ゼロ年代のワースト映画_ブロガーの投票シート

ギッチョ さん   破壊屋
  1. ブラウン・バニー
  2. 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
  3. ナイスの森 ~The First Contact~
  4. 茶の味
  5. WASABI
  6. 交渉人 真下正義
  7. 立喰師列伝
  8. すずらん 少女萌の物語
  9. アンジェラ
  10. HEY JAPANESE! Do you believe PEACE,LOVE and UNDERSTANDING? 2008 2008年、イマドキジャパニーズよ。愛と平和と理解を信じるかい?

ここ10年でもっとも最悪な映画は『ブラウン・バニー』。映画を使った詐欺を目撃した気分であるが、本当の被害者は俺のような観客じゃなくて、ギャロに金をむしり取られた映画関係者たちでしょ。映画のフィルムそ転載しただけな上に、本の9割が余白というヴィンセント・ギャロ写真集を高値で売っていたのも酷かった。
日本映画の崩壊は『踊る大捜査線 THE MOVIE2』が大ヒットしたからだよ。公開当時に「やっぱり女の社会進出なんておかしいよな!」っていう評論が多かったもの気持ち悪かった。
石井克人の映画は二度と映画館で観ないと誓っていたが、石井克人ファンの友人が「史上最悪の映画だったよ」と言っていたので、『ナイスの森』を観た。本当に最悪だった。180秒間白味が続くのは普通に拷問。
いままで1000回以上映画館に行っているが、最後まで観ることができなかった映画は『茶の味』のみ。当時、「映画のススメ」という投稿サイトの常連だったが、『茶の味』を褒めている人が多すぎたので、もうアクセスしないことにした。
『WASABI』は破壊屋の方向性を決めてくれたので、今となっては感謝している。
映画を観ていて絶望的な頭の悪さを感じたのは『交渉人 真下正義』。パクリの連発とリアリティの無さに爆笑させてもらった。超映画批評の前田有一が「イマドキこんなばかげたアクション映画は、この国以外では作れまい。」「こんな内容でも素直に楽しめる国民がたくさんいるのであろうか。」「ハリウッド映画のひな型を使って韓国人が作った安直なアクションパニック映画」「韓国人はリアリティという言葉を知らんのか?」と同年の韓国映画『TUBE』(こっちもパクリで駄作だが、真下正義よりは全然マシ)を批判しているのには驚いた。どっちかというとその批判は、『踊る』シリーズを支持する日本人と、フジテレビの映画を高く評価するアンタを批判するのに相応しい文章だろう。
『立喰師列伝』、押井守の大ファンだったことはもう過去です。
『すずらん 少女萌の物語』はNHKが作った映画。ゼロ年代序盤の中ではトップクラスの酷さ。
日本映画だけじゃなくて、フランス映画も崩壊していた。フランス映画代表として『アンジェラ』をあげておく。
『ヘイジャパ』『男はソレを我慢できない』『山形スクリーム』『しんぼる』といった日本のコメディ映画は全部拷問。あんたらのやっていることは、『エンタの神様』のつまらない芸人の芸を2時間見せているのと同じ。あ、堤幸彦が一本も入らなかった……。
日本映画だらけになったが外国映画では、映画館でふと横を見たら横一列全員寝ていた『ウェイキング・ライフ』、ファンをバカにしているスティーブン・セガールの映画全部、レニー・ハーリンの作品(ファンサイトを作るほど大ファンだった)、エラーの帝王ウーヴェ・ボルの作品全部、クレジットに「リュック・ベッソン」の名前があるものの大部分、が酷かった。

破壊屋

侍功夫 さん   ゾンビ、カンフー、ロックンロール
  1. 少林少女
  2. T.R.Y.
  3. 伝染歌
  4. L change the WorLd
  5. 鉄人28号
  6. 交渉人 真下正義
  7. 乱歩地獄
  8. RED SHADOW 赤影
  9. 椿三十郎
  10. CASSHERN

もう、堤幸彦の映画は見ないので真のワーストは見ていない事になる。選出するにあたって、どうしても見た中で悪い映画になってしまうのだが、それでも当然のように全て邦画となった。

ゾンビ、カンフー、ロックンロール

カトキチ さん   くりごはんが嫌い
  1. パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
  2. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
  3. CASSHERN
  4. GOEMON
  5. デビルマン
  6. キラー・ヴァージンロード
  7. 少林少女
  8. 恋空
  9. デトロイト・メタル・シティ
  10. サヨナライツカ   (集計から除外しました)

年々邦画の質が酷くなってる気がするのだが、カップルが見るようなダメダメ純愛映画や家族が観るようなダメ大作がヒットしてくれないと、シネコンがつぶれてしまうということで、知り合い以外に「この映画はダメだから観に行かない方がいいよ!」と言えない状況がなかなか辛い。ぼくの中で圧倒的なワーストはやっぱり海賊の映画とキリキリ。しかも上映時間が無駄に長いのも腹が立つ。90分が長く感じる映画よりも罪は重いのではないだろうか。『少林少女』と『デトロイト・メタル・シティ』はおもしろそうな題材なのに、作り手が本気で作ってない気も…

くりごはんが嫌い

ごう さん   抵抗は無意味だにょ
  1. ガルーダ
  2. バリスティック
  3. ザ・スピリット
  4. ホワイトアウト(日本)
  5. ユリョン
  6. 亡国のイージス
  7. ナイト・オブ・ザ・スカイ
  8. アヴァロン
  9. サラマンダー
  10. ザ・メキシカン

1位のガルーダはとにかくつまらなくてつまらなくてしょうがない出来だった。
でも印象深いのは2位のバリスティック。
前のカットと次のカットが繋がっていない(それもかなり分かりやすい)編集のひどさが際立っていた。
もう全編映画として見ていられない出来。
21世紀にあんなのが2大スター共演で作られたことは奇跡ではないだろうか。

