破壊屋に戻る08月の更新内容全てを表示2009年の映画の感想を一覧表示

アマルフィ 女神の報酬   ★


どこでもつながるドコモ

アマる会

ブロガーさんたちと一緒にフジテレビ開局50周年超大作『アマルフィ 女神の報酬』を観てきた。(通称:アマる会)。いつも幹事をやってくれる「アマルフィ日和」の管理人さんは、『アマルフィ』を観ることを「アマる」と言い、『アマルフィ』にハマる人を「アマラー」と呼ぶ、バリバリのアマラーだ。そういう僕も『アマルフィ』の珍作っぷりにハマってしまったアマラーだろう。

『アマルフィ 女神の報酬』はイタリアで日本人少女が消えるというミステリーだが、それよりも映画のクレジットから脚本家が消されるというミステリーのほうがずっと怖い。しかし映画後半の壊滅的な脚本を観て、脚本家が消えた理由もなんとなくわかった。


以下はアマる会で出てきたネタを元に『アマルフィ 女神の報酬』の映画と原作両方のネタバレを書いていきます。珍作になるのは後半なので、そこまで読み飛ばしていいかも。

オダルフィ
  • クリスマス目前のイタリア。外交官:織田裕二(以下オダルフィ)がローマにやってくる。オダルフィは戸田恵梨香演じる研修生からローマでの生活について説明を受けている。そのときコロッセオが写ると、音が途絶えて、画面が真っ暗になって
    『アマルフィ 女神の報酬』
    という文字が出てくる。ぶつ切り編集のオープニングに観客からは苦笑が漏れる。
  • オダルフィは特別出演の福山雅治とイタリアの街を歩いている。二人の背後に若い女たちが出てくると、二人とも会話も歩行も止めて後ろを向く。若い女たちが移動すると二人はまた会話を始める。まるでコントだ。オダルフィも福山雅治並に女に興味があることをアピールしているのだろうか。
  • イタリア大使館に赴任したオダルフィは大使館内部の内通者の存在を疑っていた。が、この伏線は投げっぱなしなので内通者は出てこない。
  • 天海祐希は娘と一緒にイタリアで観光旅行をしていた。娘は非常に難しい目の手術を受ける必要があり、その前にどうしても亡き夫との思い出の場所であるイタリアの風景を見せてあげたかったからだ。が、この設定は投げっぱなしなので後日談は無い。
  • しかし娘は美術館で消えてしまう。通報を受けたオダルフィと戸田恵梨香が美術館の監視カメラを調べると、娘がトイレに入ったまま出てこない。でも何故かトイレは調べない。ちなみに美術館の監視員が犯人グループの一味。
  • 誘拐犯から「娘を預かった。身代金を用意しろ」という電話が、イタリアでも使えるドコモのケータイ(この映画のスポンサー)にかかってくる。
アマルフィ
  • 犯人は身代金の引渡し場所として観光地ばっかり指定してくる。延々と観光地が写るだけで緊張感はまるで無い。最後に到達した教会でようやく身代金の受取人が出てくるが、彼は雇われたチンピラだった。
  • チンピラを雇ったのは誰なのだろうか?オダルフィは教会の監視映像を調べる。しかし雇った人間の姿が監視映像から消されていた(CGで消したといった説明は何もない)。
  • オダルフィはどうして消された人間の存在がわかるのかというと、ろうそくの炎が動いているからだ。消された人間が動くと周囲にあるろうそくの炎がゆらめくのだ。消された人間はどれだけ激しく動いていたのだろうか(普通に歩いていただけ)。
  • 当然ながら細工した監視映像を渡してくる人間が犯人グループの一味である。オダルフィは監視映像の細工に気がつくのに、なぜそんな基本的なことに気がつかない。
  • 数々の怪しい監視映像、全てはミネルヴァ(女神)という警備会社の管轄だった。ミネルヴァはイタリア中の何万という箇所の警備を担当しているセコムみたいな会社だった。
