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03/12/28   TOP文のみ更新

数列の問題

    仕事も私生活も忙しいのにスノボに行ったりして、とてもじゃないけど映画館には行けないし、観ても感想を書く暇がありません。どうでもいいけど2本の足を1枚の板に完全に固定するというスポーツを考えたアホはどこのどいつだ。いや、スノボは面白いんだが下手なもんだから毎回大変な思いをしています。

   今回は閑話休題ということでいきなり数列の問題を出します(この問題は昔の破壊屋で出した事があります)。
1,11,12,1121,1321,122131,・・・
   この数列の次の数字は何でしょうか?答えがわかった人はほくそ笑むか、数字だけを雑談掲示板にでも書いてください。ちなみに僕は学生時代に数学科の教授にこの問題を出され、一週間悩んだ挙句答えがわからず降参してfg708君から答えを教えてもらいました。その時は「そうだったのか!何で気がつかなかったんだ!」と気が狂いそうになりました。僕も今まで何度か他の人にこの問題を出してきましたが、何人かは即答出来ています。そんなに難しい問題じゃないのかな?数学科の僕は全くダメだったんだが・・・。答えは今度の更新時に載せます。早く知りたい人は検索すれば見つかるんじゃないかな?
   いや、つーか今「千年の恋 ひかる源氏物語」観てるんだけど(暇があるじゃん僕)、これスゴイぞ!ディザスター(天災)ムービーという映画のジャンルがあるけど、「千年の恋 ひかる源氏物語」は映画の内容も、観ている僕の心も、ディザスター状態です。「千年の恋 ひかる源氏物語」こそ最強のディザスタームービーではないのか?
   しかし「源氏物語」の幼女を自分好みの女に育ててモノにするっていうプロットは本当に狂ってるな。古典の時代からそんなことやってるから美少女ゲームなんかが氾濫する国家になったのか。

03/12/23   TOP文のみ更新

映画色々

● イン・アメリカ 三つの小さな願い事   ★★★★★
   アメリカに移民してきた家族に、次々に辛い現実が押しかかって来る様子を純真な少女の目から見たお話。辛い現実から逃れるには「願い事が叶う」っていう奇跡が必要なんだけど・・・
    僕は単純に「三つの小さな願い事」って幸せをかなえたり、誰かを救ったりするもだと思ってた。でもそれは違う。家族を本当に救いたいのなら何を願わなくてはいけないのか?それは簡単な事じゃあない。観客にこの願い事を予想することは絶対に出来ない。何故ならこの願い事を思いつくことができるのは、本当に辛い思いをして本当の幸せを願うことが出来る人だけなのだから。
    優れた映画は人の心を豊かにする魔法になり得る。人間の優しさや人生の不思議さも魔法になり得る。「イン・アメリカ 三つの小さな願い事」に映画を観ることの意味、映画を観ることの素晴らしさを改めて教わった気がする。「ハリポタ」とか「踊る大捜査線」とか「チャリエン」とか「マトリックス」とかは映画としてはくだらないんだよ。でもまあ心が豊かになったところで人生が面白くなるわけでもないので、これからも「ハリポタ」とか「踊る大捜査線」をけなしたり、「チャリエン」とか「マトリックス」を誉めていこう。「イン・アメリカ 三つの小さな願い事」の劇場を大感動しながら出てそう決心した。そして次に向かった映画は・・・
● ミシェル・ヴァイヨン   
   うぉぉおぉ!リュック・ベッソン相変わらずです!最高!嬉しい! この夏、「踊るなんとか」という「WASABI」よりもヒドい映画を観てしまい、僕は「もはやリュック・ベッソンは最低ではない」という認識を持ってしまいました。だけどこれは僕の認識不足、やはりベッソンはタダモノではない!
    しかし日曜だというのに劇場は恐ろしい程ガラガラだったぞ。何かベッソンの映画を喜んで観ているのって僕だけのような気がしてきた。

