いい映画も劇場やDVDで観たけど、同じくらいひどいのも観ましたよ…。
1位 この映画は本気で嫌いなのだが、吾郎ちゃんはある意味可哀想であった、
とも言えるかもしれない。多分彼に「第二回監督作品」が来るとは
思えないが、その時は本当の父殺しの話をやってほしい。
2位 これは本当にヒドい。ワースト映画で言えば
1位になってもいいくらい。日本語吹き替えの投げやりっぷりが本当すごい。
エンディングでの意味不明なオリジナル・ラップも必見。
3位 2位とは関係ない。ウーヴェ・ボル監督作は
確かにひどいが、日本の「テレビ資本映画」よりまだ映画している…ということを考慮すると
案外侮れなかったりする、のだろうか。
でも映画としてはひどいと思う。
4位 「清水崇だからハズれはねーって」
と友人が推したので借りたけど…。
うん、これはひどかった。
ゼロ年代は「ジャパニーズホラー」がリメイク
乱発やその他諸諸により消費され
枯渇した時代だった、とある意味言えるけど
これを見れば「なるほど、そうか」と良くわかる
はず…です。
5位 GOEMONはコナミのゲームのだけでいいと思う
6位 シャマランがカメオで出ていなかったのは
良かった(その点「レディ・イン・ザ・ウォーター」はどんだけ自己愛強すぎるんだよ、
としか)が、その他の点がもう全部ダメ。
グロかったのは良かったが、もう全部後が
投げっぱなしジャーマン。
これが「シックス・センス」で期待されていた
オッサンと同人物なのか、としか。
7位 もうこれは1作でギブ。絶対ギブ。
続きを観ていたら、絶対もっと上位に食い込んでいた気がする。大金積まれても観ないだろうけど。
8位 これを劇場で見てしまった悲劇!
新聞で「ドラゴンクエストの原典となった作品がついに待望の映像化!」という謳い文句が
あったから観に行ったら…まあひどい映画だった。ちなみに、「トゥームライダー2」でも
同じ過ちを繰り返したりしている。
9位 渋谷で観た。超アウェーだったが、
なかなか日常では得られない経験だった。
なかなかエキセントリックで、アクロバティックでクレイジーな映画でした。
…って亀山製作かよ!
10位 DVDじゃなければもっと上位に食い込んでいた(劇場ではスキップが出来ないから)だろう。
…これに比べりゃまだ「ハウス・オブ・ザ・デッド」や「ドラゴンボールEVOLUTION」はちゃんと映画しているよ!
ダントツ一位は戦国自衛隊1549です。テレビで見たのですが、自衛隊と武者とのガチンコ勝負が見られるのかと思いきや、戦車はあっさり吹っ飛ぶわ、ヘリはあっさり撃墜されるわで、さっぱり見どころの無い映画でした。ストーリーもグダグダの一言。リアリティも皆無で、当時の技術でどうやってヘリや戦車に必要な燃料を精製していたのかとか、燃料と同じくらい重要な弾薬はどうやって補給していたのかとか、穴が多すぎます。
二位のLOVEDEATHは、期待を裏切られたという意味で二位です。VERSUSもあずみもGFWも大好きな私ですが、これはどうも好きになれません。て言うか、主体となるはずのギャグが滑りすぎ。本筋だけでも面白いんだから、この際つまらないギャグは全部カットした方が良かったんじゃないでしょうか。なんかハリウッドデビュー作も滑った様ですし、最近の北村監督のニュースは残念な思いを感じる事が多いです。
三位のGOEMONも、期待を裏切られたって感じです。キャシャーンがなんとなく好きだっただけに、前回よりも劣化しているのは、どうにも我慢なりません。この監督にはそれなりに期待していただけに残念です。あのミーイズムの塊の様な北村龍平だって、「スタッフは大切に」と言っているんだから、撮影や編集くらい信頼出来る人間に任せろよと言いたくなります。幾らキャシャーンで映画畑の人間と衝突したからと言っても、だから自分でやってしまおうという発想は無いと思います。
4位は、映画館で見て、物凄くつまらない思いをした映画でした。「ゴジラ×メガギラス」がまぁまぁ面白かっただけに残念でした。ガメラでやったことをそのままゴジラに持ち込んでいるという感じで、最初は下手な新人監督が撮ったのかと思いましたが、後で平成ガメラの金子監督だと知ってショックを受けました。
5位の日本沈没は、レンタルでチェックしましたが、あまりのつまらないドラマパートに辟易して、早送りしまくってみました。オチも「なんじゃこりゃ」の一言です。最近になって中古で千円で買ってみましたが、やっぱり面白くなくて、30分で見るのを止めました。