  • 娘が帰ってこないので気が狂いはじめた天海祐希は、娘の姿を探して枕を調べたりする。そんなところにはいないだろう。他にも娘の所持品に触ろうとする天海祐希と、指紋を取るために天海祐希を止めようとする警察官のやり取りがホラー映画みたいで怖い。
  • 新たな身代金の引渡し場所として、アマルフィが指定される。天海祐希はオダルフィと一緒にアマルフィに向かう。しかしアマルフィでは天海祐希がナンパされただけだった。ナンパといっても、男たちは天海祐希とコミュニケーションを取ろうとせずに天海祐希を物理的に連れて行こうとする。ほとんど拉致。
  • 天海祐希が一日中アマルフィにいても何も起きなかった。犯人たちは一体何がしたかったのか?それ以上にこの映画は何がしたいのだろうか?芸能人たちのイタリア旅行のついでに映画を撮っているのだろうか?
天海ルフィ
  • 天海祐希を勇気付けるために、天海祐希の友人である佐藤浩市がロンドンからローマ経由でアマルフィまでやってきてくれた。しかしオダルフィは佐藤浩市の車が汚れていないことに気がつく。ローマは大雪だったのに。ところでこの映画って本当はクリスマスムービーじゃないの?
  • 犯人たちのリーダーは佐藤浩市だったのだ!オダルフィは機転を利かして佐藤浩市にGPSを仕掛ける。しかしこのGPSの存在はバレていたので、オダルフィたちは逆に罠にかけられる。
  • オダルフィと天海祐希はミネルヴァに向かう。なぜだかよくわからんが、天海祐希は「被害者だから監視映像を確認する」ということでミネルヴァのシステムの中枢であるサーバールームに入れるらしい。監視映像なんて取り寄せろよ!そのサーバールームではイタリア全土にある何万という警備箇所の監視映像を管理している。
  • 天海祐希とオダルフィは厳重な警備が敷かれたミネルヴァのシステムの中枢に入る。映画では「厳重」ということをやたらアピールしているが、本当に厳重な警備だったら外部の人間(しかも外国人)なんてサーバーがあるところまで入れないよ。
  • 原作では日本側に内通者がいて、そいつが犯人グループの一味である。そいつがオダルフィたちと一緒にサーバールームに入ったときに、拳銃を取り出してサーバールームを占拠しようとするのだ。しかし映画版ではこの内通者の設定は消去された。というわけで映画版で拳銃を取り出して暴れだすのは………天海祐希だ!
女神の報酬
  • 銃とイタリア語のメモを取り出しながら暴れだす天海祐希。パニックになるイタリア人たち。説得しようとするオダルフィ。イタリア全土のセキュリティは日本のお母さんが支配した。
  • 実は佐藤浩市がアマルフィに来た理由は、天海祐希に銃を渡して「娘を返して欲しければサーバールームで篭城しろ」という脅しをかけることだったのだ。あまりにもムチャクチャすぎる要求だが天海祐希はあっさり従ったのだ。天海祐希は積極的に犯罪行為に加担しているので、母親を殺したDV男の言いなりになってしまった千葉の女性よりもずっと酷い。
  • というわけで佐藤浩市が天海祐希の娘を誘拐したのも、犯人グループの一味が美術館や教会で働いていたのも、全てはこの脅しをかけるつもりだったのだ!なんて壮大な計画だ。しかしこれでもまだ犯人グループの計画の通過点にすぎない
  • 天海祐希がサーバールームの中からドアのロックをかけたために、外部からドアを開けられなくなった。ドアを開けるためにはいったん全ての電源を落として再び電源を入れる必要がある。全ての電源が落ちるとサーバーも落ちて再起動する。犯人グループの狙いはこれだったのだ。サーバーが再起動する30秒の間にサーバーをハッキングするのだ!って、そんなに大事なサーバーにUPS(無停電電源装置)がついてないのかよ!というか起動していないサーバーをどうやってハッキングするんだ?原作ではサーバーが瞬断するときを狙って映像の受信先を変更するのが犯人たちの目的なのでさほど不自然ではないが、映画版は酷すぎる。