抵抗は無意味だにょ

shn さん   sklave

ローランド・エメリッヒはもう絶対見ないと固く誓いました。

sklave

北村紗衣 さん   commentarius saevus
  1. ダンサー・イン・ザ・ダーク
  2. ラスト、コーション
  3. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
  4. スラムドッグ$ミリオネア
  5. LOVERS
  6. ゲド戦記
  7. クローサー(アメリカ)
  8. ギミー・ヘブン
  9. ダイアナの選択
  10. 猟奇的な彼女

 下の欄にゼロ年代ワースト映画に関するコメントを書いたエントリを貼っておきますので、作品ごとのコメントについてはそちらをごらんいただけますと幸いです。
 ワースト一位『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、二位『ラスト、コーション』、四位『スラムドッグ$ミリオネア』、七位『クローサー』は割合評価の高かった映画なのですが、私はどいつもこいつもずいぶん差別と偏見に満ちた内容でつまらないと思いました。
 三位『ナルニア』と六位『ゲド戦記』は、同じ時期に公開されていたのですが、どちらも原作を単純でつまらない勧善懲悪話に改悪したという点でひどい映画だったと思います。
 七位の『ギミー・ヘブン』は、遺伝的問題で共感覚を持っている者としては許せないひどい出来でした。
 あとの映画は単純に話の作りが面白くないと思ったものです。

commentarius saevus

奈良の忠臣蔵 さん   ぬるオタな日々
  1. 少林少女
  2. 名探偵コナン 銀翼の奇術師
  3. ゲド戦記
  4. ナースのお仕事 ザ・ムービー
  5. BALLAD 名もなき恋のうた

本当は予告編だけで『DRAGONBALL EVOLUTION』に投票したかったけど、さすがに本編は見ていないので。

『少林少女』はみんながあまりに酷い酷いと言うもんだから、どんなものかとテレビで見たら、いやほんと酷かった(笑)。あんな酷い映画が普通に日本全国の多くの劇場で上映されていたなんてゾッとする。

『名探偵コナン 銀翼の奇術師』は、初めて金返せと言いたくなった作品。だいたい民間人(毛利蘭)にジャンボ操縦させることが無謀だし、ムリヤリ疑似滑走路を作らせたりと、ご都合主義にもほどがある。(肝心の推理もごく単純なものだった。)アニメだからと言ったらそれまでだけど、それでも許容範囲を超えてるよ・・・。以来、ああいうシチュの映画が苦手になってしまい、『交渉人 THE MOVIE』の予告編も直視できない・・・。

『ゲド戦記』巨匠の息子といえどもアニメ素人に監督させること自体間違ってる。それよりか『マイマイ新子』の片渕須直監督にやらせろよ。

『ナースのお仕事 THE MOVIE』テレビドラマ自体は好きなんだけど、劇場版はあまりの荒唐無稽さに、さすがに自分もひいてしまった。やっぱりテレビドラマはテレビだけにしてほしい。しかし、ドラマの映画化は減るどころか、今はもはや当たり前。かく言う私も、『のだめ』の映画は見に行ってしまってます。ゴメンなさい。

『BALLAD 名もなき恋のうた』個人的にゼロ年代もっとも期待を裏切られたという意味で。ベストテンにも投票した、原恵一監督の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を、こちらもベストテンの『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が実写化するということでとても期待していたが、見事に裏切ってくれた(笑)。もっとも、草なぎ剛、新垣結衣、TKOというキャストで期待するほうがおかしいか。

ぬるオタな日々

アッシュ さん   Ash the 2nd Sight
  1. カミュなんて知らない
  2. TAMALA2010 a punk cat in space
  3. IZO
  4. ウェイキング・ライフ
  5. CASSHERN
  6. 海でのはなし。
  7. トランスフォーマー
  8. Genius Party ジーニアス・パーティ
  9. 銀色の髪のアギト
  10. 300 スリーハンドレッド

「少林少女」を結局見ないなど、いわゆる地雷な大作は避けて通っているので、こんな結果になりました。

1.カミュなんて知らない
 監督は映画ワークショップの講師で、教え子が作ったらしくエンドロールで別クレジットになっているラスト10分は圧巻ですが、それ以外に青ざめました。
 こんないきあたりばったりがものを教えてる世界じゃそりゃ邦画はダメにもなるわと、心底得心がいった作品。
 「実在の事件を基に映画を制作していたら、犯人の心理について論争が始まり、スタッフが分裂する」という展開なんですが、論点があまりに根元的で、その点の意思統一なしに創作を手がけることなどありえない領域なんです。
 でもこの作品では、リハーサルが始まって初めて論点に気づき、論争が始まります。制作スタッフ全員が何も考えずに撮影準備を進め、誰も疑問を抱いていなかったわけです。日本の映画制作の現場が垣間見えて非常におそろしかったです。

2. TAMARA2010
 見た後の感想が「誰がどんな意図でこのオナニーに出資したのだろう」でした。こんなのをアート呼ばわりして持ち上げるヤツらがいるんです。狂ってる。

3. IZO
 なんやしらん欝なフォークソングを延々聴かされる最中はマジで発狂するかと思いました。

4, ウェイキングライフ
 "Wake Up" するのはおまえだこのヤク中!

5. キャシャーン
 2004年の二大巨頭の一。デビルマンはアイドル映画と理解すればまだ赦せますが、キャシャーン、おめーはダメだ。

6. 海でのはなし。
 純粋に「デキ」の評価で自分史上最悪。偶然おすぎのトークショーの日に見たのですが、彼女は主演の西島秀俊がいかにいい男かひたすら語り続けていました。

7. トランスフォーマー
 「なんかものすごいけど、何が起きているかはさっぱりわからないアクション」で喜べる感覚が理解できないので、その手のハリウッド作品の代表として。

8. Genius Party
 オムニバスの一本「LIMIT CYCLE」が、ひたすら念仏を唱え続けるだけの拷問。この映画の最も Genius な点は、次の作品の冒頭が「目覚まし時計の音から始まる」ことです。

9. 銀色の髪のアギト
 自分のブログの最低スコア作。とりあえずGONZOには、地道な活動に徹して欲しいです。「アフロサムライ:レザレクション」は最高だった!

