何の工夫もない邦題だと思ったら「捕まえられるものなら捕まえてみな」というポリシーに対し、サラリと[
「いや、誰もお前を追っていないし」]と言う逆説的なシーンがあったのでちょっとだけ納得。
デカプーが
「パイロットになってスチュワーデスにモテまくり、医者になって看護婦と純愛、ビジネスマンになって高級娼婦とラブゲーム・・・」なんていう観客の
怒りのダイナマイトに火をつけそうなキャラを好感タップリに演じきっています。
アメリカ映画って常に父性が強く求められるけど、クリストファー・ウォーケンの場合は哀しい父性だった。上手い具合にドラマに影を落としています。