    ミシェル・ヴァイヨンとはコミックの映画化で、日本では「こち亀」というタイトルでよく知られています。ってもちろん嘘ですが、やってることは同じなんです。「こち亀」読んだことがある人ならご存知でしょうが、「こち亀」にはよくレースネタがありますよね?主人公の両さんがレースで勝つために※[相手のタイヤをパンクさせたり、エンジンが壊れても自分でマシンを動かしたり、偽ドライバーを使ったりする]。そんな酷いギャグがこち亀レースネタの最高の魅力なんです。うんでもってこの※の文章を何故隠したのかというと、ミッシェル・ヴァイヨンのクライマックスが※と同じだから。映画の後半はいい年したレーサー達が中学生レベルの妨害工作を繰り広げる大爆笑のル・マンが展開するぞ!
    またリュック・ベッソンが脚本書いたんだからそりゃあ当然、物語が映画として成立していません。今回は主人公レーサー(青のヴァイヨン)と悪役レーサー(赤のリーダー)が戦うんですが、二人が戦うにはもちろん理由がある。その理由とはヴァイヨン達のチームがチェックポイントを通過する直前のリーダーを卑怯な手口で妨害したから。いや、それ主人公が悪いよ!さすがベッソン、悪い事したほうが悪役になるという基本すら無視しました。
    またリュック・ベッソンが製作したんだからそりゃあ当然、ラブシーンが描けていません。レーサーという危険な世界に生きる男と女。しかし女は自分よりずっと危険な男に惹かれる・・・というラブシーンをバカが演出すると一体どんなシーンになるのか?暇な人はガラガラの劇場でお確かめください。
    ベッソンが大好きな意味の無いセックスもあります。女が部下の男に妨害工作を命じさせた後に、女がアリバイ工作のためにヴァイヨンチームの男と寝るというシーンがありました。おいおいベッソン!アリバイが必要なのは部下の男だよ!女は命令しただけだからアリバイいらないって!
    ステアリングを動かさなくても車が勝手に曲がる脅威のドライビングテクニック(ただのリモコンともいう)も良かったな。
    まあ僕はF1とか詳しく無いので、詳しい人には楽しめるかもしれません。僕はてっきりル・マンの24時間耐久レースって何週回れるかを競うのかと思ったら違ってた。どっちが先にゴールできるか競うレースだったのか!
● ファイナル・ファンタジー   
   テレビで放映しますが、もしあなたの手元にプレステのコントローラーがあっても退屈なムービーシーンは飛ばせないので注意。
    この映画のためにハワイにスタジオを作って興業が失敗するとすぐに売っ払うという、平成大不況の最中にバブル期のようなことやってた映画です。フルCGとかの技術的な部分はあっけにとられるほどスゴイのですが、デザインがイマイチなので画面としては面白くない(でも背景の絵は非常に綺麗)。一番致命的なのはストーリーで、「ガイア理論」を唱えるシドは教祖、それを確証付けようとするアキを優秀な信者と見立てたそのまんま宗教勧誘ビデオな内容です。それに敵キャラのファントムを倒すためには8つのアイテムを集めなくてはいけないっていう基本プロットは映画というよりもゲームのプロットだよ。
    映画ファンにはアレック・ボールドウィン、スティーブ・ブシェミ、ヴィング・レイムス、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ウッズという実写でやってくれたらとんでもない映画になったこと間違いナシの声優陣が楽しめるのではないでしょうか。特にブシェミ

雑談

    今月の残業時間が既に70時間近いのに、映画もライブもゲームも飲み会も忘年会も破壊屋更新も全部やってる自分が怖い今日この頃。この間は大学の幹事会の飲み会に行ってきました。僕は大学生時代に幹事会という組織にいまして、幹事会は非常に性質の悪い飲み会で有名だったんです。久し振りに戻ってみてもやはり相変わらず。学生気分というものはやはり凄いものですね、僕は社会人なのでトラックスーツで参加しました。そういや幹事会の武器にはスピリタスがあったけど、今年のニュースでスーパーフリーがスピリタスを使って女性に乱暴というのがあって結構ビックリした。

    そのあとKORN JAPANのオフ会兼忘年会にもトラックスーツで参加。KORNというヘヴィなアーティストのオフ会にトラックスーツはどうかと思いましたが、もう脱ぐのが面倒になっていた。KORN JAPANのメンツは参加者全員コアな方々だったので妙に安心。音楽を中心に激論が交わされていました。参加者の中には秘宝祭りに行った人もいてビックリ、やはりコアな人達にとって秘宝は一般的なんだな。ミッシェル・ヴァイヨンの特集を組むC U Tなんて誰が信じるか!

