実写邦画の上位10本です。
順位 | 作品名 | 監督 | 得点 |
---|---|---|---|
1位 | 愛のむきだし | 園子温 | 182.5 |
2位 | 下妻物語 | 中島哲也 | 147.5 |
3位 | それでもボクはやってない | 周防正行 | 71.5 |
4位 | バトル・ロワイアル | 深作欣二 | 58.5 |
5位 | ぐるりのこと。 | 橋口亮輔 | 49 |
6位 | ゆれる | 西川美和 | 47.5 |
7位 | パッチギ! | 井筒和幸 | 47 |
8位 | 嫌われ松子の一生 | 中島哲也 | 41 |
9位 | フラガール | 李相日 | 35 |
10位 | リリイ・シュシュのすべて | 岩井俊二 | 34 |
まさに掃き溜めの中の鶴たち!邦画バブルの結果、膨大な駄作邦画が量産されたが、傑作が無かったわけではない。このベスト10に入らなかった邦画にも良作はいっぱいある。もっと日本映画を専門に扱っているサイトかブログでゼロ年代の邦画ベストをやったら、きっと面白い結果になる。
ゼロ年代に登場した映画監督として中島哲也、西川美和がランクインしているが、山下敦弘作品が入らなかったのは残念だ。
ベテランでは亡くなってしまった深作欣二の名前があるのが嬉しい。
国会でも問題になった『バトル・ロワイアル』、嫌韓の猛反発の中で公開された『パッチギ!』、裁判と冤罪に注目した『それでもボクはやってない』など時代を象徴する映画がランクインしている。
ゼロ年代は時代劇がたくさん作られて高い評価を受けたんだけど、ここではあまり評価されていない。時代劇TOP3は『座頭市(165位)』『壬生義士伝(184位)』『たそがれ清兵衛(268位)』。そしてゼロ年代後半になると時代劇の質は下がってしまった。