  • ちなみに「女神の報酬」の元タイトルは「女神の50秒」で、この時間を意味しているのだと思われる。(それとフジテレビ開局50周年にひっかけた)
犯人グループの真の目的は?
  • こうして犯人グループがイタリア全土の警備システムを乗っ取り、イタリア全土のセキュリティが死んだ。次々に消える監視映像。ついでにイタリアの交通インフラも打撃を受けた。交通インフラまでが犠牲になるのがよくわからん。これはもう完全に日本とイタリアの外交問題のはずだが、後日談は全く無い。というか、『踊る2』のお台場封鎖のようなノリである。
  • しかしこの危機的な状況すら犯人グループの最終目的ではない。一体犯人グループの最終目的は何なのだろうか?イタリア警察は書かれていたメモから「犯人グループの狙いはイタリア大統領か?」と予測する。
  • その頃、イタリア大統領はサラ・ブライトマンのコンサートを鑑賞していた。延々とサラ・ブライトマンの本人映像が流れる。ところで日本人って何でそんなにサラ・ブライトマンをありがたがるのだろうか?ポケモンの歌もサラ・ブライトマンだし。
  • 実は犯人グループの狙いは日本の外務大臣だったのだ!日本人が日本の大臣を襲撃するために!日本人が日本大使館に侵入するために!たったそれだけのためにイタリアのセキュリティシステムを乗っ取ったのだ!そんなの日本でやれよ!だいたい日本人なら日本大使館に入れるだろ!それに日本大使館に侵入なんて、北朝鮮から中国に脱北した人たちがしょっちゅうやってるじゃないか。っていうかこの映画ってイタリアを舞台にした意味があるのか?
  • もちろんこれは原作と全っ然違くて、現場で脚本を変えたという噂もある。そりゃあ脚本家クレジット抹消事件も起きるよ、事件は現場で起きているんだ!
潜入
  • 外交問題を引き起こした犯罪者の天海祐希は、とうぜんイタリア人たちに取り押さえられる。そのとき今までたいした活躍が無かったオダルフィが遂に動き出す!天海祐希を助けるために、オダルフィがイタリア人警部と戦いだすのだ!映画『アマルフィ』の中で画面的にもストーリー的にも一番酷いシーンなので観客は笑っていた。
  • イタリア人警部から銃を奪ったオダルフィは、イタリア人警部に銃を突きつけて天海祐希を解放させる。そしてミネルヴァから脱出する。何で脱出できるんだよ!このセキュリティ会社には敷地内の警備が存在していないのか?
  • 娘を誘拐した犯人とはいえ、佐藤浩市は天海祐希のたいせつな人である。天海祐希は「あなたに死んで欲しくない、生きて償って欲しい」という伝言をオダルフィに頼む。オダルフィは日本大使館に向かって走り出す。しかし佐藤浩市は外務大臣と天海祐希の娘が偶然同時にイタリアを訪問する時期をずっと待っていたのだろうか?(by 福本次郎さんのツッコミ。ちなみに原作だと日本人母子がイタリア旅行することが、犯人側にとってラッキーなイベントとして描かれる。
  • ここで犯人グループの説明をしよう。犯人グループ(合計4人)がなぜ日本の外務大臣に恨みがあるのだろうか?その理由は外務大臣がヨーロッパ某国の独裁政権に資金援助をしていたのだった!ぶわはははははは、なんだその設定。
  • 犯人グループはその独裁政権によって、家族や村を奪われた人たちだった。佐藤浩市は妻と一緒にその独裁政権下でボランティア活動をしていたが、独裁政権の襲撃により妻を殺されたのだった。こうして佐藤浩市は外務大臣の援助行為を世間に明らかにし、外務大臣に復讐するために犯人グループを結成する。それってつまり『相棒』………いや何でもないです。
