04/03/29 TOP文のみ更新
破壊屋スパイダーマン2&キル・ビルVOL2宣伝キャンペーン
今年も幹事会(僕が学生時代に所属していた会)の花見に行ってきました。僕はもちろんスパイダーマンのコスプレをして参加したのですが・・・これが
過去最大級の盛況振り!
TBSの取材を受けたりしていました。毎年上野公園にはネタ系の花見客がいるのですが、今年は僕のスパイダーマン以外には全く見当たらないので目立ったのかな?
実はTVカメラに素顔などを晒してしまったので、家に帰って「やりすぎた!」とちょっと気落ちしていたのですが、この時点で
破壊屋や現実で何の反応も無いところを見るとどうも
ボツになって放映はされていないようですね。安心した(でもちょっと残念かな?)。
当日は昼過ぎに上野公園に到着、幹事会の人が場所取りしてくれてました
(感謝!)。とりあえずスパイダーマンに着替えて幹事会の連中と近況を語っていたら、スパイダーマンの格好をしている僕を見てTBSのスタッフが来て
「撮影してもいいですか?」と言われました(でもTVスタッフが来ても特に騒がない辺り、幹事会も大人になったなぁ)。快諾して「僕は何やればいいですかね?」と聞くと、
「盛り上がっている人達に絡んで欲しい」とのこと。そんなのずっとやっている事なので楽勝!と思い、スタッフと一緒に絡む相手を物色。スパイダーマンがテレビカメラを引き連れて歩いているので目立つ目立つ。
スタッフが選んだのは大規模でやってる人達ですが、普通の大学生っぽくて絡みにくそうだったので僕のほうから辞退。もうちょっと探してみると
「フレディVSジェイソン」のスタンディ(宣伝用の素材)を掲げている素晴らしい花見客達がいた。「アレだ!」と思って早速絡みに行きました。流石に「フレディVSジェイソン」を用意している強者達だけあって、僕も結構いじられました。僕も自前で用意していた糸(単なる紙テープ)を出したりして応戦。さらに
「俺の映画を観るときに、”スパイダーマン・スーツに糸が出る穴が無い!”とかつっこむんじゃないぞ!」
「俺の彼女をブスって言うな!」
と説教。さらに別の客から
「やっちまえ!」と言われたので、
「ヤッチマイナはキル・ビルだよ!」と反撃。
そして幹事会の花見席に戻り、ちょっとだけインタビューを受けました。そこで後輩がわざわざ
日本刀のおもちゃとカトーマスクを用意してくれていたので(本当に準備がいいな)、僕がキル・ビル・ジャージに着替えて、カトーマスクをつけた後輩とチャンバラごっこ。
「切りたいネジュミがいるから」「日本刀が必要で」「ヤッチマイナ」とシャウトしつつ・・・そりゃ放送ボツになるわ。映画ネタばっかりじゃん、ちゃんと花見について語らないと。
その後もしばらく幹事会のメンバーで飲んでいた後に、スパイダーマンの格好をして上野公園を練り歩くことにしました。上野公園の花見に行ったことがある人ならわかると思いますが、あの状況でスパイダーマンの格好をしていたら、そりゃあもう絡まれまくり(去年はヤクザから寿司をもらいました)。上野公園は外国人の観光客も多いし、彼らは僕を見ると必ず絡んでくる。だから毎年この日は
世界中の人と交流しているような気がするが、単に
花見の席の日本人の馬鹿さ加減をアピールしているだけだ。今年は女性に
「マスクの中はBen Affleck?」と声をかけられたのが印象的。もちろん
「He is Daredevil!」と言っておきました。っていうかベン・アフレックは僕より数万倍も顔が整っていて、数億倍もハンサムで、2倍も顔がデカイぞ!
