破壊屋に戻る06月の更新内容全てを表示2008年の日記を一覧表示

冷静と闘魂のあいだ   

監督:辻仁成、主演:アントニオ猪木で家族愛を描く『アカシアの花の咲き出すころ/ACACIA』の製作発表が行われた。これは危険な組み合わせだ。辻仁成とアントニオ猪木だなんて「混ぜるな危険」を地で行くタッグだ。アントニオVS食人大統領アミンより危険なKRな感じがする(KR=空気が硫化水素)。

以下はeiga.comの製作発表のニュースより

辻監督は製作の動機を「フランスから日本に帰ってくると、1週間前の秋葉原の事件をはじめ、オレオレ詐欺や年金未払いなど、異常なことが沢山起こっている。」

「年金未払い」を「日本の異常」としているのに違和感がある。年金未払いよりも社会保険庁や年金制度そのもののほうがよっぽど異常な気がするが。
そしてこの映画はトヨタの車:BLADEとのタイアップ企画だ。トヨタの工場で秋葉原の殺人鬼が生まれ、この映画も生まれる。秋葉原の事件に心を痛めた辻ちゃんが、トヨタのお金で家族愛の映画を作る。別にトヨタが悪いわけでもないが、皮肉を感じる。

2008-06-18

はてブ▼この記事の直リンク先

破壊屋に戻る06月の更新内容全てを表示2008年の日記を一覧表示