑み、見事に勝利しているスタッフの手腕を称して。
6~8位もほぼ順不同。3つに共通して言えるのは、いい意味での安定感を保ちながらも純粋に面白いところ。
9位は落ち目だったガイ・リッチーの復活の兆しが見えたのが個人的に嬉しかったので。ただシャーロック・ホームズは期待薄。
10位は邦画代表。リメイクながら、監督として自分の色をうまい具合に足してるのが見事。
こうして振り返ると、あまり映画を観ていない事に気がついた。
自分が観ていないだけで、もっと優れた作品はいっぱいあるんだと思う。
ダークナイトとかがまさにそう。
予告を観ただけでもベスト10に入れたくなったぐらいだから、観てたら確実に入ってたと思う。
①とにかく最高に楽しくてワクワク出来た作品でした。最近「スペル」を観てあのオタク少年も立派に成長したもんだなぁと感慨を覚えました。
②開始15分間の絶望感が最高。全力疾走ゾンビも大好物。オリジナルより好きです。
③頑固ジジイのラストの決断にただ涙。
④ガン=カタはとにかく強烈でした。クリスチャン・ベールの最高傑作だと勝手に思っています。
⑤モラトリアムから抜け出せない青年が、文字通りもがき苦しみながらも栄光を掴み、地に足を着けて歩いて行く、そんな普遍的なとても良い青春譚ですので、ラップバトルにドン引きして鑑賞を控えている方にもオススメです。
⑥ラストシーンが素晴らしい。
⑦観た後、何でもない身の回りのモノが怖くなりました。
⑧無線越しに時を越えた父子の掛け合いが良かったです。アイデア勝利の変則タイムトラベル物として好きです。
⑨主人公カップルの長年の下準備と執念に恐れ入りました。
⑩邦画も一応入れておこうと思ったので、個人的に一番怖かった作品を選びました。
「オトナ帝国」はどうしようかなーと思ったけど、みんな入れるだろうし結局邦画は「回路」だけになりました。
10本しか選べないのは難しいですね。
結果的にあんまり頭のいい感じがしないベスト10になりました。
モンスター
アメリカ史上初の女性シリアルキラー、アイリーンを主役にした問題作。
羊のようにサイコパスの狂気を描いた作品では無く、希望と愛情を延々と求める1人の女性を主役に現実という冷酷な魔物を前に変貌する姿を描き切った内容。
見所はシャーリーズ・セロンの怪演と、クリスティナ・リッチの無邪気かつ慈悲の欠片も見せない冷酷さ。
日本では無名だが、人生観を変える強烈な内容なので覚悟のある方は是非見て欲しい。
(シャーリーズ・セロンは役作りの為に体重を激増させ、顔も激変させています。外見ではわからないので注意を。)
サラエボの花
ボスニア紛争後のサラエボを描いた作品。
戦争未亡人の女性が主役。
回想も含め、一切戦闘シーン無しでサラエボの現状や個々の感情を描き切り、
様々な角度から考えさせられた隠れた名作。
コラテラル
タクシー運転手マックスと殺し屋ヴィンセントを描いた話。
個人的にスリラーの中では2004年最高峰です。
終盤の主人公と殺し屋の台詞の応酬、互いに対立する生き方と人生観など、見ていた鳥肌が立つ部分も多かった。
ルワンダの涙
ルワンダ大虐殺をホテルルワンダとは違う視点で描いた作品。
外国人記者を主役に、我々外国人目線から虐殺の現実を描き切っています。
内容が凄惨すぎて娯楽作品としては全く勧められませんが、映画作品としては素晴らしい物です。
ホット・ファズ
このサイトのおかげでエドガー・ライト監督を知りました。ありがとうございます。
コメディ、サスペンス要素を中心に深く練りこまれた名作です。どんでん返し、名作映画のパロが本当に見事。
中盤までのジョークの反応によっては好みが分かれてしまうのは残念。
ウルトラヴァイオレット
ガンカタと主演のミラ・ジョヴォヴィッチの美しく壮大なアクション!これに尽きます。
ストーリーとCGについては細かく考えると気にしすぎてで面白くなくなるのでその点に注意。
頭の中でミラや敵役を脳内リピートアクションし楽しむ、2次的な楽しみも魅力。
アメリ
美しいパリの町並みを舞台に、空想好きな女性アメリの恋と成長を描いた作品。
この映画と完全対称な作品、(個人的には裏ボスアメリ)愛してる愛してないを見るのも怖いですが面白いです。
カポーティ
小説家トルーマン・カポーティを主役にした作品。
カポーティの死刑囚に対する同情と打算。死刑囚が彼に求める救いや愛情が作品の肝。
