トップページ | サイトマップ(全コンテンツ一覧) | 映画の壺 | マッド・シネマ



ドリームキャッチャー   ★★★★

    「ミスティック・リバー」が「もう一つのスタンド・バイ・ミー」と嘘の宣伝をしていますが、こちらは本当に「もう一つのスタンド・バイ・ミー」です。もっとも「ドリームキャッチャーは」原作者が同じスティーブン・キングですけどね。映画の内容は当然「スタンド・バイ・ミー」のアナザー・ストーリーです。

   仲良し4人組の少年達、彼らは閉塞的な田舎町で暮らしていた。廃屋に捨てられたエロ写真を拝みに行く途中、アメフト部のゴツイ兄ちゃん達と揉め合いになって「逃げ足には自信がある!逃げ切ってママに言いつけてやる!」と啖呵を切るような生活を送っていた。でも彼らは正義感と冒険心は誰にも負けない!
   少年達はある日仲間を一人加えて、森で行方不明になった少女を探しに冒険へ出る・・・。[そこで彼らは生活には便利だけどそれほどスゴイわけでもない超能力を手に入れる。]
   それから20年後、大人になっても相変わらず仲良し4人組の彼らは、みんなで雪山の別荘に遊びに行く。そこでは次々に不可解な事件が起きていた、そしてその不可解なモノが4人組に近づいてくる。その恐るべき正体とは・・・人々の[お尻を狙うウンチ星人]だった!。そこで彼らは[アメリカ軍に狙われつつも、自らの超能力(役立たず)を駆使してウンチ星人に]立ち向かう![そう世界を救うために!

    映画の前半でウンチ、オシッコ、オナラを前面に押し出しておきながら、それがギャグではなくちゃんとした恐怖になっているという不思議な映画。後半はモーガン・フリーマンがジャマで、彼さえいなければスッキリとした作品になったはずなのが惜しい。でも恐怖の果てに来た「アイム ダディッツ!」には感動しました。

△映画の感想に戻る   ▲破壊屋に戻る
破壊屋TOPページに戻る 全てのコンテンツ 映画の壺 マッド・シネマ 一つ上に戻る