それと日本人の何人かが僕に英語で話しかけてきましたが、スパイダーマンの中の人は日本人でしたのであしからず。
上野公園の客達に膨大な量の写真を撮られ、僕も色々サービスをしながら散策。
頭の中はすっかりハルウララ。あ、自分で自分の写真を撮るのを忘れていました。当日の写真を持っている方は僕に送ってください。
また多くの花見客の方たちが酒をご馳走してくださったのですが・・・これが多すぎて多すぎて社会人になってから初めて悪酔いしました。
完全にベロンベロンになって意識も朦朧としてきましたが、この日は渋谷でWORD IS OUT!というライブイベントがあって、既にチケットを買ってしまっている。力を振り絞って私服に着替えて、フラフラ歩きながら山手線に乗り込みました。それでもものすごく気持ち悪くなってので、ゲロリ途中下車を繰り返したり、乗り過ごしをしながら何とか渋谷へ。
でも僕はライブ会場の渋谷AXの場所を知らない!もはや調べる能力もないので、仕方なくそこらへんにいた女の子に声を掛けて会場の場所を聞く。そうしたらその女の子は
「同じ代々木公園に用があるから」と僕を案内してくれました。しかも僕の代わりに渋谷AXの場所を調べてくれるし・・・大変嬉しかったです。
何とか渋谷AXに辿り着いたらお目当てのバック・ドロップ・ボムが終わる寸前!ガックリ来た。そのとき疲労もMAXだったのでDJブースの近くに座り込む。バック・ドロップ・ボムの次はDJのCO-FUSIONだったので渋谷AXがすぐさまダンスフロアと化したけど、とてもじゃないが動けないのでDJブース近くで寝ていました。眠っていたらそのうちよく聞きこんでいるシャウトが・・・レンチだ!レンチのTime&Space(初期中期の名曲)だ!すぐに起きてライブ鑑賞。新ドラマーが加わったレンチのライブは初めて観ました。セットリストは最新アルバムの「OVERFLOW」が中心で、「OVERFLOW」が嫌いな僕としては少し残念。でも何と新曲として
ピーターパンの「君も飛べるよ!」のカバー曲が出てきた。今度公開される実写版「ピーターパン」の関係だと思われますが、ロック!トランス!ハードコア!のレンチがピーターパンをやるのかよ!と思いながら聞いていたけど、「君も飛べるよ!」を何百回も聞いた僕でもどこが「君も飛べるよ!」なのかサッパリわからん。いつも通りのレンチ節で安心した。
ライブが終わり、家に帰ると弟が
「パール・ハーバー」を観ていた。真珠湾攻撃の部分だけを見届けて寝ました。この映画はアメリカ国内での評判が大変悪いので、
「パール・ハーバー」=「ジャップの汚い騙まし討ち」というアメリカ人の認識を、
「パール・ハーバー」=「ベン・アフレックのクソ映画」という認識に変えてしまった
日本人にとっては大変ありがたい映画だと思う。
04/03/26 TOP文のみ更新
破壊屋スパイダーマン2宣伝キャンペーン
嘘です。単に花見の席で酔っ払った僕がスパイダーマンの格好をして上野公園をうろついてるだけです。毎年やってますが、今年は時期が時期だけに宣伝と間違われたりするのだろうか?
<破壊屋を読んでいる大学時代に僕と学科が同じだった人達(先輩後輩問わず)> 今年も花見イベントをやりますので暇があったら一瞬顔でも出してください。僕のケータイメアドは最近変えてしまったのでgicchogiccho@hotmail.comこちらにお願いします。っつーか上野公園に行けば見つかるでしょう。28日の日曜日です。あと大学時代の写真を受け取っていない人もいませんか?
