ザ・コア
ぎゃくまげどん
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この映画のプロットは止まってしまった地球のコアを回転させるために核爆発を起こすというものである。しかし核爆発を起こしても特に回転運動は生まれない。
劇中このあたりの説明を「エンジン(止まったコア)とスパークプラグ(核爆発)」で例えますが、スパークプラグはあくまでも着火であって回転運動とは別なんだよなぁ。あ、でも僕がアメリカ人だったら、車に例えてくれれればとりあえず納得する。
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サンフランシスコの橋が崩落するシーン。太陽風によって橋が破壊されるが車は無事である。
それと宇宙に出ているスペースシャトルもね。
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サンフランシスコの橋が崩落するシーン。橋の中心が破壊されて内側に向かって崩落するが、ワイヤーに引っ張られているため吊りの部分は外側に倒れるはずである。
建築工学はサッパリわかりませんが…。
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地磁気が乱れたために大量の鳩が窓や建物にぶつかるが、鳩は目視で飛んでいるのでぶつかるはずがない。
地磁気が乱れても方位がわからなくなるだけです。
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クライマックス、[爆発力を高めるために核爆弾の隣に燃料棒を置くが、]そんなことしても意味はない。
「核ミサイルを撃ち込むときは原発に」なんて聞いたことないし。
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激しい磁気嵐が発生し落雷が頻発したためにローマのコロシアムは粉々に吹き飛ぶ。
石造りのコロシアムが落雷で?表面が崩れるだけじゃないの?
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バージルは船体の区画がいくつかに切り分けられていて、緊急時には船体の崩壊を防ぐよう切り捨てが可能である。そして核爆弾がバージルの最後尾に格納されている。
そんな大事なもんをそこに置くなよ。(注:設計上問題点があるのは劇中でも指摘されている)
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鳩達は車のフロントガラスを突き破るが、車の窓は強化ガラスなのでこれは可能ではない。
だからといって現実に即した演出だったらグチャ!ってなっちゃうので、これは正しい判断でしょう。
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テラノーツはコアに[均等に爆発力をぶつける作戦を実行する。この作戦のためには1万キロを2時間で移動する位の速度が必要である。]
きっとあれだ、コアの流れに乗って[超高速移動]したんだ(あ、それが止まってたんだっけ)。
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スペースシャトルは大気圏を抜け切るとすぐに着陸モードに入ってるが、実際には大気圏突入から着陸までにはかなりの時間がかかる。
でもこういう風に緊迫感も盛り上げるために事実を無視するのはバンバンやるべきですね。それが失敗しているからこの映画は世界中で酷評浴びちゃうんですね。