ネットのコミュニケーションツールを題材にした映画はたくさんあって、コミュニケーションツールの進化と共に様変わりしてきた。1996年には、パソコン通信を題材にした深津絵里と内野聖陽が主演の『(ハル)』があった。1998年には、PCメールで恋愛するトム・ハンクスとメグ・ライアンの『ユー・ガット・メール』という映画があった。『ユー・ガット・メール』は1940年代の映画のリメイクで、リメイク元作品の題材は文通だった。でも今となってはPCメールでの恋愛ももう古い時代だ。
その後は2ちゃんねる上のコミュニケーションから『電車男』が生まれた。夏公開のアニメ映画『サマー・ウォーズ』はSNSの要素を取り込んでいるらしい。日本じゃまったく話題になっていないが、セカンドライフには映画との連動企画があった。
となると次に映画の題材になるコミュニケーションツールはtwitterのようなつぶやきツールのはずである。ネット上のつぶやきがどうやって映画になるのか!すごく難しいような気もするが、ミニシアター系日本映画の駄作はたいてい監督の独り言みたいな映画だ。やろうと思えばできるかもしれない。
例:twitterで『ハルフウェイ』(ネタバレ)
映画を未見の方には信じられないでしょうが、これでオチまでネタバレしています。
2009-07-17