6位は、それまでミレニアムシリーズは全部映画館で見ていたのですが、つまらなかったゴジラ×メカゴジラの続編と知って、レンタルで見た映画です。それでも此処までつまらないとは思いませんでした。これを受けて、もうゴジラ映画を映画館で見るのは止めようと思いました。GFWは弟が見に行きたいと言わなければ、わざわざ映画館で見る事は無かったと思います。
7位は、前作をレンタルで見て、その後DVDを購入した映画の続編と言う事で見に行きましたが、とにかく「長い」の一言です。ロボットのアクションシーンもイマイチだったし、誰映2009でも指摘した自動小銃乱射の件にも分かる様にリアリティもないし、正直残念づくしの2時間半でした。
8位は、破壊屋のレビューを読んで興味を持ったのですが、これも「長い」の一言です。この後にオリジナルを500円DVDで見たのですが、こっちの方がよく纏まっていて面白かったです。初代ゴジラにそっくりなシーンもあって、それまでゴジラ信者だった自分の目が覚めた作品でもあります。やっぱり、オリジナルが一番です。
9位は、大学の視聴覚室で見て、やっぱり早送りで見た映画です。その後、ラジオ番組でパーソナリティが「DVD買います!早送りで飛ばしまくって面白い所だけ見ます!」と言っていましたが、それも納得しました。それでも、特撮パートは夢に見たくらい迫力と恐怖がありました。
10位は、矢張りそれなりに期待していたのですが、あまりにも安っぽい造りに辟易しました。最後の板野サーカスも迫力ゼロ、ミニチュアもしょぼいの一言で、とてもじゃないけど劇場作品として送り出すクオリティではありませんでした。最近の円谷買収によるミニチュア撮影からCGへの転向は正解だったと思います。現に、最近見た「ウルトラ銀河伝説」は、かなり面白かったです。
いわゆる「糞映画」が上位に食い込んでいた個人的ベストでしたが、ワーストは同じくらいの「糞映画」が並んでいるか、映画ファンには褒められているけど自分としては駄目だった映画が並んでいますね。「デビルマンをベストにしておいてこれかい!」という批判は勘弁してください。
シャフト
元がよすぎ。
アヴァロン
迷走の開始。
VERSUS
何がしたいのか、わからない。手法も含めてクエンティン・タランティーノの劣化版コピー。フロムダスクティルドーンもあるのに、なぜこれを金掛けて、時間かけてしたかったのか。宇多○師匠の言葉を借りれば「自主製作ならば褒められるが、プロの映画として公開されたら・・・」残念。
トランスフォーマー/リベンジ
意味がないだろうとは思っていたが、話に本当に何の意味もない。前半で敵を引き寄せてるのはだれかという議論があるが、改めて考えてみれば、今回は特にオプティマスがより強力な敵をよびこんでいた気がする。
なにより、人間にリアルに変身できたら、もうトランスフォーマーじゃない。
CUBE2 期待外れ
あずみ 許す
GUN CRAZY4 この企画になんの意味があるのか。
踊る大捜査線2 「犯人は洋ナシって言ってるんじゃないか?」という科白は劇場で聞き違いだと思った。俺が会社の会議でこんな事いったら、洋ナシといわれる。
ゼブラーマン 好きな映画だが、もっと出来たということで。なんか、宇宙人のCGが手抜きっぽい。本当はもっと面白いディレクターズカットとかあるんじゃないかと夢想してしまう。
ロストメモリーズ
ユニバーサルソルジャーとの差別化が図れていない(カバー?)
CASSHERN
最後の表現が露骨。戦闘シーンのCGに失望
JAM FILMS
企画の意図がわからない。
バットマン ビギンズ
ダークナイトへの序章という意味で素晴らしいのだが、「不景気を起こす、悪の組織」という点が大変残念。どうやってるんだ?
ルパン
期待値デカかったのに普通だった。
SHINOBI
期待値デカかったのに大したアクションがなかった。期待した私が悪いのか。
CUBE ZERO
もう、いい。
不都合な真実
間違っていたという、最大の不都合をどうにかして欲しい。
HULK(2003)
アン・リーのキャリアをつぶしかけた珍作。
ターミネーター4
何がしたいのか、わからない。誰しも、革命のリーダーをやってみたくなる。気持はわかる。だが、クリスチャンベイルはやっぱり「拒食症の機械工」とか、「幼馴染には執着するが、趣味も無く、女とも付き合わず、仕事もせず、友達は爺さんだけの超ボンボン」とか、異常な人が似合う。真っ当なリーダーに見えない。サム・ワーシントンのキャリアを作った上では重要な1本だが、監督のせいで、ターミネーターかもしれない自分という恐怖も全くない。トータルリコールより、無い。1つの作品で2回もシュワに負けてどうするのか。
注:一部ネタバレあり!
