破壊屋200720062005

映画検定   

発表当時から一部の映画ファンに冷ややかな目で見られている映画検定。キネマ旬報社の戦略だとは知りつつも4級に出願しました。某所(秘宝系)で出願したことを知らせたところ
「そんな金があるなら映画観ればいいじゃん。」
「試験とかテストとか人間の決めたものに制限されて生きていくな!ってことマトリックスで学ばなかったの?
といったごもっともな正論のメッセージを頂きました(何度か書きましたが、キネ旬と秘宝は仲が悪い)。まあ落ちたら見逃してください。
しかし4級の公式問題集を読みましたが、現代アメリカ映画に関する問題が少ない。娯楽映画といったらアメリカ映画!アートムービーといったらアメリカ映画!映画といったらアメリカ映画!という僕にはキツいです。僕が観る映画は半分以上がアメリカ映画だからなー。そして公式問題にやたら行定勲(セカチューの監督)の問題が多いのは何故?

2006/05/10|▼この記事の直リンク先

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映画検定   アジア映画はカルトなジャンル?

映画検定4級の試験を受けてきました。ペイライン(検定事業が儲かる人数)は3000人とのことですが、僕のいた試験会場にはかなり多くの人がいたので、初回は3000人を余裕で超えているのではないでしょうか(追記:6000人を越えたそうです)。
試験の内容ですが、やはり僕の得意ジャンルの現代アメリカ映画の問題はほとんど出ませんでした。

今年のアカデミー賞の主演女優賞を受賞したのは?
正解:[リース・ウィザースプーン]

といった問題は余裕なんですが

1980年から続いている東宝の大ヒットシリーズは?
正解:[ドラえもん]

という問題を出されても
「アレ?ドラえもんって東宝だっけ?」
と基本的な部分で迷ってしまう。
意外にも苦手だったのがアジア映画。中国映画や韓国映画も大好きなんですが、俳優の名前がごっちゃになってしまった。あいつらみんな名前が覚えにくいんだよ!現代アメリカ映画を出さないくせに、リュック・べッソンに関する問題が4問もあったのはちょっと屈辱的。


今回の映画検定には2問だけ写真問題がありました。2枚の写真に「階段」「乳母車」が写っていて

「この映画の監督は?」
「このシーンを再現したデ・パルマの映画は?」

という問題でした。階段はもちろんオデッサの階段。つまり正解は”エイゼンシュテイン”と”日本興亜損保のCMアンタッチャブル”。
「こんなの簡単すぎるよ!」
と思いましたが、次の問題が非常に難しい、一番悩んだ………

以下の作品のうちタイムスリップをしない映画は?
ア:戦国自衛隊
イ:WINDS OF GOD
ウ:サトラレ
エ:いま、会いにゆきます

『戦国自衛隊』と『WINDS OF GOD』はタイムスリップの映画だけど、残り2本がわからない!『サトラレ』に『いま、会いにゆきます』なんて、こんなマニアックな映画観てないよ!(注:普通の映画ファンの感覚でいう”常識”と”マニアック”が逆になっている)
「サトラレって何だっけ?っていうか『いま、会いにゆきます』ってタイムスリップするのか?そんな映画だったのか?”いま、会いにゆきます”ってタイムスリップしてゆくのか?すげえな」
と色々なことを考えた挙句、以前飲み会で『いま、会いにゆきます』のストーリーを全部教わったことを思い出して、何となく『サトラレ』にしました。で、当たってるんだよなコレ?


