破壊屋200720062005

ゴルゴより厳しい男   

『トランスポーター』公開時のキャッチコピー。

運び屋には3つのルールがある。
1:質問はしない
2:依頼品は開けない
3:その2つのルールを破ったときは

って質問しただけで殺されるのかよ!誰だよこんな文章考えたのわ!


そして今度『トランスポーター2』が公開されるのですが、そのキャッチコピーは

運び屋には3つのルールがある。
1:契約厳守
2:名前は聞かない
3:依頼品は開けない。
そのルールを1つでも破れば

って今度は名前を聞いただけで殺されるのかよ!

『トランスポーター2』は海外の評判は微妙で、
「パクリすぎ!」
「すげえバカ映画!」

といった意見が多いです。そんなのいつもの事じゃん。映画ライターのドリー尾崎氏は
「ムリと破綻だらけの1に比べて、2はムリや破綻がなく、アクションだけがありえないことになっている」
と好コメント。いやあホント1はストーリー以外も色々と破綻していたよなー。


『トランスポーター2』日本版の予告編は、やたら深刻なナレーションとアクションの内容がまるであってないのが気に喰わない。
「預かったのは、たった6歳の子供だった。
この子を守ると約束した」

と深刻さをアピールしているけど、海外版の予告編はジェイソン・ステイサムのカンフー・アクションをもっと取り上げて、バカさ加減を程よくアピールしているぞ。何で日本はすぐに感動系を押し売りするんでしょうか。
だいたい『トランスポーター2』は下着姿の女殺し屋が出てくるんだから、こんなのバカ映画に決まってるじゃん。っていうか一体どういう発想で下着姿の女殺し屋なんて思いついたんだ!


そういえば『トランスポーター』は公開時に”ジェイソン・ステイサムがミサイルをフライパンで打ち返す”という鳥山明チックなシーンを、日本版の映画本編から削除してしまうという愚行をやってしまっている(公式サイトでも説明していたが、イマイチ納得いかない)。そのシーンが一番面白いシーンなのに。今回はそんなことが無いのを期待しているぞ!

2006/05/13|▼この記事の直リンク先

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