2004年度の映画の感想_その他
短い文章の感想です
アイウエオ順
オーシャンズ12 ★★
前作の胆である「必要で集まった11人のプロフェッショナル」という部分が無くなり、12、3人位(正確な人数不明)が、テキトーに画面に映っているだけ
オペラ座の怪人 ★★★
面白いんだけど、「ムーラン・ルージュ」「シカゴ」と違って映画でやる意味が弱いし、舞台から映画への変換をしなきゃいけないところでもしていない。
カンフー・ハッスル ★★★★
天高く鷹舞いて
雲海より釈迦笑みし時
如来神掌炸裂し
有得無き事在りし
大統領の理髪師 ★★★
[大統領の死(圧政の終わり)が、少年の足を直す(市民が自分で立てるようになる)]という終わり方が綺麗。だからといって大統領を悪人として描かず、物語が単純にならない構図も良い。
ボーン・スプレマシー ★★★★
日本じゃイマイチ受けなかったような気がする「ボーン・アイデンティティー」の続編が大掛かりに宣伝されているのが、ちょっと意外。
僕は頭の悪い娯楽映画が大好きで、いつも娯楽映画の頭の悪さを喜んでネタにしているんだけど、本当の娯楽映画ってのは「ボーン・スプレマシー」のようにスマートさを持ち合わせているはずなんだよね。
RAY ★★★★
レイ・チャールズの伝記映画。僕は彼のことをミュージシャンとしては一般的なこと(「ブルース・ブラザーズ」出演とか)しか知らないけれど、この映画はアメリカでの評価が非常に高いので観に行った。「彼は黒人差別を乗り越えました」「彼は盲人というハンディキャップを乗り越えたのです」という安易な感動映画ではなくて、「彼は筋金入りのヘロイン中毒で、愛人ガンガン作って私生児もいる人です」という点を徹底して描き、実は[「心の盲人だったが、それを乗り越えた」]という結論に至る2時間半。
ローレライ ★★
面白かったのに・・・何だろう、この映画に乗れない気分は。