10. 300
 あえて入れます。アメリカ人におかれましては、「買収された証拠をわざわざ議会に持ってきてくれるような間抜けな政治家の存在が、議会が戦争を承認する理由になる」ことに、ちょっとは疑問を抱く知性を身につけて欲しいと心から願います。

次点は
・「オープン・ウォーター」船の上から撮っているのが丸わかりの、海に浮かぶ人を延々録画したあの映像のどこが怖かったんでしょうか。
・「パビリオン山椒魚」あんな中身のないクソ作品のせいで香椎由宇がオダギリジョーにヤラれちゃったのかと思うと……!!!
・今までに見た三池崇史作品のすべて。ホントに合わないんだよ……。

Ash the 2nd Sight

シュン さん   コモガイド@
  1. 少林少女
  2. デビルマン
  3. どろろ
  4. 20世紀少年<最終章> ぼくらの旗
  5. プロフェシー
  6. PLANET OF THE APES/猿の惑星
  7. L change the WorLd
  8. パーフェクト・ストーム
  9. ヴィレッジ
  10. 茶の味

嫌いな映画を選出してみました。上から順番に嫌い。

少林少女
TV放送で鑑賞。褒める点が見当たらない、コメディ映画なのに笑えない。「小林サッカー」のような試合のシーンはエンドロールのみ。最低。

デビルマン
もっさりアクションと演技力なさに爆笑。KONISHIKIがいきなり「デーモン万歳」と言いながら殺されたのにも爆笑。その点では楽しめたけど、真にク○なのは脚本だと思う。

どろろ
柴崎コウ「天下一のどろろさまよ~」この時点で0点。ダイジェスト化する脚本もつまらない。

20世紀少年
脚本と演出が最低。有名人のそっくり選手権で満足しないでください。漫画のファンにとって、終わり方だけは評価できる映画。

プロフェシー
劇場で見たのだけど、ただただつまらない。「謎のほったらかし」の悪い例。

猿の惑星
ティム・バートンは好きですがこれはいただけない。娯楽作として失敗。ラストも唐突なだけ。

L change the WorLd
本編デスノートの出来の良さが帳消しに。

パーフェクト・ストーム
これはほぼ個人的な恨み。自転車で旅行の途中でこれを観たので疲れが倍増した。

ヴィレッジ
これも個人的な恨み。期待して友達数人と観て、あまりに淡々とした演出に気まずくなった作品。
シャマラン監督はこれと「シックス・センス」しか観ていないけど、もうたぶん観ることはない。

茶の味
好きな人は好きなのだろうけど。個人的にはさっぱりわからないし、つまらない。



自分で選出しておいて、ワースト映画に「日本の漫画の実写化」が多いので悲しくなった。

インターネットの普及のおかげであんまり地雷映画は観なくなった気がします。デビルマンは酷評ぶりが気になって観たのだけれども。

余談ですが
「DORAGONBALL EVOLUTION」「ファイナルファンタジー」あたりはわりと好きな映画です。

コモガイド@

Kai さん   Kaiのネタバレ映画館
  1. 交渉人 真下正義
  2. 少林少女
  3. 海猿
  4. デビルマン
  5. デトロイト・メタル・シティ
  6. フラガール
  7. 誰も知らない
  8. 花よりもなほ
  9. SHINOBI
  10. 崖の上のポニョ

ここのところ、ダメ映画はなるべく見ないようにしているので、数少ない見た範囲で選びました。①②③はクライマックスを作るためには、論理的整合性を完全無視して登場人物に意味不明なことをやらせる、ということにつきます。④は、絵に描いたような支離滅裂さ。⑤記号的な「変な人」が記号的な「変なこと」をやるだけ。⑥⑤と同様、松雪泰子の記号的やな女演技に辟易。⑦と⑧は退屈で30分でリタイア。⑨もう時代劇は日本では作れないと痛感。⑩黒澤明だって、晩年ここまでおかしくならなかったと思います。

Kaiのネタバレ映画館

nm さん   nm映画日記
  1. CASSHERN
  2. 笑う警官
  3. 13日の金曜日
  4. パブリック・エネミーズ

1,2位は監督のオナニーを見せられた気分になる映画。
2位はホントに全てが酷いけど1位の方が偽善者臭のする主張が沢山出てきてイラッとする。

3位は監督に旧シリーズ好き?と聞きたくなる。

4位は観ていて何も感じなかったので。

nm映画日記

椣平夢若 さん   BEAT-MANgus
  1. デビルマン
  2. 櫻の園 ‐さくらのその‐
  3. 吉祥天女
  4. ハチミツとクローバー
  5. どろろ

ゼロ年代のマンガ原作エーガのひどさを記憶するために。

BEAT-MANgus

大坪五郎 さん   大坪家の書庫

アカデミー賞を受賞していようがなんだろうが、グラディエーターとディパーテッドはゴミ。というかディパーテッドのラストシーン館内で失笑が起こってましたが。

シャマラン作品とStar Wars新3部作はどれも甲乙つけがたいですが、その中からこれを選択。ナタリーポートマンの八の字眉以外にどこを見ろと?

