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この超自由な世界で…   

『花より男子』が1995年に実写映画化されたときは内田有紀がメインだった。それに対して2008年の『花より男子F』はイケメン人気俳優たちを使って大成功した。今年は『ROOKIES』『クローズZERO2』『ドロップ』といったイケメンを揃えた映画が大ヒットしている。これらの作品はどれも女性たちの「熱くてカッコいい男たちを見たい!」という願望を満たしている。
ヒロインがイケメンに囲まれるという設定の少女マンガは一杯ある。というか基本だ。でも今のイケメン・コンテンツにはホストクラブ的な要素が強く感じられる。『MR.BRAIN』では木村拓哉が元ホストという設定だし、大人の女性をターゲットにしたEXILEなんてホストクラブそのもののような気がする。

画像はid:tada-woさんの「ビクトリーフォーメーションの巻」より
(ナンパの手口で「オレってEXILEのメンバーなんだよねー」ってやってる奴がいると思う。ファンでもわかんないよね。)


僕はこれらの作品に魅力を感じない。イケメン&ホストクラブ的な要素を取り入れると、単なるヒット商品になってしまうので傑作映画が生まれにくいんだと思う。でも今のブームが続けばいつかはイケメン&ホストクラブ的な要素で傑作映画が生まれるかもしれない。

いや、待てよ。アレがあるぞ!アレを映画化すれば絶対に日本を揺るがす傑作映画が生まれるぞ!アレの存在にはまだ誰も気がついてないはずだ。アレは以下の条件を完璧に満たしている。

アレとはつまり

スーパーフリーだよ!
画像は速水健朗さんの【B面】犬にかぶらせろ!の「世界のカリスマ教祖の系譜」より

スーフリー事件を映画化すれば絶対に傑作映画が生まれるって!若松孝二の『連合赤軍』のように実録モノでいくのもよし、ケン・ローチの『この自由な世界で…』のように社会批判を取り込むもよし、韓国映画のようにギラギラした凶悪映画にするのもよし。スーパーフリーの映画化ならヤバイし、熱いし、間違いないって。被害者の女性が草食系男子とハッピーエンドになるところをラストシーンにするのはどうでしょ?

そう思ってスーパーフリーのメンバー画像を久しぶりに見てみたら、イケメン率がかなり低いので驚いた。

2009-06-01

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