破壊屋200720062005

消えた90年代の超有名俳優   

僕は10代の頃に90年代を過ごしていたんですが、最近90年代がものすごい勢いで過去のモノになっていくことに、ちょっと恐怖を感じています。ちょっと前に某音楽サイトの管理人さんと会ったときに彼から
「オレの中学生の妹がエディ・マーフィーを知らなかった…
と言われて衝撃を受けました。もしかして他にも今の中学生が知らない90年代の超有名俳優っているんじゃないかな?そう思ってちょっと考えてみました。


エディ・マーフィー 僕が最後に観たエディ
『シュレック2』
『ホーンテッドマンション』
日本で公開された最後のエディ
『シュレック2』
『ホーンテッドマンション』
『チャーリーと14人のキッズ』

聴くと自然と体が軽くなってしまう名曲、っつったら当然『ビバリーヒルズ・コップ』の「アクセル・F」なわけですよ。あのシンセサイザーのヤツね。
僕が子供の時は黒人俳優というものがあまり浸透していなかったので「黒人=エディ」っつー認識を持つほど強烈な存在だったんですが、ここ数年は出演作のタイトルを思い出すのも一苦労。

今後の活動:意外と充実しています。『シュレック3』の他にジェイミー・フォックスとビヨンセのミュージカルに助演として出演します。他に2007年にブレット・ラトナー監督でクリス・ロックとの共演作が。相当やかましい映画になることでしょう。


メグ・ライアン 僕が最後に観たメグ
『デブラ・ウィンガーを探して』(でもメグ・ライアンが出ていたことを覚えていない)
『プルーフ・オブ・ライフ』(『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』と区別がつかない)
日本で公開された最後のメグ
『ファイティング×ガール』(劇場未公開)
『イン・ザ・カット』

思い出せば1998年は『シティ・オブ・エンジェル』と『ユー・ガット・メール』が公開されるという悪夢のような年でした。ええ、僕はメグ・ライアン大っ嫌いでした。何故彼女はあそこまで愛された存在だったのでしょうか?
ロマコメの女王と呼ばれ女優として一時代を築き、ジュリア・ロバーツと最強女優の座を争っていたのも過去の話。『イン・ザ・カット』で女優生命を賭けて汚れ役を演じたのもイマイチな結果に終わり、後輩のリース・ウィザースプーンに第一線を譲る形になってしまいました。

今後の活動:2005年は仕事無し?ところが2006年に4本出演するらしい。まさかの復活が起きるかもしれませんが、4本とも主演作じゃない。ただしそのうちの一本はこいつ↓との共演作だ!


ケビン・コスナー 僕が最後に観たケビン
『13デイズ』
日本で公開された最後のケビン
『迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-』
『ママが泣いた日』
『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』

「日本で公開された最後のケビン」の作品、こんなタイトルの映画みんな知ってるの?
あの世界中で巻き起こったケビン・コスナーの大ブームも、今となってはギア様ブームとレオ様ブームの間に起きた何かというくらいの認識です。何だったんでしょうねアレわ。今ではIMDBで「kevin」と検索するとケビン・スペイシーよりも下に出てきます。日本の映画ファンも『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』が場末映画館の銀座シネパトスで公開された時に「ケビン…、もう終わったのか…」と思った方は多いのではないでしょうか?作品は快作だったそうですが。
日本では『ウォーター・ワールド』と『ポストマン』の悪評が有名でしょうが、海外では『スコーピオン』もクソ映画として有名。リチャード・ギアと違って作品に恵まれなかったのが知名度が落ちた原因の一つでしょう。
ちなみに僕が最後に観た『13デイズ』は2000年の映画。つまり僕は21世紀になって一度もケビン・コスナーを観ていない!

今後の活動:企画中の作品が何本かあるし、近年の作品に日本未公開作品は無い。しぶとい。


ロビン・ウィリアムズ 僕が最後に観たロビン
『ロボッツ』
日本で公開された最後のロビン
『ロボッツ』
『NOEL ノエル』
『ファイナル・カット』

呼ばれてもないのに来日してマスコミの前でサービスするほど親日家で有名な彼。90年代前半の大ブレイク時は僕の嫌いな俳優でしたが、その後のシリアス路線や悪役路線は好きです。

今後の活動:何と2006年には7本も出演作が!映画界での活躍は全然衰えていません。理想的なブレイク後の俳優人生を歩んでいるのかな。


シルヴェスター・スタローン 僕が最後に観たスタ公
『TAXi3』
日本で公開された最後のスタ公
『TAXi3』
『スパイキッズ3-D:ゲームオーバ』
『シェイド』

僕が物心ついた時からこの世にはシュワルツェネッガーVSスタローンという構図がありました。子供だった僕にはこの対立構造は資本主義と共産主義の冷戦構造よりもずっと身近な問題でした。懐かしいなーあの頃の映画が。
ここ数年出演作無し。スタが最後に出演したのは『TAXi3』のオマケキャラ。今や落ちぶれた大スターの代名詞で、映画秘宝でも恐竜に例えられています(最強を誇っていたが滅んだという意味)。ラジー賞に30回近くノミネートされ9回受賞というのはブッちぎりの最多記録。20世紀最悪の俳優賞まで受賞しています。
だがそれでも僕はスタローンの過去の栄光と過去の作品を過去の思い出として愛し続けるぞ!スタローンこそ20世紀を代表する男の一人なんだ!

今後の活動: えー以前ネタにしたスタローンのHIP-HOP映画ですが、ご安心ください。企画はポシャりました。
製作中の映画ですが『ロッキー6』と『ランボー4』です。それ以外はありません。

しかーし!現在絶対に有りえない組み合わせの映画が製作中です。その企画とわ!

シルヴェスター・スタローン監督脚本で
エドガー・アラン・ポーの伝記映画

主演はロバート・ダウニー・Jr!!!

それは絶対にやめておけよ…。海外の掲示板をざらっと読みましたが、怒りと失望と疑問のカキコしかありません


今回は外したけれど、もう数年するとレオナルド・ディカプリオやニコラス・ケイジがやばそうですね。

2006/04/08|▼この記事の直リンク先

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