本日は『コマンドー』VS『ウォーター・ボーイズ』という新旧ヘビロテ映画が同時に放映される。ヘビロテ映画とはヘビーローテーションでテレビ放映する映画のことで、よく使われる言葉だと思ったらググっても45件しかなかった。
まあとにかく日テレ代表90年代のヘビロテ映画『コマンドーとフジテレビ代表2000年代のヘビロテ映画『ウォーター・ボーイズが直接対決するという素晴らしい日だ。
今回勝ったほうが、年末にテレビ朝日代表80年代のヘビロテ映画『ミラクルマスター 七つの大冒険』と対決することになるだろう(嘘)。もしくはJR福知山線脱線事故の影響で長らくヘビロテから外されていたテレビ東京代表の『暴走特急』との復活対決も良いかもしれない。
『コマンドー』は実に素晴らしい映画だ。シュワちゃんが娘のためにひたすら「壊す」→「殺す」のヘビーローテーションを続ける。クライマックスの殴りこみシーンの編集なんて「シュワちゃんが撃つ」→「人が死ぬ」のたった2種類のカットを繋げてヘビーローテーションで繰返しているだけである。
うっかり一人の少女(アリッサ・ミラノ)をさらったために、夥しい数の死者を出しながら基地が壊滅してしまう悪役たちはホント気の毒だ。ちなみに『コマンドー』と同じ1986年に製作された『天空の城 ラピュタ』でも、たった一人の少女(シータ)をさらったためにティディス要塞とラピュタ城が壊滅している。美少女に破壊力があることはこんなところでも証明されている。
なお深夜に放映される『時をかける少女』は、去年公開されたアニメ映画で『ゲド戦記』なんかよりも、もっと話題になるべき映画だった。去年の年末に僕は「『時をかける少女』が各映画雑誌ベストにランクインするぞ!」と周囲に吹いていたけど、結果は不発だった。何でだろう?以前掲示板にそのことを書いたら「『時をかける少女』は完成がギリギリで、試写を1回しかやらなく…」(つまりベストを選定する映画評論家たちが観れなかった)という情報があったので、それが原因なのかも。
注意!本日深夜は原田知世版でした。アニメ版は明日です。
2007/07/20|▼この記事の直リンク先