1:邦題に偽りあり。変態ばかりの村で変態くらべが展開するかと期待したら肩すかし。盛り上がらないままダラダラ続いてあっけなく終わる。カルトなファンがいるのが不思議。
2:「ブラザーズ・グリム」が大金をつぎ込んだ割に凡作だったので、ギリアムが「金はないけど好きなようにやった」という本作に期待したのだが、CGも使ったファンタジックなシーンはほとんど予告編で使ったやつだけ! 悪趣味好きな私でも引いたペドフィルシーン(本当に舌を入れるなよ)! それにも増してダメだったのは途中「退屈」だったこと。草原を海に見立てるシーンは予算がないため、ただ草っぱらをウロウロするだけ。このあたりで隣席の兄ちゃんが居眠りを始めたが、ギリアムの映画で客が寝るのを見たのは初めてだった。主演の少女のほとんど一人芝居とも言える演技は素晴らしかったのだが…。
3:「HERO」が結構気に入ったのでこちらも見たが、ネタバレした後がグダグダ。見終わった後は不覚にもそれなりに感動してパンフを買ってしまったのだが、劇場を出た途端に後悔。死んだと思っていたチャン・ツイィーが起きあがった時には後席のカップルが笑っていたぞ。
4:BDの「ニコポル三部作」を原作者のエンキ・ビラル自身が監督して実写化したのだが、「原作者が監督して傑作映画が出来りゃ誰も苦労しないぜ」パターンになってしまった残念作。主要人物のみ実写で後のキャラはCGというのはチグハグで中途半端だし、原作では陰鬱な感じで魅力的だったヒロインが映画ではただのモデル風お姉ちゃんになってしまった。焼き海苔を貼り付けたような髪型のシャーロット・ランプリングも嫌。「ティコ・ムーン」は良かったのになあ…。
5:おすぎさんは百年分の涙を流したらしいけど、看護士のベニグノってただのストーカーじゃん。植物状態になったヒロインの気持を一方的に決めつけた挙げ句にレイプして妊娠させるなんて言語道断。ヒロイン役の女優もインタビューで「実際にベニグノみたいなのがいたら嫌」と言っていたし。私の女友達も嫌悪感を抱いていたが、この映画、意外と女性に人気があるらしいですね。
存在しているだけで犯罪な作品を。すみません、邦画多くて。
①は観る前に期待していた自分が馬鹿だった。
②タイトルに少林をつけて観客を釣れると思ったら大間違い。
③絵だけは評価。ファンタジーに逃げるだけ逃げて、水没した島を投げっ放しにするラストは酷い。ただの子供だましでした。
④ノスタルジックというものに他力本願過ぎる。"昔はよかった"それだけの映画って一体DOなのよ?。
⑤ふざけるのはTVドラマだけにしてください。
⑥TVのコントをわざわざ映画でやるな。映画というものに失礼。信者のためだけにやるならDVDスルーでひっそりやってください。
⑦も⑤に同じ。これで予算おいくら?わぁー、安っぽ~い!。
⑧擁護のしようがなく叩かれてもしょうがない出来。よく出来が酷い実写版に関して「原作と別物だから割り切って観ろよ原作厨」とかいうファン批判のコメントをする人を目にしますが、自分の好きな作品を汚されても黙ってるのがファンなんていう決まりは誰が作ったんだ?。
⑨原作を忠実に再現しつつ映画にしか出来ないことを取り入れて面白く仕上げるのと、なんの工夫もなしに原作の展開をただなぞった上で変に原作を改変してつまらない映画を作るのはまったくの別物。本作は後者のお手本的作品。
⑩白倉伸一郎には今後一切仮面ライダーに関わらないでほしい。何故って?あんたのせいでライダーが子供だましの販売促進だけの作品に成り下がって、ただの商売の道具になってるからだよ!。
1位 ごくせん The Movie
娘が見たがった為に見る羽目になった。
3シリーズすべてのイケメンたちを出そうとしため、第2シリーズと第3シリーズの無理やりな二つのエピソードが特に融合することなくただ繰り広げられる無意味に長い映画。
第1シリーズの登場人物に至っては、いろんな場面でストーリーに関係なく登場する。
特にエンディング前はひどい。
「おおっ!○○じゃないか!元気か!」
が、続く。
2位 マイ・ボディガード
原作の大ファンだったがゆえに、その良さをハリウッド的な結末が台無しにしてしまったのが許せない。
エンディングまでは良かったのに…。ダメだろ生きてちゃ。
3位 CASSHERN
映像美と宇多田の歌だけで満足できるのならいいのかもしれないけど、元々のキャシャーンのファンにとってはどうにもならないものだった。T4の世界にキャシャーンが現れないかなぁ。
4位 デビルマン
プロの俳優がほとんど出ていない映画。ロケもちゃちくて金をかけた学園祭映画みたいだった。
セリフやナレーションを、シナリオごとプロの声優を使って完全に付け替えたら、もう少しまともなものになるかもしれない。
でも、海外でも不評だったんだっけ。
一位にしなかったのは、予備知識があってみたからツッコミながら楽しめたから。
5位 ザ・コア
有人でやる意味が全くわからないミッション。
やっぱり「自らの命を犠牲にして人類を救う男」が
出てきてめでたしめでたし。
ハリウッドは日本人よりKAMIKAZEが好きだね、きっと。
6位 ステルス
あんな部隊とあんな飛行機、大統領の首がいくつあっても足りないぞ。
でも、「誤爆でした」「事故でした」でかたづけちゃえばいいのか。
