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ピーター・ジャクソンとポン・ジュノが傑作を連発したのがゼロ年代という時代なので、彼らの作品を1位と2位にした。
『トゥモロー・ワールド』を観ても何が描かれているのか理解できない日本人が多いのは残念。
4位、5位、6位は、作り手の作品に対する愛情が強く伝わってくる。
ゼロ年代のベストアニメは『モンスターズ・インク』で、恋愛映画は『50回目のファーストキス』だ。家族の価値観を提示した『リトル・ミス・サンシャイン』も素晴らしい。
しかし「『トゥモロー・ワールド』理解できない=残念」という考え方自体がおかしいな。映画鑑賞で一番大事なことは理解するとかじゃなくて、面白かったかつまらなかっただけだ。『リベリオン 反逆者』は欠点だらけだが最高に面白かった。
邦画バブルって何だったんだろう、と思った
10年でした。
シリアスからお笑い、アニメまで何でもアリです。
それにしても「20世紀少年」が「ダークナイト」を越えるヒットって・・・そりゃないわ、と
思いたくもなりますわ。
ゼロ年代といったらもちろんヤン・デ・ボン先生の最高傑作『ツイスター』が生まれた年代に決まってるわけですが、あとはまあ観ていて魂が震えた男映画を10本選びました。(後日談:なぜかワスは勘違いしていてゼロ年代に『ツイスター』とか入れてて恥ずかしい。生涯ベストワンではあるんだけど。)
2000年以降でブレイクした監督の作品、という基準で選びました。特に「松ヶ根乱射事件」は、むかし正月に親戚一同で集まったとき、ひとりだけダメオーラを発しまくり、ボクのおじいちゃんに怒られまくっていたおじさんを思い出させてくれたので、忘れ難い一作になりました。
『男の魂に火をつけろ』には人間成分表と言える、個人的な映画を選んだので、こちらでは、表ベストと言える映画を選んだ。それでも1位と2位はやっぱりゼロ年代を代表する作品だと思うので、こちらにも入れた。あとおっぱいこそなかったが、『キル・ビル』と『片腕マシンガール』は日本映画が昔から持っていたお家芸をキッチリ復活させた意味でもちゃんと評価したいし、9.11と怪獣映画を結びつけた『宇宙戦争』やエイゼンシュタインからペキンパー、レオーネを彷彿とさせた『エグザイル/絆』も良かった。新しい物は生まれないとか言われがちだが、サンプリングのその先に行こうとした映画にはグッと来た。
「ナポレオン・ダイナマイト」は未公開なのですが、基本条件以外も大丈夫との事でしたので。
「LOTR」は一本の作品という認識なので、「ダークナイト」が実質2位だと思っております。
どの年にも忘れがたい名作がありましたが、ここ数年の豊作っぷりは特に凄まじいですね。(2007、2008年あたり)
「アバター」を観ていたら、順位はどう変わっていただろうか・・・とかなんとか妄想しながら、次なる10年に期待したいと思います!
いつも楽しく読ませていただいております。
集計結果を楽しみにしています。
しかし、来年のサマソニは噂どおり4日間なのでしょうか?
もっとも毎年、大阪参加の私としては東京は4日でも関西は2日開催しかないんじゃないかという心配もあります。
では、これからも更新を楽しみにしています
あえて「女向け」映画中心に選んでみました。
説明不要の大作アクション映画ばかりで申し訳ない
10年を5本で表すのは難しい
前半はあまり観てないんでほとんどは後半から。
全部観てるわけじゃないんでエラソーなことは言えないんですけど、日本映画界がもっともっと盛り上がりますように!と願いを込めて選びました。
「かもめ食堂」ほど、もたいまさこ、片桐はいりを生かしてる映画はないだろう。
ありきたりですが、映像が美しかったり、迫力があったり、いろいろ語らせている映画が好きなのでこういう結果になりました。
ヒジョ~に迷いました!
