美女と野獣(ディズニー版)
破壊屋的には「美女が野獣」のほうが良い
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ガストンが酒を暖炉に投げ込むと火が燃え盛る。しかしその酒はビールである。
随分と強いビールですね。
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ベルが初めて野獣の城の部屋にいるシーン。ベルはチップの紅茶を飲むが、この紅茶が消えたり現れたりする。
これもチップのイタズラかな。
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ガストンがベルにプロポーズする際に、ガストンは鏡の前を通って鏡にその反射が写る。しかしベルは写らない。
ああやっぱりベルって魔女なのね。
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オープニングでベルは本を返しに行くが、この本は色がコロコロ変わる。
色指定が・・・
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みんながガストンを讃える歌を歌い終わる頃、まずガストンの椅子の下には相棒がいたはずだが熊の敷物に変わる。さらにガストンが椅子から立ち上がる瞬間、椅子も敷物も消える。
オオポカですね。ってガンドレスよりはマシか。
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ガストンに惚れている三人娘。ガストンを讃える歌の1シーンで、オレンジの娘とグリーンの娘のデザインが入れ替わる。
髪型が変わるのでわかります。
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ベルと野獣の食事のシーン。野獣の顔に付いている食事の汚れが消えたり現れたりする。
この映画ってこの手のミスが多いのですが、製作中に何かあったのでしょうか?
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クライマックス直前、ベルとガストンの鏡のやり取りのシーン。ここではベルの白い前掛けが消えたり現れたりする。
鏡に写る野獣にウットリしていたら、ガストンでなくとも止めようとすると思う。
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クライマックス、野獣に矢が刺さるが途中から消える。
屋根から転げ落ちた後に消えていたらミスじゃなかったのに。
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野獣の城の戦争シーン。村人は犬を部屋に追い詰める際にナイフを投げて、その内三本が左の扉に命中する。しかし次のシーンでは右の扉に2本のナイフが刺さっている。
コミカルな戦争はディズニーがもっとも得意とする場面ですね。
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ベルと野獣がダンスをしているとチップはベッドに戻される。部屋に入る直前チップが扉から覗き込み、床ではチップの姿が反射している。その反射にチップの口が無い。
チップ、ちょっと怖いよこのシーン。
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野獣の城の美術品は呪いによって全て悪魔、竜、ゴースト、ガーゴイルに変えられている。しかしダンスシーンのみ天使達が祝福している。
逆に悪魔に祝福されてもそりゃミスだろうなので正しい判断ですね。
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この映画はオープニングで映画のプロットのナレーションが入るが、その内容が不自然である。
ナレーション通りなら、巨大な城に住み大勢の召使がいる王子様が、みすぼらしい外部者のために門を開け客対応した事になる。
召使の代わりに働いているのだから優しい王子様じゃないか。
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この映画はオープニングで映画のプロットのナレーションが入るが、そのときの王子は青年に見える。そして王子は21歳の誕生日までに魔法を解かなくてはならない(注:日本語だと省略されている)。しかし王子達は魔法をかけられてから10年が経っている。
つまり10、11歳のときに野獣になったのね、あの魔女も子供の態度に腹を立ててこんな強大な魔法をかけたのかよ。
っていうかルミエールの”10年”っていうセリフが間違っているのでしょう。
そういえば野獣が魔法をかけられたのは”青年の時”という設定でした。だからこの問題は”魔法がかかっている間は誰も成長していない”が正しいかもしれません。だって10年だとチップの存在が説明つかないもん。
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ガストンはベルの本を「挿絵も何もない本」と言うのでベルは「文字ばかりでも面白いわ」と反論する。しかしベルは挿絵を指差して歌っている。
ガストンには一生「指輪物語」は無理ですね。
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ベルは行方不明になった父親を探すためにフィリップを連れて野獣の城に辿り着く。しかしフィリップが父親を遭難させた張本人(馬)なので野獣の城の事は知らないはずである。
まあ「たまたま見つけた」を省略したのでしょう。
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ガストンがベルにプロポーズするシーンでは、ガストンはベルの家の扉を開けっ放しにしているが、迫るときは扉が閉まっている。
ベル上手いなぁ。
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オープニングのミュージカルでは店の名前は全部フランス語だが、本屋だけが英語である。
あの本屋はプレイボーイやハスラーも売っているのかな。
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時計の召使は階段で転び部品がバラバラになるが、次のシーンでは消えている。
ドラえもんだったら風邪を引くぞ。
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ガストンが居酒屋でビール樽を撃つシーンでは、単発銃を連発する。
その銃があれば野獣に勝てたのでは?
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野獣はかつて巨大な城を持っている王子だった。しかし誰も城を知らない。
領地持ってないんですか?仕事は何ですか?
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野獣は狼と戦って負傷する、そしてヒロインは野獣を馬車に乗せて城へ戻す。
ヒロインめっちゃ力持ちッスね。
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オープニングの季節は春か夏である。しかし城から逃げるときは雪が降っている。
ディズニー映画には春夏秋冬なんて関係なくて、”明るいシーンが春で暗いシーンは冬”という認識だけです。