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この世で一番偉いヤツ   

幸福の科学の機関紙『ザ・リバティ』最新号を購入したら、マイケル・ジャクソンを紹介していて驚いた。

池田大作

もちろん死ぬ前に書かれた記事なので、ロンドンコンサートを楽しみにしている内容だ。『ザ・リバティ』にはデスノート並みの殺傷力があるのか?僕も気をつけよう。


と、言いつつまた幸福の科学ネタ。幸福実現党が提案した新・日本国憲法には「前文で日本国民に神仏の心を定めておきながら、第2条で信教の自由を保障している」という矛盾点がある。この点についてはネット上や週刊誌でも色々とツッコミ受けていた。でも『ザ・リバティ』に載っていた大川隆法の説法を読んで、第2条の目的がわかったよ。

新・日本国憲法で信教の自由を保障した文章は以下の通りだ。

信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。

それに対して現・日本国憲法で信教の自由を保障した文章は以下の通りだ。

  1. 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
  2. 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
  3. 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

当然だが現・日本国憲法は宗教を制約している。つまり新・日本国憲法の「信教の自由」の目的は、現・日本国憲法での政教分離の規定を撤廃することなのだ。読み比べをすればそんな目的だということは一目瞭然なのに、破壊屋もネット上も週刊誌も誰も気がつかなかった(というかバカバカしすぎて気にしてなかった)。

新・日本国憲法が施行されると、宗教団体が国から特権を受けて、政治上の権力を行使して、宗教上の行為に参加することを強制され、国およびその機関が宗教的活動できる世の中になる。憲法上はどの宗教を選択しても良いことにはなっているけど、エル・カンターレ(大川隆法)はキリスト教やイスラム教の神であり、仏教における釈迦だと自称している。幸福の科学は多くの宗教の上に存在するのだ。「日本国民全員を信者にする」という大川隆法の夢が実現できる時代が来るかもしれない。そのときは大川隆法が宗教国家日本の大統領だ。ハイル・エル・カンターレ!


というわけで、連続して幸福実現党ネタで申し訳ない。また幸福実現党を批判してしまった。前回も書いたとおり、幸福の科学の信者のみなさんは破壊屋管理人を、とっととファトワーで極刑にするなり(イスラム教)、神の御許へ送るなり(キリスト教)、ポアしちゃうなり(オウム真理教)したほうが良いでしょう。

ただ一つお前らに言っておくことがある!例え俺を倒したとしても、日本にはあのお方がいる!あのお方がいる限り、幸福の科学から宗教国家日本大統領が誕生することはない!日本を支配したいのなら、あのお方を倒すのだな!勝利の化身であるあのお方をな!わははははは!

偉大なるあのお方↓

池田大作


話変わって、これは映画『20世紀少年 最終章』の予告編のラストシーンなんだけど

このオチはマスクを脱ぐと大川隆法と池田大作が出てくるというのはどうでしょう?


今回の結論:この世で一番偉いのはマイケル・ジャクソン。

2009-07-01

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