ギリギリ落選したタイトルは、嫌われ松子、ヘドウィグ、ビッグフィッシュ、ギャラクエなどなど。
ファイトクラブは00年代じゃなかったんだ、とか気づいたり。ワーストがどうなるか楽しみです。
観てて打ちのめされるような快感を覚えた映画を選出してみました。自分にとっては、オリヴィエ・アサイヤスの10年でした。(あとはイーストウッドとスピルバーグ)。結果だけ見ると、邦画が1本も入れられませんでした。傑作はいっぱいあるんですけど…。
はてなでやってる同じ企画と同じ順位にしました。公正に。
すみません!再投稿です。HOT FUZZを入れ忘れていたのでこちらで投票をお願いします。
破壊屋のおかげでこの映画を知ることができました。ありがとうございます^^)
とりあえず偉大なジョニー・トー監督にひれ伏しっぱなしのゼロ年代。
でも10本に絞るのは本当に難しいなぁ、
上から順に監督名。
クリント・イーストウッド、木村大作、橋口亮輔、行定勲、原恵一、ギレルモ・デル・トロ、李相日、阪本順治、中島哲也、チャウ・シンチー(以上敬称略)
今さらですが、ご挨拶。たまに掲示板に現れては主に新作邦画に関する書き込みをしていたタニプロなる者です。
1~6は、いつ聞かれても変わらないであろう選択です。
7以降は、パッと思いついたものを書きました。映画には観たときより後になってから好きになるものもあるし、気分屋なので聞かれる度に変わるでしょう。10作品に絞るのは難しいですね。
オマケ
10年間最も記憶に残った監督賞
クリント・イーストウッド
10年間最も記憶に残った男優賞
香川照之
10年間最も記憶に残った女優賞
ペ・ドゥナ
悩んで外した中の主な作品は「グエムル 漢江の怪物」「ALWAYS 三丁目の夕日」「善き人のためのソナタ」といったところです。
長くなりましたが、これにて終了します。お邪魔しました。
『クレしん』を上位にと思ったけれど、原作やテレビアニメの文脈込みで判断するのはどうもフェアじゃない気がする! なので順位なし! 園子温は『愛のむきだし』が多そうだし、ここはあえて『奇妙なサーカス』をイチオシ! 『SAW』は1作目がいちばんと言われるが、誰がなんと言おうと2がいちばん(あれ? でも1の文脈のおかげか?)! 『街のあかり』はアキ・カウリスマキ、これだけは他に投票者がいない可能性大!?
民放で流されていた吹替B級映画や特定の分野の美術作品によって多大な影響を受けたひとがその魂を受け継いだ証をみせた10年間だったように思います。継承の瞬間をまのあたりにしたというか。自分個人とは関係なく、世間的な雰囲気をよく反映していた作品ではマイケルムーアとかサウスパークとかだと思う。
日本人観客の仁義として「殺し屋1」を入れるべくさんざん検討したのですが、クエイ兄弟の長編作品が公開されたという快挙感に圧されてはずれてしまいました。あと、6番目の作品は個人的に思い入れのあるもので入れずにいられませんでした。
男の魂に火をつけろ!の「映画ゼロ年代ベストテン」を出した後で、コレを入れ忘れた!と思った作品を集めました。よろしくお願いします。
自分の気持ちに素直に選んだらアニメ映画が4割になってしまった。10本だけなので、マニアックなものを選ぶ余裕はなし。順位をつけるなら、1位「千年女優」1位「千と千尋の神隠し」3位「ボーン・スプレマシー」というところだけど、ポイントに差をつけると、他の作品が相対的に劣っているように思えてしまうので順位なしで。
選外の作品は他のベストの方に回したりしてバランスを取ったつもりですが、それでも色々切り捨てなければならない苦渋の作業でした。色々入れたい作品もありますが、それは触れずにおきましょう。どれも「映画館で出会えて良かった」と心から思ったモノを選んであります。次の年代末にもこの企画に参加できるよう、映画を見て行けたらいいな、と思います。
初参加させていただきます。1位は公開リストに載ってなかったので、入れてよかったか心配でしたが、間違いなくこの年に劇場で観た記憶があるのでセーフだと思い、投票させていただきました。
SAWはあの結末がすっかり頭に焼き付いてしまってます。毎年ハロウィンの時期が待ち遠しい。
不思議なことに10本できれいにおさまりました。残念ながら公開時期がちょっと早すぎたようですが、”遠い空の向こうに”は入れたかった。。
ダメ人間がそれでも生きていかざるを得ない映画とオタク魂に火をつける映画にはどうしても弱いので、どうぞこんな人間だと思ってください。
1.の童貞1号2号は他人に見えません。あれは俺だよ!2.は正しい青春映画。3.はアイドル映画の到達点。長澤まさみも新垣結衣もここを目指せ!
9.はシベ超シリーズの劇場でさんざんマイク水野に会い、握手したり抱きしめてもらったりしたことが忘れられない。「やめたー!」は100年後も残る名言!
