破壊屋200720062005

ディズニー長編アニメの全続編   1

ディズニー長編アニメには続編が非常に多い。ほとんどの人がそんな続編を無視していると思うが、重度のディズニー好きやお子さんがいる人なんかはディズニー長編アニメの続編を観る機会も多いはず。

でもディズニー長編アニメの続編は乱造されていて質が悪い。海外ではディズニー長編アニメの続編は、「sequels(続編)」をもじって「cheapquels」と呼ばれている。訳すと「俗編」かな。

今回はそんな「cheapquels」をまとめて………と言いたいところだが、数が多すぎてまとめきれない!本格的な続編からビデオ用続編、または「30分エピソードを3本まとめただけ」というのもあったりしてわけわからん。そこで今回はニュースにもなった悪名高いディズニー・トゥーン社の長編作品だけに絞る。


並び順は製作順
例:

僕が勝手につけた邦題 正式な邦題
原題

わんぱくダック夢冒険 劇場版 ダックテイル ザ・ムービー 失われた魔法のランプ
DuckTales the Movie: Treasure of the Lost Lamp(1990)

テレビシリーズ「わんぱくダック夢冒険」の映画版。原題の「Treasure of the Lost Lamp」は『レイダース/失われたアーク(Raiders of the Lost Ark)』のもじりだね。パッケージもモロにインディ・ジョーンズ。


アラジン2 ジャファーの復讐 アラジン ジャファーの逆襲
The Return of Jafar(1994)

人気作『アラジン』の続編なんで割と有名かな。原題の「The Return of Jafar」はスター・ウォーズの「Return Of The Jedi」のもじり。


グーフィー 劇場版 グーフィー・ムービー/ホリデーは最高!!
(劇場公開時タイトル『グーフィーとマックス ホリデーは最高!』)
A Goofy Movie(1995)

グーフィーのスピンオフ。そんな映画誰が見たいんだよ!と思うが日本でも劇場公開されている。ちなみにマックスとはグーフィーの息子さん。本作ではグーフィーとマックスの父子の交流を描いているらしい。子供がいるなんて知らなかったぜグーフィー
マックスはマイケル・ジャクソンやプリンスのダンスを決める若者とのこと。


アラジン3 完結編 アラジン完結編 - 盗賊王の伝説
Aladdin and the King of Thieves(1996)

これアマゾンからのコピペなんだけど⇒「ウォルトディスニーの名作「アラジン」の完結編「アラジン完結編/盗賊王の伝説」がスペシャル・エディションで登場!長い間待ち焦がれたアラジンとジャスミンの結婚式、そしてアラジンの父親の登場など、ドラマチックなストーリーが展開する。 」
パイレーツ・オブ・カリビアン3と同じじゃあ!


くまのプーさん2 クリストファー・ロビン編 くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!
Pooh's Grand Adventure: The Search for Christopher Robin(1997)

くまのプーさんは短編が昔から沢山あるが、正式な「2」は本作である。人間の男の子、ロビン君が消えたので探しに行く冒険物語。ロビン君は単に[学校]へ行っただけだった。
この後『くまのプーさん』シリーズはひたすら続くことになる


2007/07/01|▼この記事の直リンク先

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ディズニー長編アニメの全続編   2

美女と野獣2 野獣再び 美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント
Beauty and the Beast: The Enchanted Christmas(1997)

ディズニー版『美女と野獣』といえば、野獣の呪いが解けた王子様の外見がちっともかわいくないという、ボブ・サップにキスしたらチェ・ホンマンに変身したような展開で有名だが、本作はベルが野獣に囚われていた頃の追加エピソードという位置付けである。
原題からわかるように内容はクリスマスもの。


美女と野獣3 野獣死すべし 美女と野獣 ベルのファンタジーワールド
Beauty And The Beast - Belle's Magical World(1998)

野獣に囚われていた頃のエピソードをさらに追加。王子様には誰も興味持っていないんだな。


ポカホンタス2 ニュー・ワールド ポカホンタス2 イングランドへの旅立ち
Pocahontas II: Journey to a New World(1998)

