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大いなる陰謀   

映画を撮るのが下手な監督もいれば、演技が下手な俳優もいる。そして映画を観るのが下手な批評家もいる。もちろん前田有一氏のことだ。超映画批評の『大いなる陰謀』から引用する。

保守派の代議士に論破されるメリル・ストリープの姿は、911後に"過ち"を犯したリベラル派言論人および国民の立場をそのまま表している。このシーンで思わず絶句したメリルが、最後に墓地を見ながら見せる表情(とその意味)は必見ポイントである。

この文章はあまりにも酷い。リベラル嫌いの保守派ってこんなこと考えているのか。どうして墓地のシーンの直前に[ホワイトハウス]が写るのかわからなかったのか?映画のタイトルの意味を考えなかったのか?羊とライオンのエピソードがわからなかったのか?その背後に[ホワイトハウスと墓地]の関係が見えなかったのか?だからあなたはネット上で「読解力」を疑われているんだよ。

2008-04-20

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