1位・最終絶叫計画:初めて誘われて初回上映に連れて行かれたのがこれで、内容はパロディとしてもエログロナンセンスものとしても最悪の一言で片づけられる。で、出てくるなりアンケートを受けたのだが「これは金をもらっても見てはいけない」と入場時にもらった黒いホールズを片手に力説した思い出がある。というかそれすら思い出したくない。
2位・ファイナルファンタジー:東京ディズニーランドに遊びに行った時併設の映画館でやっているのを見つけ入ってしまったのが運の尽き。唯一の売りであったはずのCGもTDLのスターツアーズのほうがよっぽどましだったしストーリーは意味不明。結局行きの電車内のワクワク館は全く無くなり、放心状態でそのまま浦安駅に戻ったのでした。
3位・river:現在上映中の某オタク系アニメ映画が3回入ればフィルム片一個もらえるという商売をしているが、これも同じことをやっていた。よっぽど中身に自信が無かったのだろうがまさにその通りで、「いじめ良くない!」という内容は理解できたが予算とか抜きにしてもあまりにも稚拙すぎる。監督が地元で企画してたテレビ番組だけでやってたほうがよっぽど…。
4位・まだまだあぶない刑事:鷹山、大下がクサイを通り越して寒すぎる紹介シーンが歳を取る哀しみを身近に感じさせてくれた。黒幕もよくあるパターンだし、なぜ犯罪に手を染めたかが最後に部外者が語るというどうしようもない伝え方。
5位・エイリアンvsプレデター:あれ?リン・クロサワはどこ?そしてオチはホラー映画定番のパターンで…
6位・デイ・アフター・トゥモロー:内容はよくある未曽有の災害の中、適度に親しい人が死に、最後は感動の対面というパターンなんだけど、日本での売り方が同名のバンドを使ってて、映画よりもそちらが前面に出てて…当時家電売場で働いててこのDVDの宣伝が流れると歌が5分に1回聞こえてくるという…「僕は僕を愛すんだ」とか映画と関係ないだろって。
1~8位は『ワースト映画として広める事で応援したい作品』、
9・10位は『心底怒ってる作品』。映画に寛容な私には、
唾棄すべき作品など極僅か・・・なハズ。
1位=ゼロ年代を代表するヘッポコ監督といえば何といってもウーヴェ
・ボル。金に飽かした企画買い、ファンを惹きつける暴言の数々、
毎度確実に駄作を作る実力。私は彼を陰なが「第2のアルバート・ピュン
(異論は認める)」と呼んで応援しております。
2位=同じくゼロ年代を代表する駄作メーカーにはZAZの流れをくむ、
ジェイソン・フリードバーク&アーロン・セルツァー組!
IMDBユーザーレイティング1.6点(しかもそれより下位の作品より
段違いに票を集めている!)はダテでは無い。ポロディも映画ネタより、
TV・セレブゴシップ・あげくにネット動画の比重が増えてくると・・・
キツいなぁ。でも頭空っぽにして観るには最適。
3位=シム・ヒョンレ・・・この作品で彼を『韓国のウーヴェ・ボル』
と呼ぶ事にしました。「お話の進行にはナレーション多用」
「往年スターの職安事業」「アクション・CG・時代劇と
娯楽要素テンコ盛り(全部安いけど)」と、ボル要素完全制覇です。
4位=これ、本当にコッポラやウォルター・ヒル、ジャック・ショルダーが
絡んでいたのか?と言いたくなる一本。この世には「アラン・スミシー」
だけでなく「トーマス・リー」という監督も存在する事を教えてくれた
貴重な作品。確かに劇場で見たのに内容はサッパリ覚えていないが、
80年代大量に流入した、B級SF映画を観た気分になった事だけは覚えている。
5位=90年代邦画を代表するトンデモ映画が、ゼロ年代に花開くとは。
水野センセが「悪評も商売になる!」と開きなおった、その後の
シリーズ展開の先駆けとなった作品。劇場で観たら何と水野センセの
ゲリラ舞台挨拶に遭遇したが、後に「幸福を科学する映画」、
『ボディ・ジャック』でゲリラライブに遭遇する羽目になるとは・・・
想像も出来なかった。映画館で映画を見る事は時に恐ろしい。
6位=お話もノリも好きです。が確信犯といえ・・・安すぎる映画(失笑)!
昔8ミリ映画を撮ってた頃を思い出させてくれる作品でした。
低予算で全米・全世界を席巻する映画があるというのに、日本から
そんな映画が・・・産まれる訳ないよねぇ。
7位=「ダメな映画だけど観れば面白い!」そんな紹介がありますが、
そうして観た映画は大抵「ダメな映画だから、当然つまらなかった」もの。
この映画はダメを面白くすべく散々工夫されたのに、結局本来の
ダメっぷりからは救われませんでしたねぇ・・・
8位=明らかにダメな作品であったのに、東京ファンタでは
「本編の前にメイキングを見せる」という大胆なプログラムのおかげで
笑いどころがすべて消失、拷問のような状態で見た事実も、
今となっては良い思い出です。ハイ。
9位=90年代を代表する傑作が、ゼロ年代に本来の意義をぶち壊す
続編に冒涜されるとは!しかも作り手自らの手によって!まあ監督の
片割れは稼いだ金で性の「リローデット」と「レボリューションズ」
しているからいいのか??
10位=スティーブン・ソマーズの『ザ・グリード』は大好きです!
しかし今やダメなCGの使い方をする代表監督になってしまいました。
この作品で「やっちまった・・・」という気分になりましたが、
『G.I.ジョー』でも同じ過ちを・・・でも『G.I.ジョー』ラストの潜水艦バトル、
9位の人の『スピードレーサー』よりタツノコプロ色が出ていたと思うのは私だけ?とはいえ、SFやエロコスプレに拘るソマーズ監督、これからも
心より応援しますよ!
