現在シネコンでも公開している映画のラインナップは、『グラン・トリノ』『スラムドッグ$ミリオネア』『MILK』『チェイサー』とかなりドエライことになっている。2009年ベスト候補の作品群が一挙に公開されているのだ。こういう状態になると映画ファンやっていること自体に幸せを感じる。そんな幸せな状況を無視して『余命1ヶ月の花嫁(ヨメヨメ)』がヒットしているという事実が凄い。世間はそんなに字幕が読めないのか?試しに『余命1ヶ月の花嫁』を観た人のWEB日記を検索してみると、大量の絵文字とギャルプリクラが出てくるので笑った。僕は絵文字日記が読めない。
でもこんなことを書いている僕も『グラン・トリノ』を観ずに『バンコック・デンジャラス』を観に行くという、間違いに間違いを重ねるようなマネをしている。ヨメヨメを監督した廣木隆一は無難に手堅い映画を撮ると思うし、『バンコック・デンジャラス』はヨメヨメよりもキツい映画だろうな。
オマケ1:
ところで『余命1ヶ月の花嫁』を観に行ってエンドクレジットが終わるまでに泣きやまないと、本当に余命が1ヶ月になって死んでしまうという噂があるのをみなさんご存じですか?たった今僕が作った噂なんだけど。
オマケ2:
最近僕の両親が婚活を始めたので、余命50年以上の花婿が欲しい方はgicchogiccho@hotmail.comか、破壊屋管理人の両親にメールを送ってあげてください。(オマケは両方ともウソを書いているので本気にしないように)
2009-05-13