タランティーノ映画のださくて恥ずかしいドヤ顔引用と映画好きについての演説シーンにカチンとし。
相変わらずビタ一文、笑えないコメディ。気取ってるくせに殆ど空振りしている映画。
ただラストだけは良かったです。
あ、意外と批評家や映画ファンからの批判を気にしてたんスね品川カントクw
見るの忘れてた。
ポスターを見てわざわざ小杉を使う意味は?と思っていたら監督が品川さんと知り納得
今年の東京国際映画祭の審査員になぜ大した映画作っていない品川が選ばれたのか疑問でした。あ、この映画は見てないです。
予告での藤原がドヤ顔でジェイソン・ボーン兄貴を語る場面でスゲェムカッと来た
ゲェー 藤原主演・・・しかも品川ヒロシ監督という最悪のコンビネーション!いったいどうなってしまうのか!(しかし、もう藤原って竹中直人枠だよね、意図は汲み取っていただけるとありがたい)
しかし、本当にそこまでひどいのか?それを確認するべく、実際に鑑賞することになったのだが・・・。
原作がタランティーノリスペクトである、ということをまず踏まえていただきたい
わけです。決して監督にそういう要素が微塵も・・・微塵もあったらこういうのは出来ねえよ!
たぶんね、タランティーノの映画で出てくる会話シーンみたいなことを
やりたかったのだと思うよ。思う、というのは確信が無いから。自信がなくなってくるので・・・。
例えば「イングロリアス・バスターズ」での会話劇の面白さというのは、
ハンス・ランダ大佐の圧倒的存在感などによって成り立っていたりだとか、
逆に「デス・プルーフ」では本当に趣味の会話を丸出しでつまらなかったけれど
最後のカーチェイスとスカッとするエンディングでなんとなく許せてしまう、
そういう力量が無いと非常に難しいと思うのですよね。
品川ヒロシという人にはそういう力量が一切無い。
ナレーションで今あることを全て説明しているし、会話はつまらないし、
映画ネタはそもそも不快でしかない(これは原作もそういう節はあったかもしれないが)、
行動があまりにもアホすぎて頭を抱えたくなる、俳優陣の
「演技をしているんですよ~~~!」感など・・・言いたいことは「騙し合いをする」
ことと「人を舐めきっていること」は全く違うということなんだよ!
タランティーノ好きと言えば秘宝ファンは振り向いてくれると思ったら大間違いだったね…
映画は作品なんだ!
金を払ってまで品川の映画論を聞きたいわけじゃない!!
高座で客を説教して許されるのは立川談志だけだ。身の程知らずめ。
吉本は芸人に映画を製作させないでくれ
「タランティーノが好き」というより、品川に「タランティーノが好きなオレどうよ?」と終始言われているような気がするのに加え、映画好きに対する上から目線の説教に心底ムカついた映画。なのでアメトーク年末スペシャルでの品川に対する小籔千豊の罵倒で大変溜飲が下がりました。
自作映画の中で映画愛について語りたかったら、顔を洗って『キネマの天地』を観てから出直してこい、と言いたい。
「この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞(誰映画)」とは、その年に公開された映画から存在に疑問を感じるような映画に投票するイベントです。
この企画は移転を繰り返したため、結果レポートは各サイトに置いてあります。