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ギャグが多いのにビックリした マイノリティ・リポート
- プリコグが見る未来のビジョンは当然”このまま何もせず時間が過ぎていった場合の未来”である。
しかしトム・クルーズの事件はビジョンがきっかけとなって発生する。これは矛盾である。
- 設定に穴の多い映画ですが、これが最大のミスです。ビジョンを見なかったらトム・クルーズはクロウを探しません、そして事件も起きません。プリコグのビジョンがきっかけとなる事件を予知してビジョンするのは矛盾です。
他にもビジョンにはアガサが写っています。しかし本来の未来ではアガサがビジョンに写るはずはありません。
- ジェット・パックはハンバーグを焼く。しかしそんな危ないものを背負っていても隊員達のズボンや靴は焼けないし、ジェット・パックに抱きついているトム・クルーズも焼けない。
- このハンバーグネタはスピルバーグのギャグなのでツッコンでも仕方ないですが。
- 目医者と看護婦はロシア人という設定だが、スウェーデン語を喋っている。
- ちなみに演じるピーター・ストーメアはスウェーデン人です。
- 未来社会は至る所で網膜スキャンが行われる高度な管理社会となっている。
- だったらトム・クルーズの息子が公共の場所で誘拐されるのは不自然なのですが。
- 未来社会は高度な管理社会となっている。しかしトム・クルーズは逃走中にクレジットカードを使う。
- 現代だったら闇医者は現金というのが常識ですね。
- クライマックスのホテルでは、トム・クルーズはフロントに置いた銃を拾わない。しかし銃はそのあとにも出てくる。
- ちなみにフロントにいた男はトム・クルーズの親戚です。
- 妻の家の庭には三輪車が置いてある。
- ・・・奥さん怪しくないっすか?
- プリコグがいるタンクの排水口は人間二人が通れる位の大きさである。
- 排水口がデカすぎます。もしプリコグが拘束されていない状態で、排水したらプリコグは下水に流されちゃいます。
- トム・クルーズは博士の屋敷に行く。その屋敷には「立ち入り禁止」と観客に向かって書いてある。
- 観客じゃなくてトム・クルーズに向かってでしょう!
- 犯罪予防局はプリコグが予知した犯罪の地区を決め付けている。
- 君らも予知能力を持っているの?
- トム・クルーズは犯罪者となる。しかし彼(の眼球)は警察内部はおろかいくつかの機密施設にまで侵入できる。
- 管理社会のわりにはセキュリティが甘い。
- 生きている眼球と死んでいる眼球の判定は容易である。
- 劇中のように区別してないのなら、似たような犯罪が多いのでは?
- 最高の能力を持つアガサ。後半、彼女は化粧している。
- タクシーの中で既に化粧していますよ。
- 映画の舞台は2054年。しかしトム・クルーズの同僚の金髪は、腕にポリオワクチンの跡がある。
- ポリオワクチンは1970年代に終わったので彼は90歳近くでしょう。
- トム・クルーズは自分が36時間以内に、自分の銃で殺人を犯すことを知る。そしてトム・クルーズは36時間以内にその事実を突き止めようとする。
- 自分の銃を捨てて36時間寝てから調査しなさい!
- 米国の犯罪発生率を考えると、”未来世界に殺人は無い”という設定には無理がある。
- 最悪の犯罪大国アメリカ、殺人だけで年間15000件以上、一日400件以上起きています。予知だけで0件に抑えられるとは思えません。(まだ全国展開していないのはわかっています。)
- 移植元の目がどこから来るか説明が無い。
- 死んだ人からの移植だった場合、死亡記録があるはずです。ということはアメリカ国籍をきちんと持っていてかつ、自ら進んで盲人になった人がいるわけですね。数千ドル未満で。(しかも盲人の記録も取らないのはおかしい)
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