よろしくお願いします。
ベストにも参加させていただき作品10本の選択にとても悩みましたがワーストの10本もかなり悩みました。とにかく近年になればなるほどトホホ邦画が豊作になっていき、洋画の印象が薄くなってしまうのが選んでいて悲しかったです。
①もう映画を見に来る人たちは、映画を見てショックを受けたくはないし、新しいものなんか求めていません。手を加えるにしても変化より、自分たちが受け入れることができる「予定調和」内のアレンジでないと受け入れられないのです。観客におもねり過ぎた広告代理店のような仕事ぶりはTVドラマの映画化と大して変わらない気がします。お食事会サスペンスには絶句・・・。
②痛みの伝わらないヤンキー映画。これほど未成年に悪影響を与えるものはないのに大ヒット。
「しんぼる」より酷いよコレ。
③がくがくカメラとチャカチャカ編集アクションの代表格。緊迫感より「この人たちいつメシ食ってトイレに行くんだろう?」と幼稚園生のような疑問に駆られます。
④ダラダラした映画がよりダラダラになって帰って来た!こんなことしてたら本当にワイン農場に放火されちゃうよ、コッポラ(父)。
⑤ジョン・カーペンター風の2ちゃんねらー描写が強烈。まさか「キネ旬ベスト」にはいるとは思いませんでした。
⑥「中国人を馬鹿にするな!」と日本人でも思える作品。
⑧⑨⑩は原作に対する思いがまったく感じられないので選んだ3本。特に⑧と⑩は作り手の「馬鹿馬鹿しい原作を俺らがリッパな作品にしてやったよーん」という、上から目線な姿勢が感じられてたいへん不愉快でした。
一位:説明不要、死霊の盆踊りが世界代表ならこれは日本代表か…、監督は死んで侘び…あっ、もう亡くなってたか…
二位:鳥山明はもう二度と実写映画には許可を出さないだろう…、DVDすらもう見たくない(笑)黒歴史は必死か…
三位:スタジオジブリ製作作品の中でとなりの山田くんと一二を争う出来、勿論ワースト的な意味で…
四位:三浦春馬がガンだと知った瞬間ガッキーにポイされる小出恵介に哀愁を覚える映画。俺はこれよりはなのはの方がずっと感動できる(笑)
五位:新作「食堂かたつむり」も早くも駄作臭が漂って来る柴咲コウ・・・、もうテレビ放送はムリかな…
六位:オリジナル版を見てみたが、比べ物にならない位面白い。予告編で見せ場をすべて出して、ウィルスミスの息子がウザいこれに比べれば…、ユナイテッドシネマ豊洲10番スクリーンでみて一番ガッカリした映画。
七位:この辺からは同率十位にしても良かったが・・・1・2の努力を無にするようなラストを評価して…。4は3よりはマシな程度。でもあれってどう見てもサム・ワーシントン主演だよね?
八位:新型インフルエンザと思ったらウイルス、妻夫木はただの医者なのに海外や長野へ!あまりにも突っ込みどころが多いためこの位置。
九位:終わると何故かうどんが食べたくなる、それだけ。「サマータイムマシンブルース」は面白かったのに…何故だ…監督・主演・製作テレビ局が同じ「交渉人 真下正義」も入れたかったが十位と被るのでパス
十位:ツッコミどころ満載、だがファンの人に悪いと思ったので十位…どうして現場に血が流れるんだ!そりゃ撃たれたからだろ…
惜しくも圏外1:CASSHERN…話はメタメタ状態だが、監督の「俺はこの映画を撮りたい!」という意志が強く感じられる。一位のデビルマンとは大違いだ、映像も魅力あるけれど、やっぱりワースト映画。
惜しくも圏外2:L change the WorLd…バカ映画として清々しいが、ワーストとは言えないので圏外。他にもいろいろあるけど省略。
まとめ:十本中七本邦画…、邦画すべてがダメというわけではないんだけれど…、やっぱり大々的に公開されるから目立つのだろうな…、ながくなってごめんなさい。
度々この手の投票に投稿させてもらってる指KAGASE KNIGHTという者です。kagaseknightって名前でmixi、ツイッターやってます。
てなことでゼロ年代ワーストですが、本当に最低な映画ってよりは個人的にdisりたいくらいむかついた映画を邦画5本、洋画5本にまとめてみました。
10位、世評は2より良かったりしますが、スピノサウルスが我らが暴君Tレックスを瞬殺したシーンがホントムカついたんでランクイン。
スピノは最大の肉食恐竜であって最強の肉食恐竜ではない!大体あの長い頭は魚食うためって言われとるんじゃ!てか相手の首の骨折るような器用なことしてんじゃねぇ!
