破壊屋200720062005

キネマ旬報ベストテン発表   

自分のベスト10まだやってませんが…アカデミー賞よりも権威があるとも言われるキネマ旬報ベストテンが発表されました。キネ旬といったら映画秘宝の敵!権威主義!というイメージがありますが、僕は秘宝読者になる前はキネ旬を一生懸命読んでいた人間なんで、敵視するほどは嫌っていません。
(雑談は通常緑背景ですが、今破壊屋を色々いじっている最中なので今回だけ?白色です。)

邦画ベスト10
一位:パッチギ!
二位:ALWAYS 三丁目の夕日
三位:いつか読書する日
四位:メゾン・ド・ヒミコ
五位:運命じゃない人
六位:リンダ リンダ リンダ
七位:カナリア
八位:男たちの大和/YAMATO
九位:空中庭園
十位:ゲルマニウムの夜

『パッチギ!』は僕も自分のベスト10に入れている大好きな作品ですが一位は意外です。『パッチギ!』が井筒監督のキャリアの頂点だとは思えないので、やはりこの時代に製作された意義ということでしょうか。『メゾン・ド・ヒミコ』を見逃したことはかなり後悔しています。
2005年公開作品は100本以上を映画館で観ました。これは僕の最多記録です。そんな僕でも知らない映画が半分もあります。インターネットでどんな情報でも手に入るのに、単館系の優れた日本映画の情報はわかりません。それも映画評論家の仕事だと思いますぞ!映画評論家はみんなブログを始めてくれよ!


洋画ベスト10
一位:ミリオンダラー・ベイビー
二位:エレニの旅
三位:亀も空を飛ぶ
四位:ある子供
五位:海を飛ぶ夢
六位:大統領の理髪師
七位:ウィスキー
八位:スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
九位:キング・コング
十位:ヒトラー~最期の12日間

『ミリオンダラー・ベイビー』の一位は当然ですね。例え順位が低くても二位だと思っていました。
韓国映画では『マラソン』じゃなくて『大統領の理髪師』がランクインしているのが疑問です。まあ『マラソン』はどこの国だって作れそうな映画ですけど。
『ある子供』『海を飛ぶ夢』は評論家好みなんでこの順位は納得行きますけど、それよりも観客の共感を得やすい『そして、ひと粒のひかり』のほうがいい映画だと思うんだけどなー。そして『キング・コング』が『スター・ウォーズ』に負けている…
ちなみに知らない映画は0本、観ていない映画は3本です。外国映画は日本公開の前にいい作品かどうか情報が入ってくるので楽ですねー。でも『エレニの旅』は無視しました。だってアンゲロプロス監督の3時間モノなんて、観る自信ありませんがな。

2006/01/10|▼この記事の直リンク先

▲一番上に戻る▲2006年の一覧に戻る△破壊屋に戻る

破壊屋200720062005