昔の私小説のような重厚かつ、深い喪失感を味わえる。
JUNO/ジュノ
妊娠と家族を題材にしたコメディ。
新しい命という問題を大概の妊娠物の様に忌まわしげに重々しく書かず、
明るくかつリアルに書いた妊娠物の名作。
少林サッカー
カンフー+スポーツ物の怪作。何度見ても楽しめるパワーと面白さがあります。
シンプルだか深い人物描写、ダイナミックなカメラワーク、ハリウッドとは違う高品質な映像とアクション。
心残りはこの作品を信じて少林少女を見てしまったこと・・。
長いこと拝見させて頂いてました。
今回初めて参加します宜しくお願いします。
「ボーン~」地に足のついた超人スパイ物ってなにげに凄いと思います。マット・デイモンが格好良く見えるのもなにげに凄いと思います。
「座頭市」とにかく演出が一々カッコイイ。
「ヱヴァ破」素直に14年越しのカタルシスを味わいました。あと使徒の気持ち悪さがかなりツボでした、序ともども。
「ソウ」このシリーズを代表して一作目に一票。とにかくこのご時世にこれだけ人体破壊を見せてくれているという一点に尽きます。
「ドラゴン~」人前では決して泣かなかった僕が、ジャッキーとジェット・リーが戦うシーンで危うく泣くところでした。まさかこんなものが観られる日が来るとは。
「トムヤムクン」ジャッキーが老いてもトニーがいる、そう思うと安心できる。「チョコ・ファイ」も良かったです。
「誰も知らない」内容もさることながら韓英恵はこの時期が最高だと思います。
「ヴィレッジ」恋愛映画の嫌いな僕ですがこれは数少ない好きな恋愛映画です。なんでこんなに評判悪いのか…。
「ヒストリー~」ドラマ、暴力、馬鹿馬鹿しさのバランスがとても好きです。
「グラン・トリノ」エンディングでイーストウッドの歌声が聞こえてきたときに思わず笑ってしまったのを謝りたい。内容は最高です。
長々と失礼致しました。
10本に絞るのって難しいですね。
ワーストはもっと難しそうです。
年に一本くらいしか映画館で映画を観ないので、テレビやDVDで観た作品も入っていますが宜しいでしょうか。
「アタック・ナンバーハーフ」(投票の記入はリスト通りにしましたが正確にはこのタイトル表記)と「ヘアスプレー」は、一風変わった主人公(前者は一人を除いて全員ゲイのバレーボールチーム、後者は容姿が不自由だけどその事を気にしていないダンスの好きな女子高校生)の前向きパワーにノックアウトされ感動した、自分にとって少し落ち込んだ時の特効薬ムービー(ちなみに「アタック・ナンバーハーフ」には続編があるが、爽快さという点ではイマイチ)。
「のび太の恐竜2006」は、鑑賞前の不安を一切拭い去ってくれた新キャスト版「ドラえもん」の中で一番好きな作品(エンドロールは反則かと思ったが泣かされた)。
「フォーチュン・クッキー」は、WOWOWで放映された時に、好きな女優であるジェイミー・リー・カーティス目当てに軽い気持ちで観たら大嵌りしてDVDまで買ってしまった(だけじゃなく字幕違いのBS2放映版も録画した)。
「グッバイ、レーニン!」「至福のとき」は、WOWOWで同じ頃に放映されたのを観たが、妙に心に残った作品。
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」は、原作の舞台ミュージカル(舞台中継ビデオ)が大好きなので、観る前は事前情報でかなり改変されていると聞いて不安に思いながら映画館に行ったが、観終わった時には映画独自の解釈に基づく脚色に良い意味で打ちのめされた(でも音楽はもう少し残して欲しかった)。
そして最後の「風を見た少年」は、C・W・ニコルの原作小説が好きなので映画版のストーリー自体は好きではないのだが、レベッカの主題歌「神様と仲なおり」(今でも時々聴く)が好きなので投票。
1位 土砂降りの台北。閉館が決まった古く巨大な映画館では最終日の最終上映が行われている。かかっているのは古い武侠映画。映画館に迷い込んだ日本人青年が出会う現とも幽霊ともわからぬ人々…。消えゆくものへの万感の思いを込めたツァイ・ミンリャン監督の最高傑作。なお、客席で若き日の自分が出演した武侠映画を見つめる老俳優は、ツァイ監督の映画でずっと「父親」を演じてきた苗天先生だが、この「楽日」に出演後他界した。映画と映画館を愛する人には是非(映画館で!)観て欲しい作品ですが、ツァイ監督の映画って一度ロードショーで見逃すと、二度と映画館でかからないんですよね…。DVDにはなっていますが…。