時をかける少女がなければ、サマーウォーズはここにはいらなかったかもしれません、ていうかたぶん見なかったと思う。

大坪家の書庫

晴原顕一 さん   野郎アニメ総合研究所
  1. 嫌われ松子の一生
  2. 少林少女
  3. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
  4. 300 スリーハンドレッド
  5. ラスト サムライ
  6. ハイキック・ガール!
  7. Genius Party ジーニアス・パーティ
  8. デビルマン
  9. カンフーハッスル
  10. キル・ビル Vol.1

作品のクオリティよりも、観ていて不愉快だったという基準で選ばせていただきます。そういう意味で1は完璧な作品でした。明らかに不幸な人を白々しい演出で、「本当は幸福な人だった」風にでっち上げて欲しくありません。
2、6は、いずれも活劇映画の王道を文字通り踏み倒した悪作であり、作り手側の無自覚な悪意すら感じたほどです。
3は娯楽としては正に完璧な出来栄えだからこそ尚更、白人万歳映画に観てしまう点が惜しまれるのですが、これは私の問題かもしれません。同じ理由で、4,5も嫌いです。
10は各方面で高評価な1本ですが、結局今なおどこがいいのか全く分からずじまいな作品でした。

野郎アニメ総合研究所

神谷閣下 さん   降ったり晴れたり
  1. Deep Love アユの物語
  2. 恋空
  3. 涙そうそう
  4. NANA
  5. 千里眼
  6. 弟切草
  7. ただ、君を愛してる
  8. ストロベリーショートケイクス
  9. 砂時計
  10. デビルマン

「パールハーバー」「アルマゲドン」「バトルフィールドアース」「ジーリ」なども選ぼうと思いましたが、私はこういうバカな映画が嫌いじゃないので、選外にしました。
選考基準は私の苦痛度です。くだらない映画やダメな映画より、見ていることが拷問に感じられた映画を優先しました。その結果10本すべてが邦画になりました。「パールハーバー」もひどかったですが、CGだけはすごかったので、惜しくも選外。以下、私の感想です。
「Deep Love」は全編にダメオーラが漂う奇跡のような映画。脚本はゴミ、原作は最低、演出は論外、演技はヘタという奇跡のような作品です。この映画の後だと、カラオケのPVが素晴らしいもののように思えます。いや、うざいセリフがない分、カラオケのPVのほうが上かもしれません。
2位の「恋空」も破壊力はすごかったですが、撮影とロケハンが素晴らしく、苦痛度はDeep Loveに及びませんでした。ただ、作品としては疑いようもなく最低。お花畑で輪姦レイプは映画史上最悪のシーンだと思います。ただ、ガッキーは殺人的にかわいいです。
「涙そうそう」は、人気俳優が出ていること以外何の価値もない映画です。お昼のメロドラマによくあるい要素をかき回してテキトーに盛り付けたような雑さに腹が立ちました。これ以降、長澤まさみちゃんが嫌いになりました。
「NANA」は私のような理屈っぽい人間には一生楽しめない映画だと思います。とにかくリアリティーがない。キャラクターがウザい。この映画の登場人物とはお近づきになりたくないですね。
「千里眼」はマイナー作品ですが、私が2000年代に初めてみた映画で、私が人生で初めてつまらないと思った映画です。とにかく構成が雑、リアリティーがない。スケールはトンデモだけど、演出がヘタ。冒頭で登場する田口トモロヲのあまりのマヌケさに、椅子から崩れ落ちそうになりました。15歳だった私は映画ってつまらないものもあるんだ、と知りました。
その翌年にみた「弟切草」もサイテーでした。ゲームの中でやっていたことをただビジュアル化しただけの最低の企画。ホラーなのにおどろおどろしさはゼロ。全く怖くないというサイテーなホラー映画です。
「ただ、君を愛してる」は、原作者が同じ市川拓司ということで、「いま、会いに行きます」とどっちを選ぼうか迷いましたが、より苦痛だったこちらを選びました。「恋したら死んじゃう病気」というあまりの発想のくだらなさにめまいがしました。宮崎あおいちゃんと玉木宏くんは割と好きなのですが、この映画の二人にはお近づきになりたくないです。
「ストロベリーショートケイクス」は少々マイナーな映画ですが、糾弾しておきます。アート系独特の自然な生活感をだそうという演出の意図は見えましたが、セリフがわざとらしくてちぐはぐ。噂では出てくるはずのオッパイが出てこなかったのにも腹が立ちました。
「砂時計」はメンヘル女の全然共感できない物語です。ラブストーリーなのに、ホラー風の演出も意味不明でした。夏帆ちゃんはかわいかったです。
「デビルマン」は笑えるので実は結構好きなのですが、映画とは疑いようもなく最低なので10位に入れておきました。

ほかにも「タッチ」「フレフレ少女」「いま、会いに行きます」「逆境ナイン」「シャル・ウィ・ダンス(リメイク版)」「ジーリ」なども入れたかったのですが、ワースト10に、苦痛度という点で一歩及びませんでした。以上です。

降ったり晴れたり

♪akira さん   書評王の島 愛と哀しみのスットコ映画

ただ駄作を選ぶとなると『ラストラブ』、『恋空』、『旭山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ』など、とりあえず邦画だけで10本軽くいってしまうけど、今回は特に”監督が「俺の作るものは面白い」と勘違いして世に出されたワースト10本”を選んだ。観客いい迷惑度ギガMAXというか。特にベッソンはひどい。ホームビデオかファンサイト限定ストリーミングにするべき。ついでにこの10年間のワースト&最もびっくり台詞は、ポニョ母の「ポニョの正体は半魚人だけどいいですか?」がぶっちぎり。”最高に身も蓋も無いで賞”をあげたい。

書評王の島 愛と哀しみのスットコ映画

ヒロ筋肉痛 さん   5×8=40 -ゴハシジュウ-
  1. 少林少女
  2. 交渉人 真下正義
  3. 僕の彼女はサイボーグ
  4. 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
  5. 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
  6. ターミネーター3
  7. メン・イン・ブラック2
  8. TAXi3
  9. カンフーハッスル
  10. ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間

