ワースト映画の中から、堤幸彦監督作品を抽出しました。
ワースト順位 | 作品名 | 監督 |
---|---|---|
19位 | 20世紀少年<第1章> 終わりの始まり | 堤幸彦 |
41位 | 銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~ | 堤幸彦 |
43位 | サイレン FORBIDDEN SIREN | 堤幸彦 |
49位 | 20世紀少年<最終章> ぼくらの旗 | 堤幸彦 |
87位 | 恋愛寫眞〈レンアイシャシン〉 | 堤幸彦 |
87位 | ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer | 堤幸彦 |
152位 | 20世紀少年<第2章> 最後の希望 | 堤幸彦 |
152位 | 自虐の詩 | 堤幸彦 |
152位 | Jam Films ジャムフィルムズ | 飯田譲治 岩井俊二 北村龍平 篠原哲雄 堤幸彦 望月六郎 行定勲 |
188位 | 大帝の剣 | 堤幸彦 |
215位 | まぼろしの邪馬台国 | 堤幸彦 |
251位 | トリック劇場版2 | 堤幸彦 |
494位 | 包帯クラブ | 堤幸彦 |
というわけでゼロ年代最悪の映画監督は13本の作品がランクインした堤幸彦……だけではない。もう一人、本広克行がいる。
本広克行は『少林少女(2位)』『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(3位)』『交渉人 真下正義(11位)』『UDON(65位)』と日本映画界に与えた悪影響が大きすぎる。ワースト映画界のポン・ジュノとでも言うべき存在だ。既存の映画の演出をコピーする『踊る』シリーズも酷かったが、本広克行がオリジナル演出で勝負した『UDON』も酷かった。というかワースト3の中に2本も入るってすげえな。
僕が本広克行を批判するのは、彼の映画を劇場まで観に行くからである。なぜ観に行くのかというと、本広克行は彼なりの映画愛を持っている監督で、観賞する価値はあるからだ。その一方で堤幸彦は批判以前に観賞する価値すら無い。やはり真のクズ監督は堤幸彦か。
だからといって、この二人が世間から嫌われているわけではない。この二人を嫌っているのは映画ファンだけで、世間一般では人気監督であり、映像業界ではビッグネームである。
この二人が大作映画に起用され続けるには理由があるのだろう。日本の大作映画の製作とはお祭りであり、監督には多くの芸能人やスタッフをコントロールする力や気配りが必要となる。堤幸彦や本広克行はその力に長けているのだろう。
僕個人としては、この二人には映画界から消えて欲しいんだけど、2010年も大活躍するお二人です。
最後にフォローしておくけど、堤幸彦の『明日の記憶』と本広克行の『サマー・タイムマシン・ブルース』は、評判良い作品である。
(オマケ:去年から本広克行のtwitterをフォローしているんだけど、ヒイヒイ言いながら映画を撮っている本広克行に思いっきり感情移入してしまう…)