タランティーノと『少林サッカー』は断腸の思いで外しました。
「この自由な世界で」は、社会派作品としてとらえられがちですが、私はそれ以上に、母親としての「業」を描いた、ヒューマン・ドラマではないかと思っています。
「ヒトラー最期の12日間」は、ドイツ史をまったく知らない人でも映画を楽しめるようにできている作品としての深さにほれ込みました。
3位の「ホテル・ルワンダ」と4位の「太陽」の順位付けは悩みましたが、それ以下は気に入ったものを順に並べていきました。
意外に平凡なラインナップに自分でびっくり。
でも、映画の良さは観にいった時の状況に拠るものである、ということで。
それほど期待しなかったのがいい意味で裏切られたとか、一緒にいった友人と盛り上がれたとか。
そういう基準で思い出に残る映画として選びました。
真剣に映画を見るようになったのが 2005 年以降です。なので(?)偏ってます。
つーか各種取り混ぜアニメが5本も入ってるのって自分だけじゃないのか?
「ベルヴィル・ランデブー」映画館で4回も見た映画は人生でこれだけ。DVDとサントラも買った。主題歌を聴いているだけで幸福感が湧く!
「マカロニ・ウェスタン 800発の銃弾」自分を映画を見るだけの人物から感想書きに成長させたターニングポイント。これを傑作としてオススメしてくれた M@sterVision さんには本当に感謝。破壊屋さんの掲示板に初書き込みしたのもこの作品でした。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」何度見ても泣ける言わずとしれた傑作。この作品のみ映画館で見てません、一度大画面で号泣したいです。
「デッドリーヴス」グレンラガン以前の今石洋之監督作品。52分と短尺ながら、動画がハンパないジャパニメーション史に残る傑作。ちんこドリル。
「イノセント・ボイス 12歳の戦場」「戦争を日常として描く」ことに本当に成功した、希有にして真の戦争映画。
「ユナイテッド93」全編にわたる緊迫感に一瞬たりとも目が離せず、終わってからしばらく席を立てなかった作品。
「リンダリンダリンダ」ゼロ年代ベスト映画監督を選べといわれたら山下敦弘。ベスト脚本家を選べといわれたら向井康介。
「カサノバ」プロモーションを誤ったがゆえに駄作認定されている不遇の傑作。この作品は「イケメンの愛の手管を描くメロドラマ」ではなく、「吉本新喜劇」なんだよ! 今は亡きヒース・レジャーが「なんでやねんなんでやねん」言いながら逃げる間男を演じてるんだよ!
「秒速5センチメートル」完全に世界に取り込まれてのあのラストは衝撃過ぎる。二度と見たくない超傑作、というものが、この世にはあるのです。
「新世紀ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破」観賞後の満足感からすれば、もっと上に置いてもよいと思うのだけれど、まだ完結してないので、この位置。
次点に「スクール・オブ・ロック」。Bootleg で「エンドクレジット」の記事がありましたが、自分にとってのベストエンドクレジット。上映後に自然と拍手が湧く巧妙な構成。
「オフサイドガールズ」「運命じゃない人」あたりも捨てがたい。
あと、ヘタをすると映画本編より面白い「鷹の爪団の上映前諸注意inTOHOシネマズ」にも一票入れたい!
「ダークナイト」「王の帰還」は絶対入るだろうから逆に外したいくらいだけど、やっぱり外せないですね。
サイト、いつも拝見させて頂いてます。よろしくお願いします。ただ自分が好きで、最高!と思った10本です。あと『スパイダーマン2』『少林サッカー』『愛のむきだし』が漏れてしまったけど。
基本的には、しょうもない人がじたばたとあがいた挙げ句、ささやかだけど替え難い何かを手に入れるという物語が好きで、そういうものが生活を後押ししてくれるし、また映画を観に行こうという気にさせてくれる。あと学園ものに弱いです。ゼロ年代の映画史的に重要かどうかとかは全く考慮していないけれど、やはりゼロ年代だからこそ生まれた映画たちだと思うし、同時に普遍的な魅力ももっていて次の世代にも残したいと思ったりもします。
①の主人公は、一見実生活にいたら見向きもされないような人物だけど、キャラを成り立たせるディティールにこだわりまくる事で、ジョーカーに勝るとも劣らない魅力的なアイコンにまで昇華した。だからこそあの微妙なダンスが、薄っぺらいCGよりもずっと映画的なものになったのだとおもう。その他も概ねそのような傾向にありますが、現実をみせつけられたようでグサリときた②、「ふざける」ことにも世界ランクがあることをしらしめる⑦もまた最高でした。90年代の『ハイスクール白書』、『天才マックスの世界』に続き、①⑧⑩のような作品がDVDスルーであったことは、憤りをおぼえると同時に悲しい気分になります。
アニメしばりで選びました。小さな子どもと観るなら、ジブリより、ドラえもんより、ましてプリキュアなどよりも、アンパンマン映画がオススメです!
