ターミネーター3
タイム・パラドックスにちゃんと説明をつけるとは・・・
● ターミネーターが自分に合うサイズの服を探すシーン。
ブレイフ?(正しくはBRIEFS)
● スカイネットは全米の放送ネットワークを切断する。
確かに番組放送は出来なくなっているけど、この画像が出るってことは放送ネットワークは無事だよ。
● クライマックス。主人公達が乗る飛行機は機体の番号が変わる。
「トップガン」でもこのミスあったなぁ。
● 霊柩車の屋根が吹っ飛ぶシーン。残っていたはずのフロントガラスもその後無くなっている。
左から聡明なハーマイオニー、オッチョコチョイのロン、メガネをかけたハリー。
● 墓場のシーン。最初の視点だとケイトと車は離れているが、次のカットではケイトと車が近づいている。
これも遠近法か。
● 墓場のシーン。ターミネーターは霊柩車の後部ガラスをぶち破って棺を車内に入れるが、霊柩車内部の視点だと後部ガラスが元に戻っている。
他にも車のキズがちょくちょく変わります。
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T-1000襲撃の時はジョン・コナーが10歳という設定だったが、T3では13歳になっている。
理由はわかります。ジョン・コナーとケイトはペッティングしていた仲になってますが、2の設定のままだと10歳同士がペッティングしていた事になるからでしょう。
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ターミネーターは1トン近いという設定である。しかしバイクも車の屋根も普通に乗っている。
攻殻機動隊の草薙素子もめっちゃ重いって設定でしたね。
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T-Xは10億の内蔵兵器を持っているのに、サーモグラフィーを始めとする感知センサー類を持っていない。
設計思想がおかしいぞ。
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T-Xは他のマシーンを奪うことが出来るので、この能力を使い車を動かす。しかし車の運転は物理的な動作なのでこれは不可能である。
シフトチェンジとかどうするんだろ。全部オートマなのかな?
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サラ・コナーは1966年生まれという設定だが、T3では1959年になっている。
リンダ・ハミルトンへの嫌味かな?
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スカイネットはT-Xを送る時期を、わざわざジョン・コナーが行方不明の時期にしている。
すごい偶然でジョン・コナーはアッサリ見つかりますがね。
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映画の序盤、警官隊はショットガンを持って歩いているシュワを見ても捕まえようとしない。
でも相手は州知事だしなぁ。
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クライマックスでジョン・コナー一行が[司令部にたどり着く]脚本は無理がある。
おかげでかなり上映時間が短くなりました。イイことだと思うよ。
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スカイネット司令部ではスタッフが「1秒毎に60テラフロップです」と言う。
テラフロップとは「1秒毎に実行できる浮動小数点演算の回数」のこと。つまりこの台詞は「毎時時速60キロで進んでいます」みたいな事言ってます。
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シュワ演じるターミネーターは「T-101」について語る。この「T-101」という呼称は少し変。例えば今までのターミネーターは「Cyberdyne Systems Series 800 Model 101」だが、この場合呼称は「T-800」であるはず。
プレステ2にはSCPH10000以降の型が色々あるけど、誰もプレステ10000なんて呼ばない。ケータイだと同じシリーズにも実際は出荷時期によって違いはあるけど「Dの初期出荷型」じゃあ505なのか504なのかわからない。
まあ実際は型番だけでも会話が成り立つ場合は多いですが、この映画の場合「T-850」という呼称と「T-101」という呼称がシリーズ内でごっちゃになっているのが問題ですね。
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ケイトの父親はクリスタルピークに行くには「0.5度」の方角を目指せと言う。しかしケイトはその後「15度」と言う。
父娘断絶がここでも。
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動物の診療所のシーン。ターミネーターの車は診療所の壁に突っ込んで外側で止まる。しかし診療所内部でジョンがターミネーターと再会するとき、ジョンの背後に外にいるはずの車が見える。
これだとターミネーターも診療所の外側をグルりと回って入って来た事になる。
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ターミネーターは顔が傷つくと金属部分が剥き出しになる。そしてターミネーターが喋ると頬の筋肉と一緒に金属部分も動く。
金属部分がめっちゃシール。
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クリスタル・ピーク内のパスワードは「AVALON 412」だが、ケイトは「AKNJ 412」とタイプしている。
ああいう状況だと絶対ミスるよな。
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クレーン車は走りながらクレーンを動かせないように設計されているはずである。
きっとT-Xがナノマシンで動かしているのでしょう。
● T-Xがドライブスルーに行くシーン。注文するスピーカーとマイクはその後消えて無くなっている。
適当にロケしたんだろうなぁ。