ゼロ年代のワースト映画_外国映画ワースト１０

外国映画のワーストを抽出しました。なお日本が参加している合作の場合は「言語が非日本語」の映画のみ抽出しています。

順位	作品名	国	得点
1位	DRAGONBALL EVOLUTION	アメリカ、香港	84.5
2位	パール・ハーバー	アメリカ	70.5
3位	ファイナルファンタジー	アメリカ、日本	53.5
4位	ブラウン・バニー	日本、アメリカ、フランス	49
5位	マトリックス　レボリューションズ	アメリカ	47
6位	ターミネーター３	アメリカ	43.5
7位	トランスフォーマー/リベンジ	アメリカ	38
8位	宇宙戦争	アメリカ	33.5
9位	バトルフィールド・アース	アメリカ、サイエントロジー	30.5
10位	レディ・イン・ザ・ウォーター	アメリカ	30

• 日本に対する誤解に満ちた『パール・ハーバー』がワースト２位に。といっても『パール・ハーバー』はアメリカ国内でも思いっきり嫌われているので、映画としてつまらないのもワーストの原因だ。僕は『パール・ハーバー』が公開されたことは大変ありがたいことだと思う。だってアメリカ人の認識が「パール・ハーバー⇒ジャップの騙し打ち」から「パール・ハーバー⇒つまらねー映画」に変わったんだから。
• 外国映画のワースト１０なのに、日本人のバカっぷりが出てしまったのが『ファイナルファンタジー』と『ブラウン・バニー』だ。
• 『ファイナルファンタジー』は史上最悪の赤字映画として悪名高い。坂口博信はジョージ・ルーカスを真似て映画製作スタジオ「スクウェアUSA・ホノルルスタジオ」を建設した。しかし『ファイナルファンタジー』の大失敗により、スタジオは最初の一本でいきなり閉鎖。スクウェア本体も大きく傾いた。
• 「史上最悪の映画」と酷評されたギャロの『ブラウン・バニー』は日本国内だと仏米合作ということになっているが、海外だと日仏米合作になっている。実際のところは製作費を日本が１００％出している日本映画だ。ギャロがジャパンマネーをボッタくった映画だということが、日本人にバレたらまずいんだろうな（自主映画レベルの作品なのに、製作費が１０億円もかかっている）。
• ワースト１０は『ブラウン・バニー』を除いて、すべてハリウッドのメジャー映画だ。ハリウッドは常にどうしょーもない映画を作り出している。
• 『マトリックス　レボリューションズ』『ターミネーター３』は傑作の続篇の失敗という点で嫌われている。
• 『バトルフィールド・アース』はアメリカ国内で「ゼロ年代最悪の映画」に選ばれた。知らない人にこの映画を説明すると『仏陀再誕』みたいな映画です。
• どーでもいいが、５位以降の映画はぜんぶ僕が好きな映画である。