イギリスへ向かったポカホンタスの物語。史実通り今までの恋人と別れて新しい恋人を見つけるのだが、それだとディズニーの愛のルールである「エターナル」とも「フォーエバー」とも外れているので、珍しい作品である。


ライオン・キング2 ジャングル大帝 ライオン・キング2 シンバズ・プライド
The Lion King II: Simba's Pride(1998)

王になったシンバと、その娘の物語。ディズニー長編アニメの続編には子供が主人公というパターンが非常に多い。特に動物系がそんなのばっかり。


ダグ 第一の挑戦 日本未輸入
Doug's 1st Movie(1999)

何これ?全然知らんぞ。検索結果も少ない。「1st Movie」とあるがもちろん続編はない。


ミッキーのクリスマス ミッキーのクリスマスの贈りもの
Mickey's Once Upon a Christmas(1999)

短編の詰め合わせだが、この後続編が作られる。


くまのプーさん3 ティガー編 ティガー・ムービー プーさんの贈りもの
The Tigger Movie(2000)

ティガーを主人公にしたスピンオフ。日本では何故かアート系映画として劇場公開されていた。


人魚姫2 リトル・マーメイド2 - Return To The Sea
The Little Mermaid II: Return to the Sea(2000)

原作だと問答無用のブラックエンドの人魚姫にも続編は作られる。内容はアリエルの娘を主人公にした物語。人魚姫にもお子さんができたかー、やっぱり夜のおつとめは魚だけにマグ(以下脱字)


リセス 映画版 日本未輸入
Recess: School's Out(2001)

これも全く知らない。検索してみたがディズニーとは思えない現代的な作風のアニメ。ディズニーの低迷が続けば、そのうち日本の萌え文化も取り入れるかもな。


わんわん物語2 わんわん物語2
Lady and the Tramp II: Scamp's Adventure(2001)

45年振りの続編でレディーとトランプの息子が主人公。あのスパゲティのラブシーンもある。日本もウン十年後に宮崎アニメの続編とかやるかもしれんな。パズーとシータの子供が主人公で、ドーラが相変わらず元気だとか。


ピーター・パン2 ピーター・パン2
Return to Never Land(2002)

アメリカでは大々的に公開された作品。僕は『ピーター・パン』に思い入れがあるので、これ作られた時はショックだった。


2007/07/01|▼この記事の直リンク先

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ディズニー長編アニメの全続編   3

シンデレラ2 ドリームズ・カム・トゥルー シンデレラ2
Cinderella II: Dreams Come True(2002)

問答無用のハッピーエンドのシンデレラにも続編はある。いじわるな義姉の恋物語などが展開する。何だよそれ。


ノートルダムのせむし男2 ノートルダムの鐘2
The Hunchback of Notre Dame II(2002)

エスメラルダの息子とカジモドの物語。カジモドの新たなラブストーリーもある。人魚姫のような童話ならまだしも、『ノートルダムのせむし男』のような原作をここまでブチ壊すのが凄い。息子の声優はハーレイ・ジョエル・オスメント。オスメントは他にもディズニーアニメの声優の仕事が多い。


101匹わんちゃん2 特攻サンダーボルト作戦 101匹わんちゃんII ― パッチのはじめての冒険
101 Dalmatians II: Patch's London Adventure(2003)

実写の続編『102』は知っていたが、アニメにも続編(40年振り)があったのか。
例によって息子(パッチ)の物語なんだが、結構面白そうなストーリーである。以下コピペ。
TV大好きの子犬として登場したパッチが、続編『101匹わんちゃん II―パッチのはじめての冒険』では、大好きなTV番組『サンダーボルト・アドベンチャー・アワー』のオーディションにもぐり込んで、スターになる。自意識過剰なヒーロー犬サンダーボルトはもうすぐ番組から降ろされると知る。現実の世界でヒーローになれば、番組から降ろされずにすむとヒーロー犬は考える。サンダーボルトのエピソードを知りつくしているパッチは、憧れのサンダーボルトとロンドン中をさまよい歩き、めちゃくちゃな事件を勝手に作りあげて、事情を知らない人々を助け出そうとする。
でもこれって残り100匹のわんちゃん関係ないんじゃあ。


