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ゼロ年代(2000~2009)で最低の映画をみんなで決めよう!という企画ですが、別に投票しなくたって1位と2位は決まっていたも同然でしたね。それはさておき200人の投票者の皆様、本当にありがとうございました!今回はコメント必須にしたので、みなさんの怒りの声が楽しかったです。たとえそれが自分の好きな映画であっても。
つまらない映画に怒る人が集う投票風景(写真は牧村家の惨劇です)
上位10本のリンク先には解説文があります。
順位 | 作品名 | 得点 |
---|---|---|
1位 | デビルマン | 445.5 |
2位 | 少林少女 | 373 |
3位 | 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! | 206.5 |
4位 | 恋空 | 144 |
5位 | 大日本人 | 126.5 |
6位 | CASSHERN | 121.5 |
7位 | ゲド戦記 | 118 |
8位 | ROOKIES -卒業- | 91 |
9位 | DRAGONBALL EVOLUTION | 84.5 |
10位 | バトル・ロワイアルII~鎮魂歌(レクイエム)~ | 79 |
11位 | 交渉人 真下正義 | 72 |
11位 | しんぼる | 72 |
13位 | パール・ハーバー | 70.5 |
14位 | GOEMON | 65.5 |
15位 | 崖の上のポニョ | 61.5 |
16位 | 日本沈没 | 55.5 |
17位 | ファイナルファンタジー | 53.5 |
18位 | 模倣犯 | 51 |
19位 | 20世紀少年<第1章> 終わりの始まり | 50 |
20位 | ブラウン・バニー | 49 |
今回の投票は日本のネットユーザーたちの意見が反映されたものなので、海外のワースト映画事情も簡単に書いてきます。
まずは何といってもウーヴェ・ボル監督!「ホラーの帝王」ならぬ「エラーの帝王(Master of Error)」と呼ばれている監督で、映画を作るたんびに海外ネットユーザーの間では祭り状態に。ゲーム映画化専門なので、海外のゲームファンは自分が好きなゲームの映画化にウーヴェ・ボルが決まると悲鳴を挙げていた。
ウーヴェ・ボルほどの話題は無いが、『鉄板英雄伝説』『ディザスター・ムービー!おバカは地球を救う』のジェイソン・フリードバーグ監督も凄まじく嫌われている。
マライア・キャリーの『グリッター きらめきの向こうに』、ジェニファー・ロペスの『ジーリ』など、いわゆる「セレブ」たちも駄作映画を連発した。
映画の質が壊滅的になったのは日本だけではない。フランス映画も壊滅的な状況だった。実際ここ10年間のキネマ旬報ベストテンでもフランス映画はほとんど入っていない(フランス映画があっても合作だったりする)。特にリュック・ベッソンが絡むと、目も当てられない作品が生まれる。