基本的に外れなさそうな映画を見るせいか、
上位4つが話題性の高かった大作邦画に偏ってしまった。
どれも壊滅的に矛盾しまくりの頭の痛くなる脚本、
無駄に金のかかった作りが、とにかく不愉快だった。
脚本という言葉を知らない人間が作ったかのような作品群。
北斗の拳の新劇場版は、
映画→DVD→映画というシリーズ構成にしたのも酷かったが、
ラオウの宇梶が余りにも最低過ぎた。
サウザーのお師さんの話を削ったのも最悪。
下位3つは、退屈で映画館で寝てしまった作品。
そのせいで指輪シリーズは、いまだにちゃんと見ていない。
その他、好きだった作品の続編への恨みは大きい。

5×8=40 -ゴハシジュウ-

あんの さん   DOWN IN SMOKE 猫馬鹿無用編
  1. 夕凪の街 桜の国
  2. 少林少女
  3. バッドボーイズ2バッド
  4. マイアミ・バイス
  5. パール・ハーバー
  6. 未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~
  7. ローラーボール
  8. 戦国自衛隊1549
  9. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
  10. ミッドナイト イーグル

ゼロ年代は自分に映画を見る余裕がなかった時期が多かったせいか、10位まで苦労せずに埋めることができて楽でした。
ガンガン見てる人は絞るの大変なんでしょうねえ。
ドラマの時から製作姿勢が大嫌いだったから見なかったけど、劇場版「のだめカンターピレ」を見てたら上位にランクインしてました、絶対に。

以下選んだ作品のコメントなど。

1位:あらゆる意味で「デビルマン」より原作を破壊してる映画だと思うので。
2位:見ると間違った結婚の披露宴に出席してる気分が味わえる映画。
3位と4位:似たような題材で似たように徹底的に面白くない。
5位:「トラ!トラ!トラ!」の失敗と「タイタニック」の成功から何も学べなかったというのがすごい。
6位:知人の飲み屋のモニターで鑑賞会したら爆笑の渦…というわけで映画好きじゃなくても楽しめるためワーストに入れるかどうか悩んだけど…やっぱり入れておこう、うん。
7位~9位:見ながら「誰か脚本段階で止める人がいればよかったのに」と真剣に思った。
10位:見ながら今の日本映画界における「娯楽」と「感動」の扱いに真剣に悩んだ

ではでは、また集計が大変だと思いますががんばってください。
正直ゼロ年代ベストより結果が楽しみです。

DOWN IN SMOKE 猫馬鹿無用編

つんちゃん さん   つんちゃんのぺえじ
  1. デビルマン
  2. 少林少女
  3. CASSHERN
  4. ROOKIES -卒業-
  5. 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
  6. キューティー・ハニー
  7. GOEMON
  8. 日本沈没
  9. DRAGONBALL EVOLUTION
  10. サンダーバード

最近の映画に偏らないよう年毎にノミネート作品を上げて決めました。ノミネート作品は以下の通りです。アニメや漫画の実写化がいかに難しいか考えさせられる結果でした。

2000年
ホワイトアウト(日本)
2001年
パール・ハーバー
2002年
WASABI
2003年
踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
ザ・コア
2004年
デビルマン
CASSHERN
キューティー・ハニー
サンダーバード
2005年
容疑者 室井慎次
交渉人 真下正義
電車男
SHINOBI
宇宙戦争
タッチ
2006年
ゲド戦記
日本沈没
涙そうそう
ラフ ROUGH
2007年
蒼き狼 ~地果て海尽きるまで~
恋空
どろろ
ふぞろいな秘密
西遊記
2008年
少林少女
銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~
山のあなた 徳市の恋
フレフレ少女
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
252 生存者あり
2009年
ROOKIES -卒業-
アマルフィ 女神の報酬
DRAGONBALL EVOLUTION
仏陀再誕
GOEMON
MW -ムウ-
僕の初恋をキミに捧ぐ

つんちゃんのぺえじ

mohno さん   mohnoの日記
  1. ファイナルファンタジー
  2. 銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~
  3. ミスター・ルーキー
  4. 劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ
  5. 交渉人 真下正義
  6. 地球が静止する日
  7. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
  8. ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
  9. フライトプラン
  10. DRAGONBALL EVOLUTION

もっと酷い作品はきっとあるのでしょうが、あまり「誰映」作品を観ていないので、こんなリストになりました(詳しい感想はリンク先に書いています)。

mohnoの日記

民朗 さん   ホラーショー!民朗の観たまま映画批評
  1. ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE
  2. 笑う警官
  3. しんぼる
  4. 銀色のシーズン
  5. ROOKIES -卒業-
  6. 狼の死刑宣告
  7. 少林少女
  8. アマルフィ 女神の報酬
  9. 252 生存者あり
  10. スウィングガールズ

①を実際に劇場で観た人は少ないでしょうけど、個人的にはゼロ年代最低最悪な映画。なんか映画からやる気の無い学芸会の様な雰囲気が出ていました。

②③⑥は恐らく監督が良い映画を作っていると本気で思っているであろう事が気持ち悪かったです。

④⑤⑦⑧⑨は全て巨大なバジェットをかけている(であろう)にも関わらず、作品の質が非常に低かった作品。ゼロ年代日本映画の衰退の象徴だと思います。

⑩は映画としては面白いのですが、個人的な理由でワースト入り。ハッキリ言ってジャズが好きな人間として言わせてもらうと、最後の演奏は非常にレベルが低い。あれで優勝なんて出来る訳が無い。演奏にプロを起用していれば好きな作品になったかも。矢口史靖は「ブラス!」を観ろ!