複数回見たものを上位にしました。『ラザロ』には『LEFT ALONE』の分もちょっと考慮しました。
「スパイダーマン」は文句無しの娯楽作。「グラン・トリノ」は米国社会問題について深く考えさせられたと同時に年老いても輝くイーストウッドの強さに痺れました…
「ALWAYS ~」は昭和33年の東京の街並み再現度に驚きましたが、それでも時代考証に重大なミスがあるのが残念ですがねぇ…
「キル・ビル」は残酷な筈なのに笑ってしまう描写が多く、無茶苦茶な設定も含めバイオレンス娯楽作として最高だと思う。「ダンサー~」は掟破りというか最凶のミュージカル映画ですね…監督の米国社会や文化に対するアンチテーゼ的な姿勢も含め衝撃的な作品でした…
「バス男」は日本ではDVD直行だったと思いますが、大丈夫でしょうか?もしダメだったら、コラテラル以下を一つずつ繰り上げて、10位に「脳内ニューヨーク」を入れてください。
お手数ですが、よろしくお願いいたします。
正直、それほど鑑賞本数が多くないので、もっと他にここに挙げるべき映画があると思うが、ひとつだけ言えるのは原恵一は21世紀最高のアニメーション監督だということだ。
なぜマグノリアが一位になったのか自分でもわからないけれど、並べていったらこうなった…
映画が衰退したとは言われます。しかし振り返ってみれば、最近10年の間にも、忘れがたい映画はたくさんありました。
中でも、ダリオ・アルジェント監督がジャッロに回帰した『スリープレス』には、ひときわ愛着があります。やはりダリオは僕たちのダリオ。一生ついて行きます。
H・G・ルイス監督の新作が観られたのも、嬉しい驚きでした。
『まぼろし』『ぼくは怖くない』『グラン・トリノ』といった、発表の時点ですでに古典となった作品もありました。
さらに、1970~80年代のスラッシャー映画で育った監督がつぎつぎにデビューし、1970年代テイストの血まみれホラー・ムーブメントを巻き起こしたのも、最近の嬉しい傾向です。
アメリカ、スペイン、フランス、韓国から優秀な若手監督が現れる一方で、不作だったのが日本とイタリアでした。
日本とイタリアでは、テレビ局の力が強すぎて、作家性の強い監督を育てない傾向にあります。
『まぶだち』の古厩智之監督は、フランソワ・トリュフォーを思わせる、叙情性の中に痛みをともなう繊細なタッチが魅力的な映画作家です。しかしその後は、ベストセラーの安易な映画化に駆り出されて、雇われ監督に甘んじているのが残念。
作家をじゅうぶんに活かすプロデューサーの存在が、これからの映画界の課題になるかと思います。
『王の帰還』一本にまとめてもいいかと思ったけど、やはり1~3位まで独占でいいかと納得した次第。そのぐらいの作品。
ただただ僕らが夢見たファンタジー世界がそこにあることに感動。
6位まではほぼ変わることはないかと。逆に7位以降はすぐに変わってしまう可能性大です。
「ゼロ年代らしさ」を無視して(考える頭がない、ともいう)自分の好みだけで選びました。30代半ばのオトナが選んだとは思えないベストテンですが、「でもやるんだよ!」精神で、とにかくこれでお願いします。
私生活では生きているのがやっとのひたすら最低な10年でしたが映画は最高でした。もしかしたら日常が最低だったから殊更最高に思えたかも知れません。
僕自身の青春時代を描いてくれた『パッチギ!』と映画原風景を描いてくれた『グラインドハウス』で悩みましたが、井筒監督に入れないでどうするんだという事でパッチギです。
鑑賞後のきもちを今も時々反芻しているせいで記憶が鮮やかな10本を選びました。
各年度のベスト1から選んでいるわけではなくて、10年というくくりで選ぶと自然とこうなったというところが選んでてとてもおもしろかったです。
女です。
映画ファンといえるほど映画を観てない気もしますが、二度とない機会ですので参加させていただきました。タイトル1:ハビエル・バルデムが強烈過ぎて、もう20回以上観返してます。タイトル2:ゼロ年代で最高の怪獣映画でした。最後まで争ったのは「ゴジラ×メカゴジラ」と「キング・コング」だけど、ゴジラ第1作へのリスペクト振りが半端じゃなかった。タイトル5:仏像に燃えたのは生まれて初めてだった。トニー・チャーの映画はこれからも間違いなく追い続けるでしょう。タイトル8はタランティーノ枠。秘宝系に自分を誘い込んだ映画です。それにしても、邦画をほとんど観ていないことが良く分かるランキングだなあ…。
劇場で複数回観たものの中から選びました。映画館に通うようになったのが最近なので後半のものしか入ってません。
ちなみに一番通った映画は『放送禁止劇場版~密着68日 復讐執行人』『東京残酷警察』の5回でした。
テン年代は3D映画がガンガン増えそうですが、見始めて20分もすると3Dの感覚が完全になくなるので個人的には必要ありません。
旅先で半日部屋の中にこもり決めました.自分で見てもあまり面白味のない優等生的ベストですが,各分野別で選んでいます.7作品はDVDだけでなく実際にサントラも実際に購入しており,映画音楽が印象に残った作品です.