9位、前半の北半球規模でのド派手なディザスターシーンと、クライマックスでの動物園の監視員の不手際で逃げた狼に主人公が追いかけられるというドラえもんのテレビシリーズみたいな牧歌的な雰囲気の対比が絶妙な作品。スーパーフリーズの中を生き延びる秘訣は「華氏451」。
8位、こんなにつまらない映画がどうして日本で203億円もヒットしたのか…
これを観たときは中学生だったが、つまらない日常から異世界に脱出するくだりはおもしろかった。隠しホームの辺りとかね。でも旅立った先が学校生活って…
「それから脱出してぇんだよ俺は!」ってキレたのを覚えてる。
7位、「日本映画史上初の日米同時公開映画」って触れ込み、観る前は「気合の入ったプロジェクト」だと思ったが、観た後は「気合の入った恥さらし」としか思えなくなった。日本がいくら輸出国家だからって恥まで輸出することないだろ!日米貿易摩擦が再び起きなくてよかった。
6位、一般にダメなメジャー映画って作り手の想いやメッセージが希薄な作品のことを言うけど、本作は逆に作り手の想いがこめられ過ぎてて気持ちの悪い作品だった。
また最近の邦画にありがちなワイドショー的ステレオタイプな記号描写って点でも過去最悪クラスの作品だと思う。
5位、今回のワースト投票企画の説明に「ゼロ年代ベストに入った映画をdisるのはおk」って書いてあったんでランクイン。
この映画のヒット・ブームは「オトナ帝国」クライマックスのしんのすけが鼻血出しながら階段駆け上がるシーンの感動を台無しにした。
でも本作のナレーションを津嘉山正種がやっていればメタ的な意味で褒めていたかも。
4位、マックGはファックGと呼びたくなる。機械軍はなんでカイルを捕虜にしたんだろうか。その場で殺せばゲームセットじゃんこの映画。
てか未来の戦争映画やりたかったら未来の戦争をちゃんとやれよ!クライマックスのこれみよがしのT1オマージュはパロディにしか見えなかったし。
3位、「ラストサムライ」を観たとき「日本が舞台の一応時代劇なのにニュージーランドで撮影すんなよ!(一部のシーンは日本でも撮影)」ってツッコんだのだけど、まさか自国の映画でそれをやるとは…しかも自慢げにw
一応「異世界」って設定になってるけど、これって「異世界って設定だからニュージーランドで撮影した」ってより「ニュージーランドで撮影したから異世界って設定」だよね。原作は普通に日本が舞台なんだし。
2、3の計画が頓挫したようでなによりです。
2位、最近日本で洋画離れが話題になっている。それは一般にハリウッド映画の質が低下したからと言われているが、人気のある洋画はこれとか「ハリポタ」なのは何でなんだ??
このシリーズ自体ただの劣化版スターウォーズ。いやスターウォーズそっくりの話でここまで退屈な話に出来るってのは逆に偉業。
この映画を観てハリウッドのブロックバスター映画はホントに終わったと思った。「ダークナイト」でちょっと希望が持てたけど。
そして栄えない1位、この映画はホントに最低最悪のゴミ。映画がつまらなすぎて一週間風邪ひいたなんて生まれて初めてだった。
2の方がつまらなく、3は未見だがシリーズで一番つまらないと言われているけど今回は敢えて1を選んだ。原作マンガも全部読んでいるが、2、3にあたる話は原作でもつまらなかった。
でも「血の大晦日」までなら原作はそこそこおもしろかったし結構ハマった。その話を映画化してこんなゴミにリサイクルしてしまうのは映画化という行為がやはり杜撰すぎたからだと思う。
この映画で特に最低のシーンは竹中直人演じるある新興宗教の教祖が「ともだち」関係者に暗殺(?)されるとこ。
絶句した。ひどすぎて狂っている。
堤幸彦を映画界から永久追放せよ!!!
そしてこの映画褒めてる奴こそ「ともだち」だ!!!