ホラーショー!民朗の観たまま映画批評

魔人ブウ* さん   まにあな日記
  1. 山形スクリーム
  2. 映画 クロサギ
  3. デビルマン
  4. 銀色のシーズン
  5. THE 4TH KIND フォース・カインド
  6. 日本沈没
  7. 宇宙戦争
  8. ファンタスティック・フォー:銀河の危機
  9. 憑神(つきがみ)
  10. ゲゲゲの鬼太郎

この他にもあと10本はクズ映画があったので、10じゃちょっと足りない(笑)ハッピーフライト、ハムナプトラ3、ヘルボーイ、鉄人28号、イン・ザ・プール、大いなる陰謀・・・・。

しかしまぁ、クズ映画はクズ映画で面白かったりするのだけれど。ただ、山形スクリームだけはどうにもいただけなかったので、1位で。

まにあな日記

power_medicine さん   Only here is Neverland -ここだけネバーランド-
  1. 電車男
  2. サンダーバード
  3. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!
  4. バトル・ロワイアルII~鎮魂歌(レクイエム)~
  5. ナチョ・リブレ 覆面の神様
  6. 無問題2
  7. 劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(デカ)
  8. 少年メリケンサック
  9. 椿三十郎
  10. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

1から2までは生涯ワースト映画も兼ねます。できれば今生1と2の作り手や関係者と遭遇したくない。挨拶が終われば途端に殺してしまいかねないでしょうから。
 あとゼロ年代で日本映画の価値を最も貶めた原因は亀山千広プロデューサーだろうと思います。山本又一郎のプロデュースでもここまで酷くない。

1.サブカルネタもオタクのキャラクター造詣もなめきったお粗末な脚本(金子ありさ)に個人製作の映像としても失格な映像演出。流行の要素を詰め込めば客は金を落とすという低俗な意志のもとに作られた、エンターテイメントと呼ぶのも憚られる最悪のゴミ。

2.OPで高まった期待を悉く裏切られ、客が見たいと望むところ(発射シーンやメンバーの救助活動)は見せず、スパイキッズ超劣化版のごとし映像が繰り広げられる、サンダーバードとは名ばかりの資源ゴミです。

3、プロットもキャラクター造詣も魅力が全くなし。既存キャラにスポットを当ててのストーリーテリングも『ブタのヒヅメ大作戦』に遠く及ばない。『戦国』以降クレしん映画を劇場で見るのはやめてしまったので、たまたまながらテレビでみたものではありますが、こんなお粗末なシリーズ映画に成り下がってしまったことが悔しすぎます。

4.深作欣二が撮りたかった戦争映画のはこんな擬似プライベートライアンではないはずだと思うんですよ。あとテロリストのイメージ=ビル倒壊という演出は自分の逆鱗に触れました。いくらなんでも稚拙すぎる。

5と8は期待してた反動です。
6はぶっちゃけ小林少女より酷い(て、岡村隆史つながってる…)。
7で堤幸彦はもう映画を取る意志がないのだといやがおうにも認知しました。
9はラストまでは普通におもしろかったのですが、そのラストで、時代劇で“やってはいけない演出”をやっていると強く思うのでワーストに。
10はもう単純に見ていて情けなくなったので。

選考基準はネタにすらならないものであるか、でした。

Only here is Neverland -ここだけネバーランド-

わくわくフェア さん   わくわくフェア学園白書
  1. PARTY7
  2. フィースト3/最終決戦
  3. ミッション・トゥ・マーズ
  4. 少林少女
  5. フォーガットン
  6. 私の頭の中の消しゴム
  7. 恋空
  8. 舞妓Haaaan!!!
  9. 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
  10. キューティー・ハニー

小心者なので地雷臭漂うものは避けてしまうところがあるし、参加を迷いましたが、自分にけじめをつけるためにも投票します。よろしくお願いします。やってみたら選出はベスト10を決めるより悩んでしまいました。
(1)は渋谷の初日に行ったら混みすぎていて、劇場からサブトンを渡され、通路に体育座りになって鑑賞したのだけど、ただでさえつらい鑑賞態勢に追い打ちをかけるようなひどい出来で本当に泣きたくなった。しかも初デートでその子とはそれ以来二度と合う事もなかった暗い思い出も込みでワースト1に選びました。すいません。おちゃらけたラストは本当に脱力した。
(2)は『映画秘宝』で高橋ヨシキさんが褒めていたのだけど、ピカチュウよりひどい目くらまし攻撃など、明らかに客に対する悪意満載で気分が悪くなった。ちなみに2も酷いです。
(4)(7)(8)(10)は主演女性の扱いがひどく、ヒロイン迫害事件として起訴されてももおかしくない。
(3)(5)は人間を退行させる危険映画。どうしてこれが作られ、宣伝され、公開されるのか不思議におもう。(6)行き過ぎたお涙頂戴という作為は有害だとおもった。本作はその代表作だとおもう。(9)は00年代、ついに良作すら出せなかった期待のクドカンにガッカリ賞として。
くだらない映画は大好きですが、くだらないことで笑わせるのにはやはり才能がいるのだ。

わくわくフェア学園白書

ぶがく さん   武ろぐ
  1. トランスフォーマー
  2. ブラウン・バニー
  3. ベクシル 2077 日本鎖国
  4. ロスト・イン・トランスレーション
  5. ハンニバル
  6. 少年メリケンサック
  7. 少林少女
  8. 恋愛寫眞〈レンアイシャシン〉
  9. ナイスの森 ~The First Contact~
  10. 遠くの空に消えた

トランスフォーマー
日本男子には感動的ですらある変形シーンの見事な映像化にも関わらず、陳腐なラブストーリーを絡めしかもそれがちぐはぐで2本の映画をザッピングして観ているかのよう。
2時間半もいらない。半分以上カットで傑作!

ブラウン・バニー
ドグマ95の履き違え。ああいう表現はしてはいけないとか思わないしむしろ挑戦はいいが、出来がろくでもないと思う。

ベクシル 2077 日本鎖国
スタッフが真剣さが伝わってくればくるほど残念。この手の作品で「ダサい」というのが決定的に駄目。

ロスト・イン・トランスレーション
描こうとしている切なさが全然ピンと来ないのは東京在住だからか?