かなり迷って選出。バランスよく選ぶ予定が、かなり偏ったセレクションになってしまいました。僕は青春ストーリーとスーパーヒーローと世界滅亡が好きすぎる。
『指輪三部作』・『キル・ビル』などの連作モノは自分の意向と投票ルールに差違が見られますため、割愛させていただきます。お許しください。
上位五位はデフォルトですが、下の五本は好み半分で反映させてます。泣く泣く外した作品多数です。韓流はポン・ジュノかキム・ギドクの作品から選ぼうとしたらパニックに。結果には満足してません。『ショーン・オブ・ザ・デッド』もDVDスルーということで躊躇です。
『オトナ帝国』はここ十数年の頂点です(死ぬまでに今後の作品以降でこれ以上の邦画に出会わんことを)。普段ギャグとして機能している要素でここまで泣かされるとは思わなかったです。
主に取り沙汰される感動シーン(冒頭の撮影が回想の演出と呼応していたりなどの演出や、ラストのしんのすけの台詞)だけでなく、大人たちが消えた街中にコンビニエンスストアを占拠する小学生を始め、現代の世相を(ギャグを用いつつ)反映させていたり、と、見るたびに何か思わされるところがあります。
ゼロベスト監督はピーター・ジャクソンと原恵一で。
撮影と編集は『トゥモロー・ワールド』の長回しにつきます。ヤヌス・カミンスキーに匹敵する技量を垣間見ました。
音楽はハビエル・ナバレテ『パンズ・ラビリンス』と荒川敏行・浜口史郎『オトナ帝国』とハワード・ショア『ロード・オブ・ザ・リング』がよかったです。
年毎のベストが劇場で見たときの興奮を基準にしている一方で、今回は見返した回数を基準に。
アニメ『つみきのいえ』を含むオムニバス『pieces of love』も入れたかったのですが、「商業用長編映画」という定義に当てはまるかどうか分からなかったので外しました。もし入れてもいいのなら、3位ぐらいかな。
堂々の1位は『ドリームガールズ』! 観た直後には「圧倒的に圧倒的すぎて圧倒された」という感想しか出てきませんでした。あと、「アメリカ人にゃ絶対に勝てねえ」とも思ったもんです。
「ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション」を泣く泣く外しました…
いろいろ忘れてる気がしてならないけど
上位3つは文句なしに最高です
こういうのやってみると、順位ってあるようでないようなものだなぁ・・・と思います。
付けたけど。
10本選ぶの大変でした。
1位は簡単でした。わぁい♪
ここ数年間、フランス製ノワールの出物が多かったり、順位には入らなかったけど『アメリカン・ギャングスター』のような硬派ドンパチが沢山観られて嬉かった。ウィル・フェレルを筆頭に、良質なコメディが多く作られたが、ほとんどがDVDスルーなのは惜しすぎる。劇場公開してれば『タラデガ・ナイト オーバルの狼』は絶対ベスト5入り。
こうやって改めて引いて見て見ると、00年代前半は90年代的内省を引き摺った作品が多く、半ば~後半につれて時代情勢を反映したかのような荒々しい作品がドッと増えたような気がする(代表例が2008年。総合ベスト1の「ダークナイト」もこの年)。そんな中で、その両方を兼ね備えたテレンス・マリックの「ニュー・ワールド」を是非皆さんに観て頂きたいです。