2005年ベスト映画
1位:無し
2位:無し
3位:バタフライ・エフェクト
4位:セルラー
5位:バンジージャンプする
良作は多い年なんですが……何とも面白みにかける。あ、『バンジージャンプする』は面白いよ。韓国の恋愛映画!と聞いただけで大部分の人が敬遠すると思いますが、これは観ておいたほうがイイですよ。「愛は不滅」とかいうことを描いた映画なんだけど狂ってます。映画観終わった後「この場合愛は滅したほうが良かったのでは?」と思ってしまうほど狂ってる。韓国の恋愛映画に興味が無い人にこそ観て欲しい。益々興味が無くなるから。
『バタフライ・エフェクト』と『セルラー』は「面白さ」を最優先させた展開なので好き。映画は面白ければ細かい事はどーでもいいんだよ、という事がわかってないのが↓の作品。
2005年ワースト映画
1位:交渉人 真下正義
2位:MAKOTO
3位:マスク2
4位:電車男
5位:ダニー・ザ・ドッグ
この5本に共通するのは、僕が「この映画はつまらない!」と思ったのが、劇場を出たときじゃなくて、観終わった瞬間じゃなくて、観ている途中でもなくて、観始めたときでもなくて、予告編を観たときでもなくて、ポスターを見たときでもなくて、企画を聞いた時点で「この映画はつまらない!」と思った事です。いや、『マスク2』は違うな。10年前の時は『マスク2』の企画は面白そうな予感があった。結局出来上がった映画が最初の企画とまるで違う作品になってしまった。
毎年のことなんだけど、やっぱりワーストといったら日本映画ですね。ただ今年のワースト映画は微妙に面白い作品になっているのが逆に物足りない。やっぱりワースト映画には面白さがこれっぽっちも理解できないような作品がふさわしい。
『交渉人 真下正義』と『電車男』は作品じゃなくて商品を観ていたような気がする。幽霊が見える男を主人公にした『MAKOTO』は、幽霊が一般の人にも見えたり喋れたり触れたりするので、「それって主人公の幽霊が見える能力に何の意味が?」と思ってしまった。
2005/06/29|▼この記事の直リンク先