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日本版アバター   

映画『アバター』はこんな感じの設定らしい。

この設定の背景には、イラク戦争やネイティブ・アメリカンを追い出したアメリカの歴史があるのだろう。
医療技術の向上よりに戦争で大ケガしても生き残ることができるので、アメリカ国内にはイラク戦争の結果、身体障害者が増えたらしい(←阿久根市長に言わせると「機能障害を持ったのを生き残らせる」)。アメリカは戦争で石油資源を確保してきたし、そもそもネイティブ・アメリカンを追い出して土地を奪って国を作った。ナヴィとの恋はポカホンタスが下敷きになっていると思われる。まだ未見なのたいそうなこと言えないが、アメリカの負の歴史を背景に持ってくるジェームズ・キャメロンに映画人の魂を感じる。

でもこの設定って日本でも出来る気がする。

映画『ウォーリー』は、ラストシーンで[管理社会からの自立を描いていたが]、あのラストシーンに疑問を持つ日本人は多い。じゃあそんな日本人にピッタリの映画を作ってみようぜ!あ、『ブラック会社~』がそれなのかな?


それと阿久根市長の登場に日本の機能障害を感じる。刈り込むべき腐った枝とは阿久根市長本人のことだろう。

2009-12-23

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