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メキシコ

メキシコにも行った。ラスベガスでギャンブル失敗→銃を購入→そこらへんのお店で強盗→メキシコへ逃亡。というのが一般的なアメリカのクズ人間の転落人生だ(違う)。


これがメキシコ国境。数多くの映画で描いていたように出国は本当に簡単だ。パスポート見せてここを通るだけ。


右側の鉄格子の向こうにるのは捕まった人たち。アメリカからの強制退去だろうか。次は頑張れよな。
二人一組で手錠で繋がっている。『BABEL』のあいつ(ガエル・ガルシア・ベルナル)もいないかな?
この写真は狙って撮ったわけではなくて、他の写真の背景だ。国境付近では当たり前の光景なのだ。


こちらは狙って撮ったのだが上手くいかなかった。扉の向こうで捕まった人たちが公衆電話に列をなして電話かけている。
「カアちゃんゴメン、俺アメリカでビックになれなかったよ」
「いいさよ。早くオカアに顔を見せてくれ。ボタ餅作って待っとるよ」
という会話が心に聞こえてきた。


メキシコは物価・薬品が安い。アメリカ人たちは国境を超えてメキシコに買い物にやってくる。だからエステや歯医者や薬局がそこらじゅうにある。英語のお店はアメリカ人向けのお店で、店内は清潔だ。日本人が整形手術のために韓国に行くようなもんか。
北朝鮮もこういう商売を始めればいいんだよ。「美女軍団放出→高級キャバクラ開店→大金を払えば将軍様コース!」ってやれば外国人観光客が増えるぞ。あとは北朝鮮の重要な産業であるシャブを解禁にして、「北朝鮮国内ならシャブ打ち放題!」ってオランダみたいなことやるとか。


一番多いのはアメリカ人向けの歯医者と薬局だ。『シッコ』が描いていたようにアメリカで医療を受けるのは大変だからだ。アメリカ人は車でメキシコ入国するので駐車場も多い。


店内を撮影させてもらった。日本のドラックストアよりも綺麗だ。


特にバイアグラは大人気。


メキシコで食べた料理。少しでも食事が止まるとこの料理は回収されて、減った量を追加して別の客のテーブルへ。まあ日本の高級料亭:船場吉兆もやってたことだし。


ファーストフードと同じレベルの味だが、だからこそおいしかった。このお店ではマリアッチたちのショーを見た。ロドリゲス&タランティーノの世界だ。


メキシコでもスパイダーマン。思えば遠くへ来たもんだ。


メキシコにあった駄洒落のお店。


メキシコといえば、映画『デスペラード』でタランティーノもビックリする最強に汚いトイレが出てきた。あれくらい汚いトイレが無いかと探していたらあった。一見清潔に見えるトイレだが解説しよう。このトイレは水圧が弱いのでトイレットペーパーが流れない。つまり後ろのゴミ箱は………。


出国と違ってアメリカ入国は大変厳しい。入国は写真撮影も禁止だったので撮影していない。入国には時間がかかるのでメキシコ国境付近は大渋滞だ。『ノーカントリー』のアメリカ入国方法は楽でいいなぁ。


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