2位 先日公開された新作「倫敦から来た男」同様モノクロ・長回しであるが、より哲学的で夢のような作品。タル・ベーラの映画は密度の高いモノクロ画面と独特のテンポに馴れると心地よい夢のようなドライヴ感を味わえる。7時間の大作「サタンタンゴ」もイギリス盤DVD(3枚組。アメリカ盤は画質悪し)で3日に分けて観たけど、いろんな意味でさらに凄いです(早送りしても画面が動かない!)。
3位 「太陽」によって一気に日本での知名度が上がったソクーロフ監督だけど、私はこちらの方が好きです。自分の父親が重病の時に見たせいもあるけど、その美しさと哀しさに号泣(ゲイ・テイスト有り)。
4位 同じブラッド・バード監督作品なら「Mr.インクレディブル」の方が完成度は高いけれど、心に深く突き刺さったのはこちらの方。私のロボット・アニメのベストは劇場用は「アイアン・ジャイアント」でTVシリーズは「巨神ゴーグ」。どちらも意思を持つロボットが少年になつく話だなあ。
5位 ゼロ年代最後の年は傑作がやたらと多かった気がします。「グラン・トリノ」とどちらを2009年のベスト1にしようか迷いましたが、とりあえずはこちらを(後で気が変わる可能性大)。「虐殺の記憶」というテーマをアニメーションによるドキュメンタリーにした点が見事。
6位 映画の中でイーストウッドがモン族の少年に仕事の世話をする時、最低限必要な道具を渡したり買ったりするシーンがありましたが、私はあそこで「息子のまなざし」で更生施設の教官が元非行少年に仕事の道具を与えて使い方を説明するシーンを思い出しました。「自分の手と身体を使って働く」表現はダルデンヌ兄弟の映画でよく見られますが、私はそういうシーンは結構好きです。
7位 上記の作品群と打って変わって心がドス黒いラース・フォン・トリアー作品も好きな私。完結編の「Washington」はいつ出来るのか? いやその前に「Antichrist」を日本で公開して欲しい。
8位 日本初見参のウルリヒ・ザイドル監督は元々ドキュメンタリー作品を撮っていたが、これは劇映画。予備知識が全く無いまま見に行ったら「何じゃこりゃ! 素晴らしい!」と感動した1本でした。オーストリア郊外に潜む狂気をドキュメンタリータッチで描いています。イメージフォーラムからDVDが出ているので興味がある方はぜひ。
9位 この映画をきっかけにソーラ・バーチがブレイクすると思ったら、ブレイクしたのは友人役のスカ子の方だった。この時はまだ「ちょっときれいな姉ちゃん」くらいの印象しかなかったのに。なお、この映画と同じテリー・ツワイゴフ+ダニエル・クロウズのコンビで「アートスクール・コンフィデンシャル」という作品が撮られたけれど残念ながら日本ではDVDスルー。「ゴーストワールド」の美術学校の部分を広げたような内容だが、「バッドサンタ」よりは面白い。以前ならシネマライズあたりでかかってもおかしくない出来なのに…。
10位 映画の魔術師ダニエル・シュミットの遺作。最後までセンスのいい人でした。2009年に彼の「楽園創造・書割スイス文化史」という著作が平凡社から突然翻訳本で出た。かなりいい値段だけど買ってしまった。
グラン・トリノは私が映画館で観た映画の中でも最高でした。私のオールタイムベストに入りました。
スクール・オブ・ロックはロックが何かをこらしめてくれる点でも傑作。ファッションパンク的なNANAよりもずっとロック魂を感じさせてくれた。女や薬よりも、反抗心が大切と言うのには激しく同意した!ラストのライブには、私もそこに居たかった。
ホット・ファズはアクション映画でもかなり好きな映画です。ギッチョさんの言う通り伏線だらけでも、スマートに回収し、それを気にしなくても楽しめた! メトロポリス、それでもボクはやってない、おくりびとは18歳オシャレ好き男子なのに、普段邦画は観ない(もちろん恋空は大っ嫌い)で、さらば青春の光やら燃えよドラゴンやら観てる私が好きな数少ない邦画です。
いつもサイト楽しく拝見しています。
破壊屋最高ー!!(映画のCM風に)
リストと見て、映画ってこんなにたくさんあるんだ・・としばし呆然としてしまいました。
映画ファンというか破壊屋ファンなもので。。
そんな私ですが、実際観た中でのベスト10をつけてみました。
バットマン・ビギンズは、鳥肌たちました!
