女と猫は似ていると思う。
理由1:僕が「チッチッチッ」と誘っても見向きもしない。
理由2:
僕が可愛がろうとすると嫌がる。
理由3:
僕が近づくと逃げる。
以上の3つは冗談なので本気にしないように!まあとにかく女と猫は似ている。日本人はよくそれをネコミミキャラとして表現するけど、僕はああいうのは好きになれない。だけどアメリカ人の描くネコキャラ:キャット・ウーマンは
大好き。ブラック・レザーに身を包み、セクシーな肢体をくねらせ、ムチで男をしばく!最高![
別にネコキャラじゃなくても好きですね。]
今回の「キャット・ウーマン」は
”平凡なOLが上司に殺されて、キャット・ウーマンとして蘇り復讐する”という基本部分は「バットマン」と同じなんだけど、復讐とかゴスといった要素はほとんど無い。キャット・ウーマンは自分が殺された事はド忘れして、次の日は普通に会社に出勤。ケンカして会社を辞めて、勝負服で街を闊歩するようになる。これは「バットマンシリーズ」のキャット・ウーマンというよりも、
ブリジット・ジョーンズに近い。実際キャット・ウーマンと同僚を足して2で割ると、キャラ的にブリジット・ジョーンズになる。ただブリジット・ジョーンズと大きく違うのは[
留置所から脱出出来る点(ブリジット・ジョーンズなら一生あの脱出方法は出来ない)]。
ところでこの映画にはキャット・ウーマン以外に
能力者がいない。キャット・ウーマンが戦う相手は全員悪徳会社のサラリーマン達で、しかもラスボスは
上司のおばさん。これじゃあキャット・ウーマン圧勝だよ!と思いきや、このおばさんが格闘術を身に着けているわけでもないのに、何とキャット・ウーマンと互角に戦うのだ! その理由が凄い。おばさんは[
長年の厚化粧の結果、打撃が効かないのだ!](
漫画「バキ」で出てくる最凶死刑囚によく似ている)。ってこれギャグだろ!それに[
顔以外を狙えば済む話だろ!]
オマケ1:平凡なOLがどーしてあんなキャット・スーツを持っているのか、わざわざ理由をつけるところが凄い。女の人ってレザーに限らず「凄い服買ったけど、着れない」という事があるのだろうか。
オマケ2:ハル・ベリーが二日続けて同じ服で出勤しているのは、どーかと思う。
オマケ3:キャット・ウーマンがお魚を食べにお寿司屋さんへ行くと、
カクレクマノミとナンヨウハギがいるのは最高に面白いギャグだと思いました。