それと出題ミスかもしれない問題もありました(追記:映画検定の公式ページにこの件について書かれていました)。

以下の映画と作曲家の組み合わせで間違っているのものを答えなさい。
ア:『ミリオンダラー・ベイビー』レニー・ニーハウス
イ:『スターウォーズ』ジョン・ウィリアムズ
ウ:『戦場のピアニスト』ミシェル・ルグラン
エ:『ロード・オブ・ザ・リング』ハワード・ショア

これって「ア」と「ウ」の両方とも間違っていますよね?『戦場のピアニスト』の作曲家の名前(ヴォイチェフ・キラール)を知らなかったので相当悩みましたが、とりあえず「ア」で記入しました。

2006/06/29|▼この記事の直リンク先

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映画検定   検定会場にいた最バカ男

4級の試験が終わったあとに、試験会場を出ようとしました。試験会場を出る大勢の人の流れの中で、凄い美女を見つけました。凛とした美しい女性でした。ありえない位の美人でした(しつこい)。そこで
「よし!この人に”試験どうでしたか?”って声をかけよう!」
と思いました。自分の名誉のために書きますが、僕はイベントなどに言った時に老若男女関係なく、周囲の人に声をかけるような人です。うんでもって自分の不名誉のために書きますが、本当のこと言うとその女性が美人だから声をかけようとしました。

声をかけるためにその女性に近づいたのですが、声をかける直前で
「ここでいきなり声をかけるのも変だし、迷惑だ!」
と思い、一旦試験会場の外へ出ました。つまり僕はその美女の横までつかつか歩いていって立ち止まり、声をかける直前でいきなり方向転換したのです。ハタから見ていたらキモすぎる男ですよ。反省してますホント。


うんで会場から外へ出ると、検定の取材に来た取材班がいて僕のことを見ていました。
「あれ、インタビューされるかなぁ?」
と思ってましたが、どっちかというと彼らは僕のことを見ているというかむしろガンを飛ばしている。そして後ろから先ほどの美女が出てきて、カメラの前に立って何か喋り始めました。そしたら今度は検定帰りの受験生たちが一斉に携帯を取り出して、その美女の写真を撮り始めました。僕は写真を撮っている人に声をかけて
「あのーあの人はどなたなんですか?」
「中野美奈子です」
「はぁ」
「アナウンサーです」

その時僕は気がつきました。取材班は映画検定を受験していた女子アナが試験会場から出てくる場面を撮影していて、僕はその撮影を邪魔しようとしていたのだ!そりゃガン飛ばされるわ!っていうか女子アナに声かけようとしている勘違いのキモ男を撮られていたのかぁああああああああああああ恥ずかしい!検索してみたら中野美奈子って超有名じゃないか!うわああああああ!後悔してますホント
(注1:でもその後僕もインタビューを受けました)
(注2:中野美奈子の情報はもう色々教えてもらったのでもういいです)


検定受けた後にジョン・レスリーさんとお会いして、色々な映画の話を教わったり(『蟻の兵隊』が面白いとか、ウーヴェ・ボルのやんちゃぶりとか)しました。その際に中野美奈子のエピソードの話をしたところ
「YOU TUBEで”こいつがギッチョだ!”って晒されるよ」
と有難くて有難くないアドバイスを受けました。
というわけで、中野美奈子の映画検定レポートをビデオに撮って、自分が写ってないことを確認してからこの文章をアップしました。

2006/06/29|▼この記事の直リンク先

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映画検定   4級合格

映画検定4級受かりました。キネ旬からこんなカードが届きました。

これで秘宝読者の僕も、映画界の権威であらせられるキネ旬側の人間になりました?会社では名詞を出すフリをして、代わりにこのカードを出してウケを取るというギャグをやっております。

いやーしかし受かって良かった。実はテレビの映画検定4級のインタビューで誰もが
「難しかったです」
「受かる自信ないです」

と答える中、僕だけ
「簡単でした!受かる自信は絶対あります!今後2級、3級と受けていきます!」
とエラソーに答えていたので
「これで落ちたら大恥だな」
と不安になっていました。
自己採点の結果だと正答率83%なので、全然エバれる数字じゃないんですが…。
3級の問題も読みましたが難しすぎ!とてもじゃないけど受かる自信がないので、第二回以降の映画検定は受けないかもしれません。

2006/08/03|▼この記事の直リンク先

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