一度も目撃されることなく警察・マスコミ・世間の目から完全に身を隠しきったノリピーの逃走劇。逃走最大の目的であるシャブ抜きにも成功した。注射の痕が残らないように炙る手口、ケータイの処分、シャブ抜き。ノリピーのドラッグユーザーとしてのステータスは押尾よりもずっと高いぞ。押尾なんてドラッグで人死なせているし。これでノリピーが不起訴になったら、ノリピーはドラッグユーザーたちの伝説となるだろう。
で、ノリピーの逃走経路が明らかになるにつれ「怪しい大物」たちが登場してきている。元々ヤーさん一家のノリピーなので、ソッチ系の人脈が強いのだろう。世間ではノリピーのレイヴ趣味やシャブの使用状況を気にしているようだが、僕としてはシャブよりもノリピーを取り巻く闇社会の状況のほうがずっと気になる。シャブを胸に吸い込む 愛情するよりこんなとき仁義したい ノリピーの闇冒険。なんちゃって。
今回のノリピー事件最大の被害者は、高相祐一だと思う。なぜすべてのはじまりである高相祐一が被害者かというと………コイツは今回の事件で表社会にも闇社会にも多大なダメージを与えたのである。高相の生きがいであったサーファー業界やクラブカルチャーや芸能界にも大迷惑がかかっている。芋づる式ではなくて新規に捕まったので、新しい麻薬密売ルートも明らかになるだろう。高相は社会の全てを敵に回したのだ。今はまだ離婚の話は出ていないが、裁判やノリピー芸能界復帰を考えると離婚の話も出てくるだろう。そうなったらノリピー周辺の危ない人たち(ノリピー親衛隊ではない)が高相の身を狙うかもしれない!高相は執行猶予なんて貰わずにおとなしく刑務所に入ったほうが安全だ。
だが高相にも一つだけ希望がある。その希望とはシャブである。シャブの本来の使用目的は難局を乗り切る力を得るためだ。高相よ、反省している場合ではない!こういう時こそシャブを打って打って打ちまくれぃ!(今回の更新が全面的に不穏当であることを深くお詫び致します、あとノリピー事件最大の被害者はノリピーJrです)
マジメは話、更生に成功した人でさえ「何年経っても注射器を見かけるだけで衝動が抑えられなくなる」「シャブが体の中に入ってくる感覚は一生忘れられない」というのが薬物中毒の恐ろしいところ。「薬物を断ち切ったまま死んで墓に入ったときに、はじめて更生に成功したといえる」という薬物中毒者のブログを読んだことあるが、その通りかもしれない。薬物中毒から更生するには身体的治療や精神的治療は当然ながら、ドラッグが入手できる人間関係を完全に断ち切る必要があるのだ。それが出来ないから更生に失敗する人もいる。薬物中毒とは本当に恐ろしいものなのだ!(打って打って打ちまくれぃ!の後だと説得力無し)
ちなみに高相祐一も田代まさしも押尾学も、みんな「自分のオンナにドラッグをやらせた」という点で共通している(押尾学は確定していないけど)。女性が違法なドラッグをやる理由には「付き合っていた彼氏に薦められて」というのが多い。女性の皆さんは草(クサ)食系男子には気をつけましょう。
2009-08-22