ラッキーナンバー7 A
謎の殺し屋の正体。[実は主人公]。
「顔の見えない殺し屋」が登場する映画なんだが…
「顔が見えない殺し屋」⇒「顔を観客に見せたくない」⇒「観客がその顔を知っている」⇒「ってことは殺し屋は主人公」
という思考があっさり出来てしまう。さらにその結論に辿り着くと他のトリックも連鎖的に解けてしまう。だから主人公の正体を途中でバラしているにも関わらず「バレバレの映画」と揶揄されることになってしまった。
普通のトリック映画だったら、ミスリード用のキャラを登場させて「あいつが殺し屋かもしれない!」と観客の思考を逸らすけど、それをやっていないのもバレやすい要因の1つ。