04/03/25 TOP文のリンク追加
沈黙の標的 ★
前回の更新で「ロバート・ロドリゲス、ジョン・ウー、押井守と中高生時代に尊敬していた作家達のイマイチな新作」と書きましたが、遂に最凶の新作がやってきました。学生時代に大尊敬していた人物に裏切られました。セガールです!2003年は5つ星連発の豊作の年でしたが、2004年は不作の年になりそう。「ブラウン・バニー」でケチがついたな。
「沈黙の標的」は2004年度公開作品のワーストに確定です(「ブラウン・バニー」は2003年度公開作品)。「沈黙の標的」はストーリーがまるで成立していない。あまりにも酷すぎるので色々なメディアのサイトを調べたんだけど・・・多くのサイトに書いてあるストーリーが本編のストーリーと違っていた。うんなバカなと思って海外サイトも調べたけど、そこでもやはり本編のストーリーと食い違って紹介されている。おそらく誰も「沈黙の標的」を観ていない状態で記事を書いてるのでは?当然だな、こんな酷い映画なんだから。
本当のストーリーは・・・セガールは昔ゴーストと呼ばれた[大泥棒]だったが結局は捕まり刑務所に入れられた。セガールは刑務所の中で学位を取り、出所後に考古学の大学教授になった(インディ・ジョーンズか?)。
セガールは中国で遺跡の発掘作業をしていたが、セガールと助手以外のスタッフ全員が麻薬組織の密売人だった。助手は殺されセガールは命からがら逃げるも、アメリカの麻薬取締局がやってきて(香港の麻薬取締局との合同捜査らしい)逮捕される。こうしてセガールは中国の刑務所に収監される事になった。ここで麻薬取締局が一計を案じた。
長官「セガールを釈放させよう!そうすれば麻薬組織が口封じに来るはずだ!それで麻薬組織を追う!」
部下「しかし長官、セガールや彼の家族の命が危険にさらされます!」
長官「ファック・オフ!」
いつの間に中国はアメリカの属国になったんだろう?という観客の疑問をよそに、長官の粋な作戦は見事に効を奏し中国人の国際犯罪麻薬組織が総力を挙げてセガールを狙い、セガールの妻も殺された。セガールは背景に嵐、手前に炎という大袈裟かつ大味な合成画面の中で国際犯罪組織への復讐を誓う・・・。
何か壮大なストーリーのような気もしますが、めっちゃショボイです。何故なら総力を挙げた国際犯罪組織のメンバーが10人しかいないから。
このようにメインプロットもメチャクチャですが、そこから派生するサブプロットも全て壊滅状態。例えばストリップクラブで皆殺し事件が起きるというシーンがあるのですが、数日後にはそのストリップクラブが元に戻っていたりします。またセガールが中国の刑務所に入れられた時に、セガールの生涯の友という男が登場してその後一切登場しない。ナレーションが異様に多いことからも察するに、おそらく撮影中に脚本が出来ていなかったのでは?
他にもツッコミどころだらけで、例えばストリップクラブでは裸になってくれる女性を集める程製作費が無かったのか、ストリッパー達はみんな服を着ているのです。っつーかジーンズ履いているストリッパーもいるぞ。悪役が建物から突き落とされて死ぬってシーンがあるんだけど、その建物が2階建てだったりします。他にも合成画面も酷い、すっげー久し振りに背景と人物の境目がぼやけている合成画面を観たよ。
圧巻なのはスローモーションの銃撃戦のシーン!こういうのはジョン・ウー&マトリックス以降イイ加減見飽きてましたが、「沈黙の標的」は斬新でしたよ。通常スローモーションの銃撃戦ってのは弾丸の動きがユックリ&周囲の風景もユックリなんですが、「沈黙の標的」の場合弾丸の動きがユックリ&周囲の風景はいつも通り、ってそれじゃ弾丸が異様に遅いだけだよ!
