今年前半はあまりにも傑作が多すぎたのですが、いざ選ぶとかなりスタンダードな結果になりました。1は伝記映画としてもラブストーリーとしても素晴らしい。2はあらゆる二元論を突破するカタルシスがある。3はダニー・ボイルの集大成に思える。4はひたすらジージャーに畏怖を覚えた。5はひたすらロークに畏怖を覚えた。さあ、下半期も期待できそうです。
はじめまして。自分は学生なのでお金があまりなく、しかも住んでいる所が田舎なので映画館で見る作品が限られてしまいました。なので選んだ作品が随分中途半端になってしまいましたorz。しかしグラン・トリノのような100点満点の名作を映画館で見れて幸せでした。00年代のランキングも楽しそうですね。是非やってください。
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミーはオタク心をくすぐる映像と脚本がたまらない!ギレルモ・デルトロが考えた「あったらいいな」の世界がこの映画だ!
グラン・トリノも非常に良い映画だったが、個人的には画面から生と死のパワーがめちゃ感じられたスラムドッグ$ミリオネアをベスト1にした。それにしても今年も洋画に関しては豊作で本当に嬉しい。
ダメオヤジが最終的に誰よりもかっこいい『チェイサー』。
想像力の欠片もいらない、犯罪者の人権無視映画『パニッシャー:ウォーゾーン』。
愛があるのであれば新興宗教に殴りこめ!『愛のむきだし』。
これらの作品は素直に楽しめました。『レスラー』もちゃんと公開してくれよ。『ルーキーズ』なんて打ち切っていいから。
上位3作はみんなも上位に挙げているだろうからあえてコメントしません。4位:「ライフ・イズ・ミラクル」が今一つだったのであまり期待しないで行ったら面白かった。常連俳優ミキ・マノイロヴィッチの相変わらずの怪演が最高。5位:監督・主演のナディーン・ラバキーはレバノンのペネロペ・クルスか。ラバキー以外の女性キャラがプロの俳優ではないと知ってびっくり。次点は「シリアの花嫁」「スラムドッグ・ミリオネア」。
レスラーとグラン・トリノ。
甲乙つけ難いですが「希望に向かってジャンプ」でお馴染みのあのシーンが頭一つ抜けていましたので、「レスラー」を個人的1位にさせていただきます。
3位は男のしょーもなさを、
4位は女の切なさを
上手に描いてあったのでそれぞれランクイン。
「寝取られ~」のようなコメディを作れる人材が日本にも出てこないものかと思います。
「グラン・トリノ」のシットコム的制約からの解放のラストにシネコンで昇天。「オカルト」は観なくても面白い。「レスラー」はCMを拡大しただけのものであっても映画は素晴らしい。TVの宣伝の無力さを実感。「ヤッターマン」は三池崇史の確かな手腕に感動。「剱岳」は結局フジテレビと東映の映画に落ち着いていたので落胆。メイキングを映画として公開すべき。
「ヘルボーイ」も「愛のむきだし」も切実な愛を求める人々の物語で大変感動いたしました。それでいてエロ・グロ・ギャグ・アクションといった娯楽の基本を忘れていない点も大変素晴らしいです。煮詰まった男の暴走が素敵な「オカルト」もやはり切実な物語で涙なしでは観れません。やっぱり「本気」で世界と戦っている人の物語だけが人間を感動させられる。しかし、バタバタ人が死ぬ映画ばかり選んでしまったな...。
エヴァは2年もファンを待たせるだけはある。庵野秀明、恐ろしい子!
劇場グレン完結編は素晴らしいファンムービーになりました。テレビ版から追っかけてた人は涙ちょちょぎれるんじゃないでせうか。
ウォッチメンはロールシャッハがカッチョ良かったです。ダークナイトほどほとばしる何かを感じたわけではないですが、わりと楽しめました。
今年はイーストウッド崇拝の年になりそうです。
『グラン・トリノ』は生涯ベストの一本。
次点は『レスラー』『チェイサー』『ダウト』など。
『ターミネーター4』も悪くなかった。
邦画では『ポチの告白』がかなりの力作。
『ザ・バンク』『ミルク』『チョコレート・ファイター』を見逃したのは痛い!今年は本当に豊作で困っちゃうぐらいです。
次点で「バッドバイオロジー狂った性器ども」「精神」「レスラー」です。
あえて入れなかった「グラン・トリノ」は本当に傑作で最高の映画でしたが、自分に正直にニヤニヤしてしまった順でいくと、どうしてもボンクラ映画が上位に。
「ウェディング・ベルを鳴らせ!」「クローズZEROⅡ」も楽しかったです。
上半期は豊作でしたね。
とにかく濃密な上半期のラインナップでした。
特に泣きたくて足を運んだわけではないのですが、魂がふるえる作品により感極まる事多数…
幸せです。
画面を見て興奮を覚えるなんてのも実は久しぶりの経験。昨年のダークナイト以来です。
上半期の興行収益ランキングには入りそうにもない作品ばかりですが、世間の皆様は何を見に行ってるのでしょうか?
管理人コメント
『ROOKIES』と『マンマミーア!』だろうね…