恐らくワースト1有力候補であろう「少林少女」「デビルマン」は敢えて外しました。
年間20本程度しか新作をみない上、「面白くない映画はみたくない」タイプなので、
どの映画をみるか、事前にいくつかのサイトで評判を確認したうえで決めています。
基本的に「本当にどうしようもない映画」はみていません。
なので今回は「一緒にみた人の評判が著しく悪かった映画」を中心に選びました。
個人的にはどれも大好きな映画です。(1本除く)
サイレントヒル、ミスト、ディセントの3本は映画館で女の子と一緒にみました。
ミストは「ショーシャンクの空にの監督の映画だから」と言って誘ったので、終わった後すごく怒られました。
ディセントは、「洞窟で遭難する映画」としか伝えず、後半部分の説明を一切していませんでした。帰りの車で僕だけテンションが高かったことを昨日のように思い出します。
サイレントヒルはラストの救いのなさから、特に評判が悪く、いまだに映画に誘うと「サイレントヒルみたいなんじゃないよね?」と言われます。僕も、あの婦警さんの扱いはひどすぎると思います。
ちなみにその子いわく、「ソウ」や「デスプルーフ」あたりはとても面白かったとのこと。
デートコースムービーとしては、グロい映画よりも化け物が出てくる映画のほうがNGなのかもしれません。
そういえばグエムルなんかもあんまり評判よくなかった。
ホットファズは正月に「家族で楽しめる気楽な映画を頼む」というリクエストにこたえて家族で鑑賞したのですが、
僕以外の全員が「どこがおもしろいのか全くわからなかった」そうです。
案外、世間一般の感想としてはそんなものなのかもしれません。
なお、劇場でいっしょにみた女の子は「とても面白かった」そうです。
少林サッカー、キルビルは友人とみに行きました。どちらの映画も「クスリとも笑えなかった」そうです。
少林サッカーは「コロコロコミックみたいな笑い」とのこと。
キルビルも「なんで途中から英語でしゃべるとことか、意味がわからない」と憤っていました。
最後に「本当にどうしようもない映画」を1本だけ。
千年の恋 ひかる源氏物語は、テレビでたまたまやっていたのを、当時受験生で歴史が大の苦手だったこともあって「何か参考になるかも」と思い見始めました。
もう10年近く前なので内容はほとんど覚えていないのですが、どうしようもなくつまらなかったことと松田聖子が空を飛びながら歌っていたことだけおぼろげに記憶しています。
受験の参考にはなりませんでした。
初めまして。いつも爆笑しながら破壊屋を閲覧してます。
なにやら気の迷いから投票する気が沸いてきたのでやってみます。
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1位 デビルマン (2004年)
原作では「見た目は悪魔でも心は人間」というのが大事な要素のひとつ。
だからこそ、無辜の人々を拷問にかけ悪魔だと自白させては殺していた人間達の醜さや、
「外道! お前達こそ悪魔だ!」という不動明のセリフが映えてくる。
ところが映画では、デビルマンの一人ミーコは最初こそ醜い悪魔の皮膚をしているが、『キル・ビル』ごっこを経て蝶のような、あるいは天女のような美しい姿に変態してしまう。
このシーンを見たとき、ひとしきり笑った後で「製作者は原作を斜め読みすらしてないのか」ととても悲しくなった。
邦画史に燦然と輝く、逆立ちした金字塔。
2位 DRAGONBALL EVOLUTION (2009年)
自分がドラゴンボールの中で一番好きな台詞は
「武道を学ぶのはケンカに勝つためでも女の子にモテるためでもない。
武道を学ぶことによって心身ともに健康になり、そこから生まれた余裕で人生を楽しく過ごしてしまおう」
…という亀仙人の言葉。
そこへくると、ケンカをして(反撃してないとはいえ)、下心でかめはめ波を成功させるこの映画は絶対に許せない。じわじわとなぶり殺しにしてくれる!
もうひとつ、ラストであんな緑色のオッサンを介抱していた関めぐみの行動が謎。
自分だったら「新種の河童を発見!」とメディアに売り込むのに。
3位 サイレン FORBIDDEN SIREN (2006年)
『SIREN』の映画化だが、この映画の場合、別にSIRENが原作じゃなくても成立する。じゃあ最初からオリジナルでやれよ!
ゾンビの延長でしかない屍人のがっかり度もさることながら、森本レオが暗い屋内を徘徊するシーンは爆笑モノ。あれを怖いと思った人がどれだけいるんだろうか。捕まったら屍人にされるんじゃなく、お茶菓子でおもてなしされそうだ。
4位 D-WARS ディー・ウォーズ (2007年)
まるで感情移入できない登場人物、巨大生物を上から撮っちゃうスケール感ゼロの構図、だいたい均等な間隔を空けて死んでいる兵士、『ロード・オブ・ザ・リング』と『ハムナプトラ』を足して20で割ったクローン・トルーパー軍団もどき、敵の射程距離内で戦ってあげる騎士道精神あふれるアメリカ軍など、基本的なツッコミどころをすべて押さえた仕事ぶりが光る。
なによりも、ラストシーンで「東洋の龍なのに火を吐いて相手を倒す」という展開に泣いた。そこは雷を呼ぶとか嵐を叩きつけるとかあるだろ!