音楽ネタ

    レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのライブ版ってもしかして名盤?輸入版発売直後に視聴して、その余りの凄まじさに圧倒され即買いしたところ、DVDがセットでついているという超充実した国内版が最近発売されて後悔している真っ最中です。
    それと中国の方々、ブラフマンに物を投げるとは何事ですか!あれ程優れたロックがアジアにどれだけあると思っているのですか?もっと石を投げつけるべき日本文化は他に色々あるでしょうが!

03/12/16   TOP文のみ更新

ラスト・サムライの小ネタ

   
侍魂?

   侍の生き様を描いた「ラスト・サムライ」の予告編です。映画秘宝で記事になっていたので僕も調べてみました。待魂って何だろう?と考えさせてくれますね。やはり侍ならば待つことにも魂を込めなきゃいけないのでしょうか?
    映画「ラスト・サムライ」は英語圏だと「武士道」というタイトルが併記されており、予告編の日本語の使い方もちょっとおかしいです(日本版の予告編と微妙に違う)。映画本編の日本の描写は真面目に取り組んでいるのに、宣伝が変という珍しいパターンですね。ところで「ラスト・サムライ」は日本版が海外版よりも10分も長いのは何故?

フォーン・ブース   ★★★

    電話ボックスに閉じ込められるという上映時間80分の強烈スリラー!密室とかエレベーターとか限定空間ものは今まで色々あったけれど、フォーン・ブースほど極小の場所に閉じ込められる映画は始めてではないでしょうか?(「ミクロの決死圏」とか「MIBシリーズ」とかは除く)。でもウェズリー・スナイプスの映画で似たようなプロットの映画があったような気もする。あと似たような事件が起きたせいで公開が延びていた作品でもあります。
    いきなり雲を突き抜けて宇宙という限定空間モノとは思えない導入を経て舞台はニューヨーク。地上で最もケータイを使いこなす人種:ジャップが登場!次に大量の不良黒人が出てくる、だが彼らは銃や麻薬を持たずにケータイを持っていた!(何も持ってない人も多かったが)。そして韓国人はケータイも地図も使いこなせていなかった!悪い意味でジョエル・シューマッカーらしいオープニングが終わると、主人公スチュが出てきます。スチュは傲慢で軽薄で嘘つきで常に人を見下す業界人でもちろんケータイは手放せない。だけどスチュはとある事情で公衆電話ボックスで電話をかける。スチュが電話ボックスに入ると何故か電話ボックスに宅配ピザが届けられる。「何じゃこりゃ」と思ってたスチュだが、今度は公衆電話が鳴り始めた。思わず受話器を取ってしまったスチュ、それが悪夢の始まりだった!電話先の男からライフルで狙われて、電話ボックスに閉じ込められてしまったのだ。電話を切ることは死を意味する。スチュは「何故俺がここに来る事を知っているんだ?」「俺を狙う理由は何だ?」「お前は誰なんだ?」と聞くが、その答えは返ってこない。そして事態はどんどんとエスカレートしていき・・・。ちなみにピザは[「長丁場になるから頑張れよ」という犯人からの心温まる差し入れ]だった!Your life is on the line!(アメリカでのキャッチコピー)
    これが実に面白い。監督は最低映画を連発することで映画ファンにはすこぶる嫌われているジョエル・シューマッカー。彼がこんな気合の入った映画を撮ってくれるとは思わなかったです。
    映画本編は当然メインプロットとして「何故俺が狙われるんだ?」「電話の相手は誰なんだ?」「俺はどうすれば助かるんだ?」というスチュの極限状況を観客にも体感させるスリラーの王道パターン。サブプロットとして、駆けつけた刑事の「つーかあの電話ボックスの男何やってんの?」「誰と喋っているんだよ?」「もしかして何かとてつもないことが起きているのでは?」と数少ないヒントから事態を解明するというちょっとしたミステリーがあります。長尺だらけの映画界に逆行して、80分という短い時間でスチュの極限状況と刑事の謎解きの両方の視点が楽しめる内容です。
    「フォーン・ブース」のクライマックスは結構驚きました。クライマックスは[スリラーでもミステリーでもないのです。「誰が犯人なのか?」「どうしてスチュを狙うのか?」「どうすれば助かるのか?」という要素も関係ない。極限状況に置かれ始めて素直になれたスチュの人間ドラマがクライマックスだったのです。]。そう「フォーン・ブース」で本当に重要だったのは「傲慢で軽薄で嘘つきで常に人を見下す人」というスチュの性格・・・。
    しかし極限状況とはいえケータイ電話は一応持っているスチュ。もしスチュが日本の女子高生だったらブラインドタッチのメールで何とかしてしまうのでは?(犯人は手の動きまで見張っていたけど。)
    演技陣は、スチュ役に日本では馴染みがないけどここ数年アメリカで大ブレイクしたコリン・ファレル、やっぱり演技力あります。刑事役には黒い笑福亭鶴瓶ことフォレスト・ウティカー、ケイティ・ホルムズはいつもどおりカワイさを振りまいています。そして電話の声の正体は・・・[この手の役が得意なあの役者でした。字幕派の映画ファンならヒアリングだけで当てられるかも?そこまで有名じゃないか。]