  • とにかく佐藤浩市は生き残った村人3名のリーダーとなったのだ。こういう「外国の村が滅びる⇒そこにいた日本人のトラウマになる」というパターンの映画ってここ数年やたら多い。
  • 犯人グループの計画は壮大を極めた。村人たちは工作員となり、邦人を誘拐して身代金を要求、監視映像に細工し、イタリアの警備システムを乗っ取り、イタリア大統領を暗殺するように見せかけ、イタリアの交通インフラまで壊滅させた。そしてついに計画の最終段階である日本大使館侵入を実行するときがきた!ここまで超壮大な計画をやってのけた犯人たちは一体どうやって日本大使館に侵入するのだろうか?
  • それはハシゴだった!工作員も誘拐も脅迫もハッキングも、全てはハシゴを使って日本大使館に侵入するためだったのだ!ハシゴをかついで日本大使館まで走る犯人グループ!日本大使館の壁にハシゴをかける犯人グループ!緊張してハシゴを登れない犯人グループの一人を日本語で慰める佐藤浩市!そして犯人たちが全員ハシゴを上りきると、サラ・ブライトマンの歌声に合わせて犯人たちがスローモーションになる!爆笑モノの名シーンだ。
ラストシーン
  • 犯人グループは日本大使館内のパーティー会場を占拠した。そして外務大臣の足を銃で撃って脅す。ベラベラと自分の悪事を喋り出す外務大臣。銃で脅されながら喋ったことなんて信用できるわけがないだろ!お前はジャック・バウワーか?それとも足利冤罪事件を生み出した栃木県警か?
  • これで事件の95%が終わったというときに、オダルフィ登場!このときに武器を持っていないことをアピールするオダルフィの動作が妙に笑える。
  • オダルフィは佐藤浩市に「あなたに死んで欲しくない、生きて償ってほしい」という天海祐希の言葉を伝える。この映画ってもしかしてオダルフィの存在って一切必要がなくて、一人の日本人女性がテロに巻き込まれながら、あえてテロリストを許す物語にすればマトモな映画になったんじゃないの?
  • オダルフィはケガをした外務大臣を連れ出そうとする。怒り出す犯人グループだが、オダルフィがここで決め台詞「たとえどんな人でも邦人を守るのが私の任務です!」それだったら人間なら誰でも救おうとする救急隊員や消防隊員のほうがずっと偉いと思う。
  • こうして犯人たちは全員取り押さえられ、天海祐希は無罪放免となった。誘拐された娘は犯人グループに丁重に扱われていたので無事だった。日本大使館の職員たちは正月休みをとる。年末に日本人がテロを起こしたのに、なんで休みを取れるの?
  • オダルフィと天海祐希はアマルフィの海岸に行く。天海祐希が後ろを向くとオダルフィは消えている。
  • 空港を歩くオダルフィ。そこでオダルフィと戦ったイタリア人警部が「俺の部下にならないか?」とオダルフィをスカウト。なぜ日本人外交官がイタリアの警察官に?
  • オダルフィは左遷のような扱いで南米へ行くことになった。だが南米でもオダルフィを必要としている人がいる!これはシリーズ化への布石なわけだが、シリーズ化は無理だと思うのでオダルフィはずっと南米だろう。
  • 映画のラストは新年を迎えてお祭り騒ぎのイタリア。このお祭り騒ぎの風景は、本当に新年のイタリアを撮影してきたらしい。ただしサラ・ブライトマンの映像だけ、さっきのシーンの使い回し映像。END。
チャンピオン織田裕二
  • 日本のテレビ局を牽引する存在でもあるフジテレビの開局50周年記念作品
  • 邦画のスケールをはるかに超えるサスペンス超大作
  • イタリア全土を襲う大規模連鎖テロ
  • 日本映画(実写)においてはタイトルホルダーといえる織田裕二