ジャングルブック2 少年モーグリと少女シャンティ ジャングル・ブック2
The Jungle Book 2(2003)

新しい人間キャラ、少女シャンティを登場させての続編。


くまのプーさん4 ピグレット編 くまのプーさん―ピグレット・ムービー
Piglet's Big Movie(2003)

まだ作るのかよ!ピンクの豚ピグレットを主人公にするという発想自体が大分苦しい………と思いきや、ちゃんと原作があった。


アトランティス2 アトランティス 帝国最後の謎
Atlantis: Milo's Return(2003)

アトランティスにも続編があったのかよ。まあ『ふしぎの海のナディア』も映画版でアフターストーリーあったしな。
僕は『アトランティス 失われた帝国』が割と好きで、ナディアのパクリだとは思っていない。ラピュタのパクリだよ(同じだ)。ラピュタに似せた演出やカットがあるし、っていうか監督本人も認めているし。


リロ&スティッチ2 スティッチ ! ザ・ムービー
Stitch! The Movie(2003)

宇宙生物626であるスティッチの他にも、625体の宇宙生物がいたという話。


先生のペット 日本未輸入
Teacher's Pet(2004)

テレビシリーズの映画版。フラッシュアニメ系の作風で、これがディズニーアニメだとは思いたくない。


ライオン・キング3 ライオン・キング3 ハクナ・マタタ
The Lion King 1 1/2(2004)

ライオン・キングのエピソード1(前日譚)モノだが、シンバじゃなくてミーアキャットとイボイノシシのエピソード1である。


くまのプーさん5 ルー編 くまのプーさん/ルーの楽しい春の日
Winnie the Pooh: Springtime with Roo(2004)

もうわけわかんねえよ!ルーって誰だよ!?(カンガルーのキャラです)。作り過ぎだろうが!
キャラの切り売り方が凄い、まるで世界中のファンタジーキャラをポケモン化しているみたい。


2007/07/01|▼この記事の直リンク先

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ディズニー長編アニメの全続編   4

ディズニーアニメ三銃士 ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士
Mickey, Donald, Goofy The Three Musketeers(2004)

ディズニーは実写でも『三銃士』を映画化している。メンツはチャーリー・シーン(アラミス)、キーファー・サザーランド(アトス)、クリス・オドネル(ダルタニャン)、オリヴァー・プラット(ポルトス) でダルタニャン以外が濃すぎ。


ミッキーのクリスマス2 ポップアップ ミッキー / すてきなクリスマス
Mickey's Twice Upon A Christmas(2004)

『ミッキーのクリスマス』の続編で、原題が「Twice」になっているのがポイント。ミッキーが初めてフルCGで描かれた記念碑的作品のはずだが聞いたこともねぇ


ムーラン2 ムーラン2
Mulan II(2005)

「わーい!ムーランの続編だぁ」って喜ぶ人がこの世にいるの?『ムーラン』を評価している僕でも疑問に思う。


くまのプーさん6 ランピー編 くまのプーさん ザ・ムービー/はじめまして、ランピー
Pooh's Heffalump Movie(2005)

誰だよランピーって?そんなキャラ絶対いなかったぞ!
というわけで原作キャラも尽きたので、新キャラを登場させて一本作りやがった。原題の「Heffalump(ヘファランプ)」とは、「elephant(ゾウさん)」の幼児風の発音。


ターザン2 ジャングルの王者 ターザン2
Tarzan II(2005)

『ターザン』の続編だが、内容はエピソード1モノ。別のディズニー子会社が作った続編『ターザンとジェーン』もある。ディズニーはほんとやり過ぎだ。
そういえば『ターザン』の公開時、ネット上で『ターザン』を批判したら反論が来たことがある。「素晴らしい物語です。理解できないのですか?」だって。どこが素晴らしいんだよ。


リロ・アンド・スティッチ3 スティッチ・ハズ・グリッチ リロ・アンド・スティッチ2
Lilo & Stitch2: Stitch Has a Glitch(2005)

