破壊屋2007200620052004旧映画の感想

DEATH NOTE   ★★★

何度かネタにしたんでわかっていると思いますが、僕はそりゃもう漫画『デスノート』の大ファンです。小畑健の異様にレベルの高い画力と大場つぐみのやたら高密度なサスペンス物語は漫画という次元を感じさせません。ところがそれを実写映画化した『DEATH NOTE』は、人を殺せる超能力を持った少年とFBIを動かせる少年が対決する物語になっており、漫画という次元をバリバリと感じさせます。

原作ではサスペンスの肝だった「人の死を自由に操れる」という要素はオカルトにしか見えない。月が他人を操る一方Lはどこでも監視ができて、何でも出来る者同士の対決に見えてしまう。死神リュークが大好きな僕でも「これじゃあ死神出さないほうがいいよ…」と思ってしまった。サスペンス映画なのに一体何にサスペンスを感じればいいのかよくわかりませんが、まあ漫画みたいで面白かった。漫画だし。


以下は映画版『DEATH NOTE』の見所です。原作読んでいる人向け

2006/10/23|▼この記事の直リンク先

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