アンドリューW.Kのパーティ

    12月12日金曜日のアンドリューW.K.のライブに行って来ました。アンドリューW.K.とは最高のパーティ野郎でして、その楽曲はヘヴィかつポップというわけのわからんものです。アンドリューW.K.のライブを一度でも観た事がある人ならわかるでしょうが、彼には人を問答無用で楽しませる不思議なパワーを持っていまして、彼のライブはハードなパーティ会場と化します。大勢の観客が笑顔で殴り合っている光景は冷静に見ると不気味です。
   始まる前は一緒に行った友人と二人でダレきっていて眠そうにしてましたが、ライブが始まるとやはり大暴れ!いつも通りの最高!なパーティでした。
    さて今回のパーティで一番衝撃的だったのは・・・ アンドリューW.K.は足を怪我して車イスだった!
    つーか怪我をしたら普通は公演中止のはずなんだが、そんなことお構いナシにアンドリューW.K.は車イスで決行。しかもいつもと同じ激しいライブ。ちゃんとお約束の意味不明のダンスをして、キーを叩き、ギターを弾いていました。例えば車イスで生活している人でも何の支障もなく社会生活が出来るようにする事がバリアフリーなんだから、車イスでもヘヴィなライブが出来ることを示したアンドリューW.K.こそ真のバリアフリーだ!(違う、本当のバリアフリーは社会的・精神的な意味も含む)
    本当はリンプ・ビズキットのライブも行く予定だったのですが、土曜日の朝から月曜日の朝まで50時間ぶっ通しで仕事!睡眠は4時間、メシとれたのは2回(メシ食う時間も無い&食ったら寝てしまう)という地獄を味わってきました。疲労と空腹と寝不足で、時々目が見えなくなるような感覚を覚えたりしましたが、最後の数時間はナチュラルハイを起こしてとても元気。
    おかげで土曜日も日曜日もリンプ・ビズキットのライブはスルーでした(スノボもキャンセル)。情報によると名曲カウンターフィットをやったらしく、悔しいです。

03/12/12   映画の壺(その他7、MIB2)更新

アンドリューW.K.から頂いたありがたいお言葉

    「DEAR GICCHO,I LOVE YOUR JIMMY COUP SHIRT,YOUR BLOODY NOSE FACE'S AND YOUR FUN!
IT MUST BE AWESOME TO WORK AT AN ENGINEER JOB!!!
WE ARE EGINEERING A GIANT PARTY THAT WILL NEVER END!
YOUR FRIEND,ANDREW.W.K」
    (やあ、ギッチョ。俺はお前のジミーシャツ(アロハシャツ)と鼻血顔(タトゥーシール)と面白い性格が気に入ったぜ。エンジニアの仕事でもすげえ役立つじゃねえか。俺たちがエンジニアリングしているすげえパーティも終わることは無いぜ!アンドリューW.K.)
    ア、アニキ!アニキは本当に僕の年下なんですか?
    明日ZEPP東京のアンドリューW.K.のライブに行ってきます。本当は土曜日の予定だったのですが、土曜日はスノボに行く事になったので友人のfg708君にチケット売って、金曜日で買いなおしました。と思ったら土曜日はまたまた徹夜で仕事が入ったのでスノボもキャンセル。ちくしょう、リンプ・ビズキットにでも行ってストレス解消しようかな。
    衛星放送で小津安二郎(世界的に有名な映画監督)特集やってますね。でもそんなに早く帰れる仕事じゃないので、小津安二郎を無視してセガールの「沈黙の陰謀」のクライマックスだけ観てました。