正式な続編。スティッチに不具合(Glitch)が出るというストーリー。


くまのプーさん7 ハロウィン編 くまのプーさん ランピーとぶるぶるおばけ
Pooh's Heffalump Halloween Movie(2005)

ついに第7作。誰も望んでいない続編を作り続けるなんてまるで『ポリス・アカデミー』シリーズ
ランピーでさらに続編を作った。数あるプーさんモノの中でも一番評判が悪い。


ラマになった王様2 ラマになった王様2 クロンクのノリノリ大作戦
The Emperor's New Groove 2: Kronk's New Groove(2005)

『ラマになった王様』の悪役の部下を主役にするスピンオフ。ドリフで高木ブーの雷様だけ独立するようなものだと思えば納得…できない。「エンペラーズ・ニュー・グルーブ・ツー・クロンクズ・ニュー・グルーブ」っていう原題が凄い。
別のディズニー子会社が作った『ラマだった王様 学校へ行こう!(The Emperor's New School)』というテレビシリーズもある。


バンビ2 バンビ2 森のプリンス
Bambi II(2006)

真打ち『バンビ』、64年ぶりの続編。1のスタッフは全員死んでるじゃないの?
『バンビ』は母親を亡くした仔鹿の物語だが、2では新しい母親がやってくる


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ディズニー長編アニメの全続編   5

リロ&スティッチ4 リロイ・アンド・スティッチ
Leroy & Stitch(2006)

「リロ(Lilo)」じゃなくて「リロイ(Leroy)」。本家がバッタモン商法みたいなことやっているのが凄い。新キャラ「リロイ」はスティッチの偽キャラである。


ブラザー・ベア2 ブラザー・ベア2
Brother Bear 2(2006)

なんかもう調べるの疲れてきた。


きつねと猟犬2 フォックス・ハウンド きつねと猟犬2/トッドとコッパーの大冒険
The Fox and the Hound 2(2006)

『きつねと猟犬』の25年ぶりのリメイク…って『きつねと猟犬』って未見だ!ディズニークラシックスはほぼ把握していたと思ったのに。正直に言うと『きつねと猟犬』って作品があることを今知ったよ。タイトルから察するにどうせ『あらしのよるに』みたいなストーリーでしょ?一生未見でいいや。さらに正直に言うと、「The Fox and the Hound」でググったらメタルギア関連(Fox Hound)が出てきたので、探す気力無くしただけです。


シンデレラ3 バック・トゥ・ザ・シンデレラ シンデレラ3 戻された時計の針
Cinderella III: A Twist in Time(2007)

シンデレラシリーズ第三弾!原題・邦題が表しているようにシンデレラのタイムスリップものである。
というわけで今度は継母側が魔法を使ってハッピーエンド以前に戻してしまうというストーリー。童話のエバーアフター(その後幸せに暮らしましたとさ)の鉄則はどうなったんだ!


人魚姫3 現在制作中
The Little Mermaid III(2008)

これもエピソード1モノ。デンマークの人たちは怒らないのだろうか?
そういえば劇場版『西遊記』の中国ロケの際に、中国人たちの怒りっぷりが報道されていていた。僕はアメリカ人がエビータを映画化しても、チンギス・ハーンの魂が乗り移った角川春樹が映画作っても(実話)、例えば韓国人たちが独自の解釈で新撰組を映画化しても、それは物語を作る人たちの自由だと考える。だから中国人たちが怒るのはちょっと短絡的だと思った。でも『西遊記』のイライラする予告編を見るたびに、中国人たちはあの時暴動を起こしてでもロケを止めるべきだったと…。


ティンカー・ベル 製作中止
Tinker Bell(2008)