西洋の映画には「勘違いアジア」とか「なんちゃって日本」がたびたび登場するけど、東アジア圏の国がそれをやるといたたまれない気持ちになる。
5位 バトル・ロワイアルII 鎮魂歌 (2003年)
「プライベート・ライアンを40人くらいで再現してみた」なんて題名で動画サイトに投稿されてそうな島の上陸シーンがすごい。
絵がすごいのではなく、映画公開から5年も経っているのに、あのクオリティで真似ようと考え、しかも実行に移した勇気がすごい。
深作健太にGストーンを与えたら地球のエネルギー問題は解決されるだろう。
6位 鉄人28号(2006年)
多額の予算を投じて作ったCGより、紙とペンで描かれた一コマのほうが迫力があるという悲しい現実を、製作者自らが映像つきで比較してくれる究極のマゾ映画。そういえば「鉄人のダメージが操縦者に伝わる」という無意味な仕様もマゾっぽい。
ついでに映画後半で蒼井優の居場所が瞬間移動しているのもじわじわ来る。
7位 ターミネーター3 (2003年)
キャッチコピーは「恐れるな。未来は変えられる」だそうだ。だが、この映画は前作で回避された未来をわざわざ変えた結果、過去も未来も台無しにした。スカイネットが可愛く見える。
8位 ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 (2008年)
アヌビス神に「俺の魂を売り渡すから、レイチェル・ワイズ出演Verで撮り直してくれ!」と懇願したい。きっと世界で10万人くらいは賛同者が現れる気がする。
皇帝シー・ホワンディは色々すごい術を駆使するが、現実のジェット・リーはきっとあれより強い。
ところで本作で一番深刻なのは、“B級映画を作り続ける呪い”にかかったロブ・コーエンだろう。
9位 AVP2 エイリアンズVS.プレデター (2009年)
両シリーズの長所を一つの作品内で完膚無きまでに粉砕した器用な映画。
前作から思い切りの良さを取り払い、代わりにエロとグロを詰め込んだ結果ドン引きする内容に仕上がった。
妊婦プレイを許容できる人間なんてそうそういるもんじゃない。
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以上です。それほど映画を頻繁に見てないので浅いですが。
集計を楽しみに待ってます。長々と失礼致しました。
選んでいて原作やジャンルが好きなほど許せねーメーターがぐんぐん上がっていくことに気付きました。
一位は永遠のグランドチャンピオン、ワースト映画の唯一神。映像そのものは言うに及ばず、関係者のコメント、噂話、無神経なダビデの星の使い方…等等。いまだに何一つ許せる気になれません。
ジャンルを愛する人間を完全に小ばかにしているという意味では二位も負けてません。
三位はこんな運命みとめないと喚くヤンクミ朧や実は死にたかった不死身の薬師寺天膳など、原作を真面目に読んだのか? と胸倉を掴みたくなる代物。
後遺症で出てるヤンクミまで大嫌いになってしまった。
四位は「泣き喚いて吠えていれば夢は勝手に適う」という幸福の科学に劣るとも勝らない自己啓発ムービー。せせら笑うのを堪えるのにかなり苦労した記憶がありマス。
五位・六位は『長い』『アクションがほとんど無い』『敵があんまりにもしょぼすぎ』『主人公もべつにたいしたことはない』という意味ではまるで双子のような映画でした。
あと『後半、突然別の話が始まる』もありました。
七位は呉服屋の旦那みたいな佐藤十兵衛と、妖艶さのカケラもない窪塚四郎の決戦が寒すぎた。
ちっさいおっさんがススキ野から突然現れ、『宮本武蔵』とか名乗られた時にちょっと涙が滲んだ。
八位は『やりたいことも特に無いので、流行の映画のエッセンスを混ぜました』感がすごかった。
国際救助そっちのけで、ニセハリーポッター三人組対ドロンボーもどきの追いかけっことは。
九位・十位は平成ライダー映画の全ての悪が凝って生まれた邪神映画。
『設定を語りだすが、なぜか映画中に放棄される』『振ったドラマはクライマックスの前にサクッと終わる』『全てのキャラクターは言われたことをまるまる信じ、受け入れてしまう』『お祭り映画と言うわりに、サービス精神が薄い』(例・キック技の無いライダーまで全員キックに参加してい)『別に大ピンチでも無いのに、誰かが助けにくる集団リンチ万歳思想』『敵の具体的な計画が無いので、色々盛り上がらない』(例 全世界の征服と言いながら、やることは通行人を殴ってるだけ)。
極めつけは『こんなの話なんかそもそもねーんだよ』と登場人物が台詞で居直る。うひー…。
全部に共通することは『ジャンルへのこだわりの薄さ』です。
何か無駄に長くなってしまってすいません。
1、戦争を背景としている必要性が皆無。
試合決行までの計画の支離滅裂さ。
登場人物がころっと和解する。
試合前に和解したため試合中はドラマが進行 しない。(誰が誰だか分からない試合+苦痛 の早慶応援合戦)
又、ラストで当時の理不尽な社会への皮肉になる場面が記録映像を流しているようにしか見えないのが痛すぎる。
2、出てきたショッピングモールに訪れるとこの映画を思い出す。そして、なぜか暗い気持になる。これぞ負のパワースポット。
3、日本人のスシ離れを狙った作品にしか思えない。実際、スシを食いたくなくなる。興行的には大失敗。映画自体も惨憺たるものだが、スシコプターは面白かったと思う。
4、クライマックスに向けて段々映画の世界が自分から遠くに離れていく。君塚マジック。
5、間違いなく日本語なのに、何がおっしゃりたいのか分からない。でも、なんか凄いかもしれない。いや凄くないのか?教えて桐谷さん。
6、本気で期待していただけにがっかり、ハチを割りとあっさりと見捨てた人の子供がハチの話をして教室中号泣だけはやめてほしかった。
7、子供の頃大好きだったアニメが悲惨な形で実写化してしまったときの失望感を初めて味わえた映画。
8、ナレーションで「ここがクライマックスですよ」と説明してくれる斬新な映画。
9、父と子の葛藤を著しく軽視した割には息子の死の場面に駆けつけて泣く場面を山場に持ってくる。そして、ラスト戦う理由を聞かれて息子の為ではなく交易の為と開き直るシーンには悶絶。親子の葛藤を描こうとして描けてないのが痛恨のミス。にも関わらず、題名で父と子の葛藤を描ききった井上靖『蒼き狼』に頼っているのは情けない。
10、アカデミー賞獲得!!!(『イデオクラシー』の世界で)