03/12/8   TOP文のみ更新

過労

    過労状態です。 週末にちょっとした旅行に行ってきました。だけど日曜日に友人達より一足先に横浜へ戻り、そのまま徹夜で仕事。昼頃解放されたので「ラストサムライ」を観に行きました。そんでもってようやく家に帰れて、旅行の写真を整理しながら破壊屋更新しています。よく考えれば過労というのは過剰労働のことだから、僕のは過労じゃないですね。特に映画と破壊屋が余計だ。
    ちなみにヴァージン・シネマズではマイケル・ジャクソンのベストアルバムのCMが流れたのですが、CMの最後に「BAD」のクリップを流用して、マイケル・ジャクソンが決め台詞の「Who's Bad?」   「そりゃお前のことだろ!」と日本中のヴァージン・シネマズでツッコミが上がっていることでしょう。

    オマケ:旅行の写真。ちょっとタイミングが悪いけれど、僕が口に咥えた餌を船と平行して飛んでいるカモメが飛びながら取っていった写真です。周囲の人から観れば「WATARIDORI」や「グース」みたいなシーンだっただろうが、やってる僕はヒッチコックの「鳥」みたいで怖かったぞ。特に目ん玉喰われないかと・・・。
● ラスト・サムライ   ★★★★
   アメリカ人が近代化する日本に行ったら、そこでは刀と弓と柔術に長けた恐るべき戦闘集団がいた!そしてそのコミュニティの中でアメリカ人は暮らしていく内に彼らと共に戦闘を・・・というファンタジー映画的な要素。ネイティブ・アメリカンを皆殺しにしたことを恥じるアメリカ人が、日本で侍と生活を共にして名誉を取り戻す人間ドラマ的要素。この二つの要素が上手く合致しているので見応えあります。

03/12/6   TOP文のみ更新

t.A.T.uのライブレポートを書いた結果

    サイト管理人の多くはアクセス解析を行っていて、お客さんが検索エンジンからどういう単語を検索してやってきたのかがわかるんです。12月5日(t.A.T.uのライブレポートで更新)の破壊屋アクセス解析結果がすげえ事になった。破壊屋は映画サイトなのにぃ。   注:右端の数字はその言葉で検索した人の数です。


破壊屋 45
タトゥー ジュリア オナニー 5
タトゥー ライブ オナニー 2
タトゥーガールズ 2
破壊屋 映画 2
t.AT.u オナニー 1
『タトゥー』 ジュリア オナニー 1
アニメのオッパイ 1
オナニー ジュリア タトゥー 1
ジュリア オナニー タトゥー 1
ジュリア レナ 1
ジュリア 花道 オナニー 1
ジョージマイケル オナニー 1
タトゥー オナニー ジュリア 1
タトゥー オナニー ドーム 1
タトゥー 東京ドーム オナニー 1
タトゥー オナニー 東京ドーム 1
タトゥー ドーム オナニー 1
タトゥー ドーム 映像 1
タトゥー 東京ドーム ガラガラ 1
タトゥーガールズ 掲示板 1
ベトコン 1
モンタージュ理論 1
ロシア語 ファック 1
死ぬまでにしたい10のこと 1
男子高校生 オナニー 1
男同士 セックス やり方 1
東京ゴッドファーザーズ アメリカ 評価 1
東京ゴッドファーザーズ 千年女優 1
破壊屋 マッドシネマ 1