そしてティンカー・ベルのスピンオフがほぼ完成した時…事件が起きた。ディズニーの重役になったジョン・ラセター(ピクサーの社長)が『ティンカー・ベル』を観てあまりの質の悪さに激怒。既に製作費3000万ドル(一説には5000万ドル)を費やした『ティンカー・ベル』のプロジェクトを中止させた。ジョン・ラセターは前々からディズニー・トゥーン社を批判しており、数々の駄作を世に送り出して莫大な利益をあげたディズニー・トゥーン社の社長は更迭され、ディズニー・トゥーン社は事業を方向転換させられた。
低予算で脚本も画も質の悪いアニメ作品をディズニーブランドに混入させ、世界中で販売した手口はミートホープ社も参考にしたと言われている(今のは嘘)。

ちなみにジョン・ラセターは去年から『おしゃれキャット2』『チキン・リトル2』『ルイスと未来泥棒2』の企画もストップさせていたとのこと。流石だぜジョン・ラセター!


↑で挙げてきた作品は全てディズニー・トゥーン社の作品であるが、ディズニー・トゥーン社以外でも続編商法をやっていて『トイ・ストーリー』のスピンオフ『スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー ~帝王ザーグを倒せ!』や『ヘラクレス2』なんて作っている。 そして今回挙げた作品はその全てが評判悪い。
でもこれは笑い事じゃない。日本でも傑作名作マンガが、ファミリー向けや中高生向けの安易な実写化となっている。それらの作品は実にテレビ的で、『デビルマン』や『どろろ』のように原作のテーマを破壊しているのもある。でもヒットするから誰にも止められない。


ところで中止になった『ティンカー・ベル』について調べてみると、ティンカー・ベルの声優がブリタニー・マーフィーなんだが…ティンカー・ベルは喋らねーだろ!!

2007/07/01|▼この記事の直リンク先

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ディズニー長編アニメの全続編   6

せっかくなんでディズニートゥーン社以外の作品も全部調べた!これで「ディズニー本家作品の続編」は全てのはず。「ディズニー本家じゃない長編」もだいたい網羅したと思うが、「短編の詰め合わせとしての長編」が多すぎてハッキリとはわからない。


ビアンカの大冒険2 オーストラリア編 ビアンカの大冒険/ゴールデン・イーグルを救え!
The Rescuers Down Under(1990)

ネズミの救助隊を主人公にした1977年の 『ビアンカの大冒険』の23年振りの続編であり、子会社ではなくてディズニー本家が製作している。本作こそがディズニー初の続編映画、ということがIMDBには書いてあったけど、ウィキペディアだと『ラテン・アメリカの旅』(1942年)の続編の『三人の騎士』(1944年)が最初の続編とある。どっちかに統一してくれよ!

原題が「Down Under(ずっと下のほう=オーストラリア)」ということでオーストラリア編。ストーリーはこんな感じ↓なんだけど、地理的にアバウトすぎる。
「凶悪な密猟者マクリーチの罠にかかってしまった数少ないゴールデン・イーグル。事件を知った仲間の動物たちは、ニューヨークにあるネズミたちの国際救助協会にSOSを発信します。救助隊に任命されたビアンカとバーナードのコンビが真冬のニューヨークからオーストラリアへ急行します。」
このネズミはサンダーバード並みの機動力だな。

他のディズニー長編アニメよりも知名度が低い『ビアンカの大冒険』の続編という、最初からイマイチな企画だったが、さらに悪いことに『ホーム・アローン』と公開時期が重なったために、ファミリー客を全て奪われた。その結果興行的に失敗してしまう。ディズニーですらカルキン坊やにはかなわなかったのか。
この興行的失敗が相当堪えたらしく、ディズニー本家は続編ビジネスに手を出さないようになった。唯一の例外が『ファンタジア2000』。

でもこの映画はディズニー史の中でも重要な位置付けの作品である。何故なら『リトル・マーメイド』(1989年)までのディズニー長編アニメはセル画で作られていたが、『ビアンカの大冒険/ゴールデン・イーグルを救え!』(1990年)が、ディズニー長編アニメ史上初のCG製作であり………ええ!?『美女と野獣』(1991年)が最初じゃなかったの?っていうか『リトル・マーメイド』⇒『美女と野獣』の順番じゃなかったの?