ハンニバル
せっかくの「悪趣味」もイマイチ。レクターを安売り。

少年メリケンサック
「悪ふざけ」が空回り。中途半端。

少林少女
柴崎コウの真剣さが伝わってくればくるほど残念

恋愛寫眞〈レンアイシャシン〉
見所は小池栄子のみ。

ナイスの森
全体的に酷い。まあそういう映画を撮りたかったのだろうけど。池脇千鶴らが出る下りは爆笑したがいずれにしてもワーストに入れるべき作品かと。

遠くの空に消えた
大後寿々花が出ているからと期待したが話の薄さ、作りの中途半端さにがっかり(寿々花ちゃんは良かった)

武ろぐ

罪山罰太郎 さん   俺の邪悪なメモ
  1. ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
  2. 笑う大天使(ミカエル)
  3. どろろ
  4. 映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝
  5. バトルフィールド・アース

以前、自分のブログのエントリで書いたワースト5本です。『ブラック会社』を1位にしてるのはクオリティだけじゃなく内容でも「ゼロ年代・日本」の悲惨さを表してるから。
やっぱり「ゼロ年代後半の日本映画・原作あり」にひどいのが多い気がします。『20世紀少年』や『デビルマン』もひどかった。
しかもこの傾向が変わる気配が全くないので、10年代(テン年代?)前半も、悲惨なことになりそう。
その方がブログにネタには困らないんですけどね!

俺の邪悪なメモ

ホの字 さん   そういうものです

題がスパイバウンドだったかどうか覚えてないんですが、ベルッチとカソビッツの犯罪者モノを当時テレビでやたら宣伝しまくってて、どんな大作アクションなのかとみにいったら盛り上がりがどこにもないすっげえ地味ーなビデオスルーで十分な話で金かえせと思った。結論:テレCMしまくる映画は十中八九クソ。
あと2作はドキュメンタリーを騙った特定団体の宣伝映像なので。映画興行という形態のもつ「みてみるまでのお楽しみ」的なしくみを平然と利用したことに腹が立つ。べつにカルトの宣伝映画でもそこらの映画館でかかってたっていいですけど、被写体にとって都合のいいことだらけな映像はぜんぜんドキュメンタリーじゃない。広告です。まーでも服飾業界自体が宣伝と渾然一体なものだし、ターゲットにしてる客もセレブ世界に目がくらんだ宣伝と作品の見分けのつかない連中ばっかだからちょうどいいのかもしれない。部外者からみるとカルト団体の説教映画にしかみえないって話です。

ハナからうんことわかってるセガール映画とかドラゴンものとかは上記のような背後の黒いなにかがないぶんかわいらしいものです。

そういうものです

しっぽのさき○ さん   言いたいことも言えないこんな世の中じゃ毒
  1. 僕は妹に恋をする
  2. アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
  3. しんぼる
  4. バベル
  5. ライラの冒険 黄金の羅針盤
  6. アイ・アム・レジェンド
  7. 世界の中心で、愛をさけぶ
  8. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
  9. ゲド戦記
  10. パッション

①は寝つきの悪い方にオススメです。

④は菊地凛子の弾けっぷりにドン引きです。

②、⑩はキリスト教の映画なんで意味不明でした。特に②はキリストがキムタクだったのでよけいに意味不明でした。

③は松本教の映画なんでさらに意味不明でした。

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ毒

ユウ・シゲン さん   つぶやきばblog

「明らかに地雷な映画」は見に行かないので、「ベスト」を選ぶよりも苦労しました。

つぶやきばblog

縛りやトーマス さん   縛りやトーマスの斜陽産業
  1. デビルマン
  2. 最終兵器彼女
  3. おっぱいバレー
  4. 恋空
  5. 群青 愛が沈んだ海の色
  6. バトルフィールド・アース
  7. 鉄人28号
  8. 少林少女
  9. ピョコタン・プロファイル
  10. ファイナルファンタジー

「つまらない」だけならただの「つまらない映画」ですけど、ここに選んだのは「つまらない上に腹が立つ、許せない映画」たちです。
1と7は元になる原作やアニメがありながらまったく別のものが出来上がってしまったことに製作側は誰も疑問に思わなかったのだろうか。
あと個人的な思想なんですが、邦画ではどうして女優の裸を貴重品のように扱うのでしょうか。海外映画で予期せぬ場面で女優が(有名、無名問わず)当たり前のように脱いでるのを見るといつも疑問です。大した裸でも(さらに大した映画でも)ないくせに何をもったいぶっているのかと。2、3、4、5!なぜ裸を見せない!!
3はタイトルがおっぱいなのにおっぱいを見せないなんて、おっぱいおっぱい詐欺だとしか思えない。
6よりバカな洋画をこれ以降見たことない。
8、カンフーとチャウ・シンチーを貶めた罪、万死に値す。
舞台挨拶でお客さんが集まってくれたことに泣いてしまうほど純朴そうな木嶋のりこちゃんを9みたいなゴミクズ映画に主演させたスタッフは全員割腹!
10みたいな映画を生み出したバブルというのはいったいなんだったんでしょうね・・・

縛りやトーマスの斜陽産業

トゥデイ さん   トゥデイのブログ
  1. マスク2
  2. L change the WorLd
  3. 名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)

マスク2
友人たちと見に行って終了後ほとんど話をしなかった。精子の場面空気が凍ったよ。

L
ひたすらナンチャンがアレ。デスノート本編は良かったのに。

コナン
シリーズワースト。何がしたいのか全く謎。ラストもスピルバーグの映画のパクリだし。

トゥデイのブログ

junpa1 さん   CANDLE OF THE DEAD
  1. アバター
  2. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
  3. 青い鳥
  4. 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛
  5. ラースと、その彼女
  6. ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
  7. 落下の王国
  8. 誰も守ってくれない
  9. フィースト2/怪物復活
  10. フィースト3/最終決戦