    えー期待していた方には申し訳ないのですが、あのパフォーマンスは明確なオナニーではなくて、あくまでも「連想させる」程度のものです。それと「ジョージマイケル オナニー」で検索した方、元「ワム!」のジョージ・マイケルは1998年、ロサンゼルス郊外のハッテン場(ゲイが集まる場所)の公園で、オナニーしていために公然わいせつで逮捕されました。何でそんな場所で!何でそんな事を!と世界中でニュースになりましたが、やはりというか何というかジョージ・マイケルはその後ゲイである事をカミング・アウトしました。きっかけはともかく勇気のある立派な行為だと思います。お役に立ちましたでしょうか?男同士のセックスのやり方は難しいですね。ジョージ・マイケルに聞いてください。
    わいせつ罪で捕まったといえば、昨日駅で女性の横顔や後ろ姿をケータイカメラで盗撮していた男を捕まえました。被害者の女性に声をかけて事情を説明して女性の彼氏と一緒に男を捕まえました。盗み撮りとはいえくだらない事だし、盗撮男も一生懸命謝っていたので、女性の意思で警察沙汰にはならず。
   駅の事務室で盗撮男が駅員さんや彼氏に「これは犯罪行為だ!軽いはずみじゃない!わかっているんのか!」と怒られているのを聞いて「そうだよな、他愛が無くても盗み撮りはれっきとした犯罪なんだよ。迷惑行為なんかじゃ済まされないよな。」と何故か捕まえた側のはずの僕が気を引き締めていました。ちなみに盗撮男のケータイカメラの中身には女性の後姿が色々ありました(もちろん強制消去)。スタンド使いとスタンド使いはひかれ合うって本当なんだなこの変態野郎が!!
● バッドボーイズ2バッド   
クライマックスで映画のジャンルが突如変わった。

● スタンド使いとスタンド使いはひかれ合う
マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる名言。「類は敵を呼ぶ」という意味。