アクションもストーリーもちょっとしたコネタも、とにかく映画全体が充実してたな~と思います。
グラン・トリノは重たいテーマなのにものすごく面白かった!!とにかくクリント様がかっこよくて痺れました・・・。
エヴァは序で衝撃を受けました。 ラミエルキレイになりすぎ。。
破も、序からの期待を裏切らない、むしろ上回る興奮度だったので両方入れちゃいました。
いつも楽しくサイト拝見しています。
せっかくの機会なんで参加させて頂きました。
7位に関しては映画そのものの面白さ以上に、まだ元気な御大の御姿をスクリーンで見れる多幸感、という個人的思い入れも込みでの選出です。
9位、TIFFで上映されたのち即DVDでしたが…
往年の007が何で面白かったのか、実は本家新作のスタッフよりも深く理解しているのではないかと思わされました。
次点としては『28週後…』『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』『スナッチ』『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ミッション』『シティ・オブ・ゴッド』あたりです。
評判のいい『ヘルボーイ』2作目と『ドゥームズデイ』を見逃した上に忙しくていまだ見れてないので、投票の候補にすらできないのが悔しい…
例えばクリント・イーストウッド監督作品などはどれも良い映画だと思うのですが、自分の好みという点ではベスト作品に挙げられない。
ブロークバック・マウンテンみたいにもの凄く良い映画だと思っても、好みの役者が出ていないと、名前を挙げるのにためらいがある。
作品の出来不出来はともかくとしてとにかく楽しんだ、という作品(カンフー・ハッスルとか)もここには挙げにくい。
10年間の自分のベスト映画と言われて、パッとタイトルが頭に浮かぶ程印象的だった作品て、案外多くないことに気付きました。
映画として良く出来てることに加え、劇中に自分を惹きつける魅力的な「キャラクター」が居たかどうかが判断基準になったみたいです。
しかし映画好きとしての自分のセンスを問われているようで、キンチョーしますね、こういう投票(笑)。
ほんっとに悩みに悩んだ末の10本です。
10位はSWファンとしてのおまけで。あとオーダー66のシーンは最高でした。
7位、ピクサー作品の中では「WALL-E」とめちゃくちゃ悩みましたが、単純に「好き」という気持ちが勝りました。NSAのおじさんが好き。
5位は個人的に青春映画の最高傑作だと思います。恐らく今までで一番笑った映画。特にあのDQN警官コンビが素晴らしすぎ。
4位はもう入れとかなきゃって感じでw
クライマックスの6分間はすごすぎw
3位はこの一作というより三部作に。
1位と2位はめちゃくちゃ悩みました。なので二本連続で観て決めました。
2位もゼロ年代を象徴する作品だと思うし、好きすぎてもう50回以上観てるんですが(笑)、「オトナ帝国」こそが21世紀初期というこの時代にこそ作られるべくして作られた作品だと思います。
また本作はゼロ年代後期で評価の高い映画(ダークナイト、グラン・トリノ、WALL-E)にも通ずる話なのに、これらの作品よりずっと早く、日本の子供向けプログラムピクチャーが凄まじい完成度でやっていたということが映画文化の懐の深さって感じがして素晴らしいと思います。
1.…これに投票できるなら、投票するしかねえでしょう、な大傑作
2.…未公開作品ですいません フラットパック総出演(一人のぞく)てのはゼロ年代の象徴だと思います
3.…たぶん少林サッカーよりも再生回数が多いので
4.…実写化されてないほうにしました
5.…何度観てもヨット転進→卵の絵のくだりで涙腺決壊しています
6.…男側のファンタジーでしかないかもと思いつつも
7.…美女とケツアゴ
8.…237分面白いってのは大変なことだと思います
9.…未公開作品ですいません 思い出してしまったので書いておかずにはいられないのです
10.…未公開作品ですいません セス(ジョナ・ヒルのほう)のイタさが他人とは思えません
今日の気分はこれ。きっと明日は別のもの。
あれもこれもと考えると7番目に置く奴が一番選ぶの辛かったです。