ダメな映画にはいろんなダメさのジャンル分けができると思いますが、とにかくイラついたり頭にきたものを選びました。
ひとりよがり、やたら空気を読む、だめな選択をしても全然大丈夫を推奨する映画が嫌いです。
エヴァには「他人が怖い人間を補完する」という最終目的があるのに『ヱヴァ:破』では子供達がしっかり自分の気持ちを他人に伝えている描写にがっくりさせられました。多分次作では人類補完計画が必要なかったことに気づき、ただの恋愛映画になるんだと思います。

CANDLE OF THE DEAD

ミハイル暁 さん   「暁に、死す!!」PBM修羅道日記・出張版
  1. デビルマン
  2. L change the WorLd
  3. DRAGONBALL EVOLUTION
  4. 僕の初恋をキミに捧ぐ
  5. バトルフィールド・アース

「デビルマン」は文句なしの1位。
ツッコミどころをなくせば、映画自体が成り立たなくなる、ある意味、奇跡のような映画。馬鹿を言い合える友達と酒盛りしつつ、ツッコミ入れながら観るのが正しい鑑賞法。

2位「L change the WorLd」は「デスノート」のスピンオフ映画なのだけど、製作者側の「こんなLが観たかった」がことごとく、観客側の「こんなLは観たくなかった」になっている勘違い映画。
あとナンちゃんがFBI局員というキャスティングが素晴らしすぎる。

3位「DRAGONBALL EVOLUTION」は原作者も見捨てたというステキ映画。
一言で言うと、駄目映画。二言で言うと、駄目の駄目駄目映画。全編、ツッコミと失笑だらけ。
ところでこの映画、全三部作の予定だったけど、結局どーなったのかな(笑)。

4位「僕の初恋をキミに捧ぐ」は、映画館でトラック召喚魔法(としか思えない交通事故)シーンでたまらず吹き出したら、隣の女性に睨まれました。えー。
あと、臓器の提供を止めようとしてる家族に対して土下座して臓器をねだるという、恥知らずなことを臆面もなくやってのけるのは、グッド度胸だと思います。

5位「バトルフィールド・アース」はジョン・トラヴォルタの宗教宣伝映画。
宗教絡むとネタな映画にしかならないという、いい見本。

「暁に、死す!!」PBM修羅道日記・出張版

編集子 さん   まどぎわ通信
  1. デビルマン
  2. 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿
  3. 恋愛寫眞〈レンアイシャシン〉
  4. 大日本人
  5. 伝染歌
  6. UDON
  7. HAZARD
  8. 着信アリ2
  9. 蒼き狼 地果て海尽きるまで
  10. ブレアウィッチ2

・ゼロ年代ワーストのデファクトスタンダードは「デビルマン」でしょう.・ゼロ年代は劇場がTVに汚染された時代でしたが,その安易さを象徴させる意味で「米沢守」を敢えて2位に.他は最低限「劇場版」のふりはしていました…・TV演出家や素人芸人の監督業進出の代表で堤幸彦と松本人志の2作を.・企画もの代表で2作を.・邦画のNY舞台に良作なしで「HAZARD」.・Jホラー終焉は「着信アリ2」で,・ゼロ年代後半は奇跡の復活を遂げた角川春樹の凋落も印象的で,その転換点となった「蒼き狼」を.・続編ものに良作なし.1作ぐらい洋画をということで「ブレア2」.

まどぎわ通信

Vespa さん   赤蜂堂
  1. CASSHERN
  2. ゲド戦記
  3. 涙そうそう
  4. 戦国自衛隊1549
  5. マトリックス レボリューションズ

チキンなので少なめです。①ただのクソ長いミュージックビデオを見せられていたことに気づいて激怒。②中盤の歌のシーンで暴れたくなりました。③ラスト直前のシーン「やったー!!」と歓声をあげそうに・・・いや、あげました。カタルシスとはあのことだ。④兵器のシーンはかっこいいのに・・・。⑤こんなものを楽しみにしてたのかと思うと、しみじみと悲しくなりました。

赤蜂堂

活性死者 さん   活死人地帯
  1. 空気人形
  2. ブレイド3
  3. ウルトラヴァイオレット

下を見ると切りがないので期待を裏切られた作品を3つ。

活死人地帯

vanpert さん   LABORATORY time acid no cry air
  1. 光の六つのしるし
  2. 力道山
  3. 大日本人
  4. しんぼる
  5. 昭和歌謡大全集

1位はダントツで「光の六つのしるし」。(DVDでは「ザ・シーカー 光の六つのしるし」)ゼロ年代ファンタジー映画ブームの黒歴史。全国で上映館が10館しかなかった。(最初は首都圏3館のみ)平凡な少年が偶然に力(「光」の末裔という設定だったはず)を得て、世界を支配しようとする「闇」と戦うなかで成長していく物語。だが、100分で少年の生い立ち~力が芽生える~「闇」に対抗するための「しるし」(武器・アイテムみたいなイメージ)が6個みんな見つかる~「ボク頑張る!」~ENDなので、せっかちなうえにせわしないし、「その後がキモじゃないのか?!」と言いたくなる。原作は全4巻で、長くずっと読み継がれている名作。いろいろ残念すぎる。
2位は、ソル・ギョングの日本語が…(笑)練習したとは思うんだけど、カタコトのセリフは面白いので笑いを堪えるのに困った。びっくりするぐらい何も内容を覚えていない映画。
3位、4位は「劇場でやってくれなくても」と思う。DVDやスカパー、深夜でやったりするんじゃ満足できなかったんだろうか。
5位はなんだかあちこち中途半端。戦争するなら真面目に。そして挿入される歌がみな「昭和歌謡」って感じじゃなかった。原作にものすごくとんでもなく果てしなくブサイクに描かれる女が出てくるんだけど、その役には市川実和子がキャスティングされてた。ちょっと納得した。

LABORATORY time acid no cry air

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