03/12/5   映画の感想(ファインディング・ニモ)更新

ショウ・ミー・ラブ ツアー

    12月1日。徹夜仕事が終わり一旦帰宅して食事と風呂をとって一時間程寝た後に、t.A.T.uのタトゥーという最低のダジャレを実現するためにタトゥーシールを作りました。非常にサムい(ネタ的にはもちろん気温的にも)ダジャレですが、「リーグ・オブ・レジェンド」で凍死覚悟で素っ裸になってギャグをやっていたスキナーを見習って(嘘)決行。ちょっとだけ会場でタトゥーシールを披露していました。写真は無いです。すいません。
    水道橋駅に着いて東京ドーム周辺を歩いているとクラブ系のねーちゃん、ゴス系のねーちゃんが多いのは予想(期待)していたんですが、女子高生が非常に多くてビビる。っていうか女子中学生や女子小学生までいるし。このライブは普段僕が行ってるラウド系のライブとは全く違うことに今さら気がつきました。マッド・カプセル・マーケッツとスリップノットのTシャツ、どっちを着ていくかで悩んでいた自分がバカだった。
    開演時間の18:30までに友人達と次々に合流、全員社会人なのに僕のくだらないお誘いに乗ってくれてありがとうございます。今度はもっとスゴイのに誘います、来年2月にスリップノットっていう9人組ユニットのコンサートがありますよ。
    客席内に入るとおじさん、おばさん、スーツ姿の人、男子高校生、ゲイのカップル(t.A.T.uは同性愛の解放をイメージしているからね)など客層がさらに多彩になる。あまりにもバラバラすぎるので友人たちと客層を見て笑う。僕達の座席はアリーナ指定席なので客席は埋まっているが、スタンド席はズドーンとガラガラの部分があった。
    開演時間より20分ほど遅れてDJパフォーマンスが始まりました。このDJがめっちゃダウナー系、いい感じで客たちが眠くなってます。巨大スクリーンにはモノクロ映像でタトゥーガールズ達が映し出される。東京ドームのどこかでユラユラと動くタトゥーガールズに、鉛筆けずりやグラインダーなどターンテーブルを連想させる映像が合成される。熱心な映画ファンならご存知でしょうが、これはロシアが生み出した偉大なる映像理論:モンタージュ理論です。モンタージュ理論とは映画の基本のようなものです。例えば共産党の集会の映像に唐突に椅子の映像を合成させる。そうすると映像は映っているモノ以外の意味(体制への批判とか)を持ち始めるのです。映像の組み合わせが意味を持つという事は、つまり映画の基本。ロシア映画が確立したモンタージュ理論により映画は進化したのです。
    15分過ぎた辺りから、タトゥーガールズが少しずつ眠り出していく。カメラはタトゥーガールズの太ももや寝顔を大フィーチャー。すいませんモンタージュ理論関係無かったです。何かフェチ系のビデオに思えてきました。(いや、アレは本当にモンタージュよ)
    パフォーマンスが30分(長えよ)続いてダレてきた辺りで、DJがオール・ザ・シングス・シー・セッドをかける!そしてt.A.T.u登場!オール・ザ・シングス・シー・セッドをシャウトしながら花火が爆発してライブが始まるという演出は、サマーソニックゼロツーのガンズ&ローゼズみたいでカッコいいと書くとロックファンから怒られるので横線。でも直前のパフォーマンスでダレまくってたし、スクリーンにタトゥーは映らないしで、出だしは結構不満。
    次の曲が終わるとジュリアとレナはビデオカメラを持ってスタンディング席の花道に向かい、興奮の坩堝と化したスタンディング席の客に隣の人とキスをするようにうながす。「日本人には難しいだろ」と思いつつも何人かは女の子同士でキス。この様子はスクリーンに映し出され、ジュリアとレナは「キス!キス!キス!」と興奮しています、そのうち興奮しすぎたのかジュリアはロシア語で喋リ出す。ちなみにスタンディング席の女の子達に混じってグラサンかけたおじいさんがいたので、スクリーンでその様子を観ていたスタンド席はどよめく。
    ライブの形式はジュリアとレナがステージや花道で歌いながら、ステージ周囲を囲む5つの巨大スクリーンに様々な映像が映し出されるというもの。映像の出来はちょっとイマイチ。
    最初は男と女が鏡のあるベッドで寝そべっている姿がスクリーンに映し出される。鏡が不思議な雰囲気を出していて面白いけど、その男女がイチャつきながらお互いの服を脱がし始めるので客席が凍りつく。服を脱がし終わると今度は腰の位置が合っていないファックを始めるので、思わず笑ってしまった。まあ老若男女が来ている東京ドームの大スクリーンに腰の位置が合っているファックを流したりしたら、それは犯罪なので正しい判断でしょう。
    また途中ジュリアが下腹部に手を入れるオナニーパフォーマンスを始め、スクリーンでもバスタブのジュリアがそれっぽい動きもする。こういった少女のきわどい性を表現するのもt.A.T.uの魅力。でもそのとき僕の隣の一人で来ていたサラリーマンが大興奮していたのでなんか気持ち悪くなる。
    ライブの中盤で僕が一番大好きな曲:マルチック・ゲイが流れる。この辺りから僕の気分も盛り上がり始めたし、映像の方も面白くなる(世界中の偉人の顔に落書きとか)。ポップソングとはいえプロディジーにも例えられるt.A.T.uの楽曲は、やはり生の轟音で聞くとかなり気持ちいい。僕達の前の席にはゲイのカップルがいて、マルチック・ゲイの時にこの二人が大喜びで踊ってたのが印象的。
    ライブはクライマックスまで進み名曲ノット・ゴナ・ゲット・アスが始まる。大きな花火が上がり、花びら舞う中でジュリアとレナが見つめ合いながらノット・ゴナ・ゲット・アスを歌う姿は最高!タトゥーガールズ達も巨大なボールを持って一斉に登場、そしてタトゥーガールズと共にジュリアとレナも退場。確かにこのクライマックスは圧巻だったが・・・。 全体的にライブの演出が下手、盛り上がりには欠けていた。開演直後からずっとタトゥーガールズの映像を流していたのがライブの伏線なのに、この映像自体がイマイチなので生のタトゥーガールズが登場する瞬間に何の感動も無かった。アンコール無しなんで、客もさっさと帰り始める。
    次の日のニュースをチェックしていたらテレビ朝日が思いっきりt.A.T.uを馬鹿にしていた。テレビ朝日は相当怒っているらしく、開場直後の映像を写して「ガラガラです!」とか言ってた。ニュース番組ですらこういう事やるんだからマスコミを敵に回すってのは怖いことなんだな。

ファインディング・ニモ

    今年は映画館で「ファインディング・ニモ」の予告編を何度観たのだろう。10回目辺りからいい加減ウザくなってきて、あのタマゴが一杯出てくるシーンで「あ、イクラ丼!」と叫びたくなるのを一生懸命堪えていた。映画のラストはニモとマーリンが日本人に捕まって、ニモが[鉄火巻]でマーリンが[活け作り]になったら楽しいなと思ってた。でもならなかった。公開前なんで感想はコチラ
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