パクリアイドル映画

TBSラジオでネタにしたんだけど、ベリーズ工房というアイドルグループが王様ゲームを映画化している。といっても原作は『王様ゲーム』という携帯ホラー小説で、はっきり言って『アナザー』のパクリ。「クラスの誰かが王様だけど誰もわからない」とか「この殺りくは過去から面々と行われている」とか「解決策を探るために…」とか、果てはラストシーンまで同じなので、どっちか片方を見るともう片方がネタバレしてしまう。『王様ゲーム』作中のホラー現象よりもネタバレのほうが怖いよ。

そういえば『Bootleg Alone』の対談ページで映画『アナザー』の話題になったときに、映画ライターの殿井君人さんが「アナザーと似たようなアイドルホラー映画がある」と言っていた。殿井さん本人に聞いてみたら、やっぱり映画『王様ゲーム』のことだった。

で、今度はAKB48でババ抜きを映画した『ジョーカーゲーム』という映画が年末に公開される。設定はというと、政府が特別な法律を施行して高校生たちにババ抜きをやらせ………ってまあ『バトルロワイヤル』だ。AKB48も話題作りで一人引っ張ってきたって感じで、他にはももクロを2008年に卒業したメンバーや、東宝シンデレラに選ばれなかった女優や、ミスマガジンに選ばれなかったアイドル、D-BOYSの弟的存在など、事務所を超えていろんな人たちが集まった映画で、設定よりもキャスティングにバトルロワイヤル魂が炸裂している。男女問わずアイドルが多数出演しているのに、音楽は上田剛士(マッド・カプセル・マーケッツ、AA=)で、先生役が螢雪次朗と古舘寛治という渋いチョイスが光っているので観に行ってみようかな。

あと最近モーニング娘。の『篤姫ナンバー1』を観たんだけど、これが『ちょんまげプリン』の性別を逆にしただけの映画だった。両方とも過去の日本人が現代日本にタイムスリップして現代の価値観と触れあうというコメディだ。

昔からアイドル映画ってのは何か別の映画のプロットをそのまんま使っている場合が多い。現代の低予算アイドル映画はその傾向がさらに強くなっているのかも。パクリと言ってしまえばそこまでだけど、こういうのって意外と面白いかもしれない。吉川晃司のアイドル映画『すかんぴんウォーク』みたいに、大森一樹監督のアメリカン・ニューシネマへのオマージュネタが連発された面白い作品もあるし。これから色々と他のアイドル映画観てみようかな。でも俺は映画の元ネタはわかるけど、アイドルの顔と名前がわからない…。

どうでもいいですが、アイドルでポピュラーゲームを映画化するなら整形アイドルを集めてふくわらいの映画化とかどうでしょうか。


80年代ハリウッド恋愛映画を超低予算を逆手にとった手法で現代日本でやってのけた快作。監督は『アナザー』の古澤健。これもアイドル映画の仲間だと思う。エロいけど。

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