などと公式サイトに派手なことが書いてある『アマルフィ 女神の報酬』。なんせフジテレビ&織田裕二は映画だけで340億円以上も稼いでいるのだ(唯一の失敗作『T.R.Y』のことは忘れてあげよう)。しかし今年のTV映画界では、若手の俳優を集めて2009年度ナンバー1ヒットとなったTBSの『ROOKIES』(そろそろハリポに抜かれるが)、『アマルフィ』よりも安い製作費で『アマルフィ』以上のヒットを飛ばしている日本テレビの『ごくせん THE MOVIE』があり、タイトルホルダーを自称するのも難しくなってきている状況だ。だが「外交官:黒田康作シリーズ」が決定すれば再びフジテレビ&織田裕二が派手に天下に返り咲くことになるだろう。無理だと思うけど。

アンタ(織田裕二)がいるってことは、派手なことが起こるってことだろ?

というセリフは、作り手側の色々な期待がこめられた言葉かもしれない。

脚本家クレジット抹消事件

原作だと犯人は佐藤浩市じゃなくてイギリス人。目的は日本大使館じゃなくてヴァチカン。ターゲットはチェチェンを弾圧した外国の外相。ヴァチカンはキリストで、チェチェンはイスラム教徒が多い。だからこそキリストとイスラムの文化を併せ持ったアマルフィという場所に意味がある。犯人グループの一味には日本人通訳がいて、その人間を公的に活動させるために日本人少女を誘拐したのだ。

映画版ではこれらの設定は全部消えてムチャクチャな話になった。原作だとスケールが大きすぎるので、それなりの改訂はしょうがない。特にヴァチカンやローマ法王に関するエピソードは日本映画では不可能だろう。

真保裕一はイタリアを舞台にした小説と脚本を依頼されてその通りにした。ここ数年の世界テロ事情も含んだ物語を書きあげた。しかし映画版はお台場でも沼津でも出来るドタバタテロになってしまった。そりゃまあ真保裕一は納得しないだろう。脚本家クレジット抹消事件が起きるわけだ。

どうでもいいけど脚本家クレジット抹消事件のニュースで僕が一番驚いたのは、ネット上では半数以上がフジテレビ側の説明を信じていたことだ。バンドの「音楽性の違いで脱退」や、ハリウッド俳優の「スケジュールの都合で降板」を本気で信じるような人たちばかりなのだろうか。

世界標準アマルフィ

僕は『アマルフィ 女神の報酬』が割と好きである。ピンボケした空撮やブツ切りの編集は気になったが、まあ極端に気になるほどでもない。どうしようもなく酷い映画なので星は一つだが、フジテレビが自ら超大作だと呼んでいる映画で、天海祐希が銃を振り回し、佐藤浩市がテロリストになって、福山雅治がイタリア女と一緒に遊んでいて、オダルフィがひたすら織田裕二を演じているのだ。それを観ているだけでなんか楽しい気分になれる映画だ。


『アマルフィ 女神の報酬』で脚本家クレジット抹消事件以上に謎なのは前田有一の超映画批評のアマラーっぷりである。アマる会でも僕が前田さんの文章を読み上げると爆笑だった。いや、もちろん僕も「アマルフィって面白いの?」と聞かれたら「すっげー笑った!超おもしろいよ!」と答えるだろう。しかし前田さんは

  • 世界標準からみても優れたサスペンス映画
  • きわめてよくできた脚本につきる
  • (アマルフィの脚本は)知恵を絞って突き詰めたその結晶だ。
  • 主人公と犯人の仕掛けた謎の攻防は、ミステリ好きのツボを押さえた気持ちのいいもの

「世界標準からみても」を「超前田標準からみても」と読み換えないと納得できないほど『アマルフィ』をベタ褒めしている。アマる会では「逆のことを書いているのか?」という意見もあった。おそらくフジ・サンケイグループに大切な人を誘拐されて、脅されて上記の文章を書いているのではないだろうか。

2009-08-01

はてブ▼この記事の直リンク先

破壊屋に戻る08月の更新内容全てを表示2009年の映画の感想を一覧表示