グーフィーズ2 史上最強のグーフィー・ムービー Xゲームで大パニック!
An Extremely Goofy Movie(2000)

グーフィーのスピンオフの続編。『交渉人 真下正義2』をテレビ特番でやるようなもんか。「Extremely」をノリノリで訳した邦題がいいね。
グーフィーの息子マックスが大学生になったが、父親のグーフィーが子離れできないため、グーフィーも一緒に大学に入学して学生生活を楽しむ…という実写ならロビン・ウィリアムズがやりそうプロット
70年代に青春を送ったグーフィーと今時の若者とのカルチャーギャップコメディなので、グーフィーはジョン・トラボルタの格好をしている。グーフィーは40代だったのか?


ファンタジア2000 ファンタジア2000
Fantasia/2000(2000)

アニメ史においても重要な作品である『ファンタジア』の続編で、ディズニー本家が作った。
『ファンタジア』シリーズは高度な技術を使用して作られた映画なので「単なるクラシック曲のPVじゃん」などと本音を言ってはいけない。アイマックスシアターで観たかった。


ターザン3 ターザン&ジェーン
Tarzan & Jane(2002)

悪名高いディズニー長編アニメの続編映画の中でもブッチギリで評判が悪い作品。何故かというと…
ディズニー長編アニメ『ターザン』は、その後『The Legend of Tarzan』というテレビシリーズ版が作られた。そして本作『ターザン&ジェーン』は、そのテレビシリーズの3エピソード分をターザン本人が回想するという形式。つまり単なる総集編を長編ということにして販売したのだ!海外サイトでは怒りのコメントばっかりだった。


マイティ・ダックス 映画版 日本未輸入
Mighty Ducks the Movie: The First Face-Off(1997)
ガーゴイル 映画版 日本未輸入
Gargoyles the Movie: The Heroes Awaken(1995)

両方とも、『ターザン&ジェーン』と同じ方式で、テレビシリーズを編集して長編にしたディズニー作品。酷いなぁ。

でもこの手口って日本のアニメで真似できないかな?海外でも需要がある『ドラゴンボール』『ワンピース』『クレヨンしんちゃん』なんかは話数が多いから、海外で全部放映しているとは限らない。だったら未放映のエピソードを編集でまとめて長編ってことにしちゃって、サブタイトルに「THE MOVIE」ってつけてDVDで売ればいいじゃん。これはきっと新しいビジネスチャンスだ!いや、待てよ。DVDの取り込みと編集なんてパソコンで出来るから、この事業って個人で出来る!これはきっと新しい海賊版ビジネスチャンスだ!
(この文章を本気にした人が犯罪行為に手を染めてもその人の勝手ですが、官憲に捕まっても決して破壊屋の名前をゲロしないように。)


ヘラクレス2 成り上がり伝説 日本未輸入
Hercules: Zero to Hero(1999)

『ヘラクレス』の続編でエピソード1モノ。なんと『ヘラクレス2』は、ディズニー長編アニメの続編の中で、唯一日本未輸入の作品。『ブラザー・ベア2』や『ムーラン2』よりも商品価値が無いと判断されたということか。『ヘラクレス』といえばジェームズ・ウッズがハデスの声優やってて、そこだけが好きな映画だったなぁ。


トイ・ソルジャー スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー 帝王ザーグを倒せ!
Buzz Lightyear of Star Command: The Adventure Begins(2000)

『トイ・ストーリー』のバズを主人公にしたテレビシリーズがあって、本作はそのパイロット版。東京ディズニーランドのアトラクションにもあるので、知名度は高い。


トイ・ストーリー2 トイ・ストーリー2!
Toy Story 2(1999)

名作。こんなクズ映画どもと一緒に並べるのもおこがましい。ディズニーがピクサー抜きで勝手に『トイ・ストーリー3』を作ろうとして揉めたことがあったけど、ピクサー続投なのでご安心を。


というわけで、ディズニー長編アニメの続編はこれで全てです。ホントは『くまのプーさん』がまだ少し残っているけど勘弁してくれ(短編集の詰め合わせ形式なので、もう追いかけきれん)。

2007/07/02|▼この記事の直リンク先

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