破壊屋

サマーソニック07

サマソニ07一日目

サマソニ

!!


サマソニ

ポールさん、勘弁してくださいっスよ!


サマソニ

いやぁ、マスク取られちゃうぅ。

って本物のKISSではなくて、トリビュートバンドのMAKIN' LOVEの皆さんです。


今年もサマソニ行ってきました。
サマソニの会場は右左でブロック分けされているんだけど、友人達とチケットの右左ブロックが揃わない。そういうときはいつも会場周辺でチケットの右左を交換してもらっている。今年はこの画像を作って掲げていたらすぐに交換してくれた。

サマソニサマソニ


サマソニ一日目はファーギー、グウェン、アヴリル、木村カエラ、にしおかすみこというロッククイーン達の共演だった。にしおかすみこのみ本物のクイーンだ。にしおかすみことオーディエンスたちとの間で行われた「このブタ野郎!」コール&レスポンスは圧巻。


テキトーにライブを見たり、砂浜へ行って青春ごっこして遊んだりするうちに、B'zが登場。B'zの出演が決まった時は、サマソニ関連の掲示板はどこも思いっきり荒れていたし、ブーイングもあるかと思ってた。実際スタジアムの反応は微妙だったが、『Ultra Soul』の時のみスタジアムが一体となっていた。

あとはダイナソーJrとグウェン・ステファニーを楽しんで、お目当てのアヴリルだが、アヴリルが思いっきり期待外れ。途中退出してシュガーレイに行った。シュガーレイはかなり良かった。

そしてトリのブラック・アイド・ピーズが最高!今回のベストアクト。これぞまさにエンターテイメント・ショー。このジャンルに興味がない人でも自信を持ってオススメできる。

一日目のテーマは「女性」で、トリがブラック・アイド・ピーズということもあって、女性観客たちのファッションも楽しめた。
でも二日目はモーターヘッドにスイサイダル・テンデンシーズ。お洒落な要素は微塵もない。

サマソニ07二日目

二日目はハドーケン!(イギリスのロックバンド、元ネタはもちろんストⅡ)を観て、スタジアムで友人たちと合流。
赤のスパイダーマンスーツの上に黒のスパイダーマンスーツを着込んで、黒だけ脱ぐというパフォーマンスを決行。赤のスパイダーマンスーツはマスクのみバラ売りのヤツを買って、呼吸する穴だけ開けておいた。猛暑のスタジアムでフルマスクを2重で被ると5分も持ちません。


そしてスイサイダル・テンデンシーズ(凶悪パンク)⇒シンディ・ローパー(マドンナと人気を二分した80年代を代表するアイドル)⇒モーターヘッド(凶悪ロック)というジャンルを超越したライブを消化。
どーでもいいけどさ、少年少女に大人気パンクバンドのグッド・シャーロットがキャンセルして、代わりにスイサイダル・テンデンシーズを呼ぶというのはどういうことかね?もちろん僕はスイサイダルのほうが嬉しいけど、みんなそれで納得しているのかね?(わかりやすく例えると、倖田來未がキャンセルしたらWinkを呼ぶようなもんです)

スイサイダル・テンデンシーズは、全盛期を過ぎた超一流プロレスラーの試合みたいな感じで最高。

シンディ・ローパーは会場がギュウギュウ詰めになる程の大人気!『タイム・アフター・タイム』『グーニーズはグッドイナフ』が生で聴けた。シンディ・ローパーは時折パンチラを見せてくれて非常にかわいいが、アヴリルを無視しておきながらシンディ・ローパー53歳のパンチラ見て喜んでいる僕は何なんだ。

モーターヘッドの鑑賞中に凄い眠気に襲われる。モーターヘッドは最後のほうに名曲『エース・オブ・スペーズ』をやると知っているので、「エース・オブ・スペーズのイントロが流れたら俺は絶対に起きる自身がある!」と思い寝た。そしたらエース・オブ・スペーズのイントロでちゃんと起きれた。


シンディ・ローパー、ガチャピン、DMCのクラウザー、モーターヘッドのレミー・キルミスターなど短時間の間に次々と超有名人たちを生で拝んだので、頭が混乱してくる。

次はマキシマム・ザ・ホルモン。ホルモンも凄い人気で会場はやはりギュウギュウ詰め。ホルモンの次は土屋アンナだったんだけど、ホルモンの女性メンバーのナオが「(土屋アンナの正体は私だから)早くライブを終わらせて化粧して土屋アンナにならなきゃ!」と言い張っていたのがウケた。僕はホルモンのライブはで最初から最後までスパイダーマンの格好していた。


二日目のトリはオフスプリングにした。
オフスプリングのライブを途中で抜けたら、外では花火が打ち上げられていた!何てラッキー。さらに歩くとペット・ショップ・ボーイズが『ゴーウエスト』(聞いたことが無い人はいないくらいの超名曲)をやっていた!超ラッキー。


サマソニが終わったところで、仲間内で全員集合。各々が観て来たライブについて語り合って今年のメインイベントは終了。
サマソニ サマソニ


オフスプリングを待っている時に、刺青入れたチンピラがブチ切れて見ず知らずの女性に暴力を振るっていた(理由わからず)。そのチンピラは女性にビールをかけたり、首根っこを掴んで振り回していた。僕は慌てて飛び出してチンピラを止めたが、チンピラはまだ怒っている。オフスプリングの『Da Hui』という曲で「地元のサーファーにはかかわるな!いじめられるからな!」という歌詞とPVがあったが、同じ状況だ。さあこの後僕はどーなるんだろー?どーしよーと思ったが、学校の教師やっている友人や、その場にいた人たちが次々と立ち上がってチンピラを止めてくれたので、事なきを得た。感謝感謝。ちなみに真っ先に止めに入った僕は、上着だけブラックスパイダーマンだった。だから友人は「スパイダーマンがヒーローだということが証明された」と言っていた。僕もこの時はブラックじゃなくてノーマルタイプのスーツを着ているべきだったな。


その後ビールかけられた女性にティッシュを渡そうとして、ポケットからティッシュを出そうとしたんだけど、ポケットの中にはスパイダーマンマスクやグローブやらスパイダーマングッズだらけなので、そればっかりが出てきてティッシュが中々出てこない。これは相当恥ずかしかった。その情けない姿は「映画版でパニクっているドラえもん」と友人に評された。


チンピラはどっかへ消えたが、もしここを読んでいるのなら、反省するか、豆腐の角にヘドバンかましてなさい。理由が何であれ女性に暴力振るっていたアンタは、あの時立ち上がった洋楽オタク系のうちら&暴力振るわれても逃げなかった女性よりも遥かにカッコ悪かったぞ。それと暴力振るわれていた女性もかなりかわいかったので、ここ読んでいるのならメールください(チンピラを止めきれる自信が無かったので、その場から逃げるように言ってしまったため、それっきり。)

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