『交渉人 真下正義』『バタフライ・エフェクト』などといった、面白いかどうかは別としてとんでもない映画が観れたり、好きなアーティストのアルバムがバンバン発売されたり、旅行へ行けたりして、結構楽しい日々。さらに昨日は渡さんとジョン・レスリーさんにビデオ上映会をやってもらった。いやースゲー映画が観れた。
今日は映画館で『ヒノキオ』という映画の予告編を観た。渡さんに会ったときに「ヒノキオという凄い映画がある」と聞かされていたんだけど、いやこれ本当に凄そう。今年の夏にやる日本映画で、予告編からわかるストーリーはこんな感じ。
主人公の少年は引き篭もり。そこで少年の父親の博士がアシモみたいなロボット:ヒノキオを作ってあげる。少年はそのロボットを操縦して、ロボットを引き篭もりの自分の代わりに学校へ行かせる。少年はロボットを通じて授業を受けたり、ロボットを通じて友達と遊んだり、ロボットを通じて女の子と恋をしたりする…って何じゃこりゃ?ヒノキオって引き篭もりのピノキオって意味か?公式サイトを調べてみても「ヒノキオ」の意味はわからんかったけど、ロボットの設定を見るとどうやら檜(ヒノキ)を使ったロボットだからヒノキオらしい。映画本編観てないからなんとも言えないけど、もしかしたら上手いアイデアなのかな?それよりもこっちの設定のほうが気になった→「ヒノキオは操縦者に視覚、聴覚、触覚まで伝えることが出来る。またキーボードに文字を打ち込むことで会話ができる」。そこまですげーロボットなら操縦席にマイクぐらいつけろよ!ハッ、それが出来ないから引き篭もりなのか。
『エピソード3』や『バットマン・ビギンズ』や『宇宙戦争』(←なんじゃあの触手は!)の予告編を観るたんびに興奮するけど、今日は全身の血が逆流するほど痺れる映画の予告編が観れた。『ステルス』って映画の予告編なんだけど、なんかかっちょええデザインのステルス戦闘機がビュンビュン飛んでいた。そして「このステルスはコンピュータで動く」っていう台詞だかナレーションが出てきて、ステルス戦闘機の無人コクピットがチンピラの改造車みたいに怪しく光る。次に「コンピュータが自我に目覚めた」ということでステルス戦闘機が暴れ始める。ステルス戦闘機を止めようとするパイロット達も登場して、ミサイル!爆撃!ドッグファイト!超低空飛行!といったド派手な映像がバシバシ流れる。そして戦闘機が爆破されると爆炎が弧を描き、次の瞬間視点が宇宙になって核爆発が起きて、ここでキャッチコピー!
「地球の滅亡さえ探知できない」
すげー!『交渉人 真下正義』の地下鉄一両が暴走しただけで「200万人の生命が危険に!」と言い張っているのをものすごいバカだと思ってたけど、『ステルス』の戦闘機一機が暴走しただけで「地球滅亡」って言い張るのもどうしようもないバカだ。『宇宙戦争』と互角じゃないか。でも予告編だけでこんなに興奮したのも珍しい。予告編が終わって最後に出てくる「今秋、迎撃開始!」というコピーもアツイ。秋とは言わず早く観たい。
2005/05/29|▼この記事の直リンク先