日活がヴァンパイア&悪魔 GO ! GO !まつりと銘打って『ブラッドレイン』と『アローン・イン・ザ・ダーク』を公開しています。僕も両方とも観ました。そして最悪だった。この2本を作ったのはウーヴェ・ボルというドイツ人映画監督で、以前も書きましたが海外ではネット上で騒ぎになっているほどの最低映画監督です。IMDBの掲示板には彼の悪口が一杯書いてあります。
「ウーヴェを殺すことはできないのでしょうか?」
「ウーヴェ死すべし」
「私は銃があったらウーヴェに使う」
とかホントすげえことになっています(しかも、これ全部違う掲示板なのに)。
また『ブラッドレイン』のハーレムシーンで、本物の娼婦を使い
「女優を使うより娼婦を使ったほうがギャラが安い」
と発言したのも物議を醸しています。
IMDBでは全ての映画に10点満点で得点がつけられていて、大体僕の主観で言うと
といった感じです。評判の悪い『宇宙戦争』『ダ・ヴィンチ・コード』がそれぞれ6.8点と6.5点、『デビルマン』が3.9点、90年代最悪の映画と呼ばれる『ショーガール』で3.7点です(現時点)。 しかしこれがウーヴェ・ボルの作品だと…
と『デビルマン』どころじゃない程の超悪評。この三本の映画の評価を全部足しても『宇宙戦争』や『ダ・ヴィンチ・コード』よりも低いです。
もはやウーヴェ・ボルは「The Master of Horror(ホラーの帝王:スティーブン・キングのこと)」ならぬ「The Master of Error(エラーの帝王)」とまで呼ばれています。しかし「ゲーム映画化専門監督」であるウーヴェ・ボルは、今後も『ポスタル』『ダンジョン・シージ』を監督することが決定していて、それらのゲームのファンはやっぱりみんな怒っています。
もし彼が『メタルギア』の映画化をすることになったら、何としてでも止める必要があると思う。
オマケ:IMDBは映画だけじゃなくて、ゲームも登録されています。うんで気が付いたんですが、『メタルギア3』がなんと9.9点!(みんな10点か9点しかつけていない)。スゲエ。
2006/05/25|▼この記事の直リンク先