04/03/22 映画の壺(ボーン・アイデンティティー、その他7)更新
昔は尊敬していたのに
僕は映画は劇場派なので滅多なことではDVDを購入しないのですが、Directors Labelだけは発売日当日に全て購入してしまいました。Directors Labelとはスパイク・ジョーンズ、クリス・カニンガム、ミシェル・ゴンドリーらのPVやCMや短編作品を集めたDVDで、これが最高。僕が大好きなエイフェックス・ツインのカム・トゥ・ダディがDVDで観られるなんて幸せです。3人のDVDのうち、意外な事にスパイク・ジョーンズのDVDがイマイチ。逆に一番マイナーなミシェル・ゴンドリーのDVDが素晴らしい出来した。
月末に渋谷でやるライブイベント「WORD IS OUT!」に参加しようか考え中です。知らないバンドばっかりなんだよな~。
● イノセンス ★★
僕は押井守はエンターテイナーだと思っていた。押井守は小難しいテーマをわかりやすく観客に伝えるのが上手い人だと思っていた。ストーリーの主軸に面白い物語を作りこんで、それを難解な形容で彩る人だと思っていた。でも「イノセンス」は観客に伝えようとする作業を行っていない。「イノセンス」は観客に観せる映画じゃない、魅せる映画だった。そういった点では高く評価できます。僕も他の押井作品と同じく「イノセンス」に魅せられてまた何回も繰り返し観るんだと思う。でもそれは映画の評価とは違うので星は厳しめに。
劇中何か物事があるたんびに必ず難解な形容を付け足していく。この形容自体が映画の主題だと錯覚してしまうので、映画の主題であるはずの「人形の悲しみ」から思いっきり興を削がれる。「子供とは人間の前段階のカオス」「生命とは電波」「人形に恐怖を感じるのは人間が還元される恐怖」ってこんな電波系の形容はまだマシな方だぞ!他は論語の引用とかです。引用主義の映画を観るのがこんなに辛い作業だとは思わなかった。
しかしロバート・ロドリゲス、ジョン・ウー、押井守と中高生時代に尊敬していた作家達のイマイチな新作を連続して観てしまったのでちょっとショック。
● テキサス・チェーンソー ★★
田舎モンや若い人に説教したがるオッサン程怖い者はいないですよ。という実話の映画化。
「ピーターパン」の予告編を観てガックリ、大丈夫なのか?でももっと酷い予告編は「Deep Love アユの物語」だ。思わず笑ってしまった。
04/03/15 TOP文のみ更新
ラブストーリー ★★★★
昔「マトリックス」のオープニングを観たときに、全身黒のスーツのヒロインが宙を舞いながら蹴りを繰り出したり、空を飛ぶかの如くビルを駆けたりして、
「まるで少年マンガの実写版じゃないか!」と興奮したものです。
でも「ラブストーリー」のオープニングを観たときは、
ちょっとドジなヒロインが
白い洋館の窓辺に行くと
鳩が集まっていて、その向こうには
虹がかかってたりして、
「まるで少女マンガの実写版じゃないか!」と不安になりました(次の瞬間ヒロインのテコンドーが炸裂したので安心できますが)。だけどこの少女マンガのようなラブストーリーが実に面白い。
映画本編のストーリーは
・・・ジヘ(現代のヒロイン)が偶然ジュヒ(ジヘの母親、過去のヒロイン)の日記を見つける。日記にはジュヒとジュナ(主人公)の初恋物語が綴られていた。そしてジヘにも想い悩んでいる男性が・・・。と過去の古臭いラブストーリーと現代のラブストーリーが描かれていきます。
この構成は非常に上手いのですが、ちょっと大きな疑問点が。これって母親の物語なんでしょう?母親の日記に描かれたラブストーリーなんでしょ?何でジュナの視点で語られるのよ?
物語の人称がまるで合っていないじゃん。
例えば「タイタニック」の場合だと、お婆さんが回想を始めると物語の視点がケイト・ウィンスレットに移る。その後にディカプーの視点に映るので、
物語の人称が一致していない問題を丁寧に回避しています。でも「ラブストーリー」がやってる事は、「タイタニック」で
お婆さんが回想を始めるといきなりディカプーがポーカーやってるようなもんだぞ。
過去のラブストーリーは最初は少女マンガどころか完全に小学生の恋愛レベル。子供達が川遊びをしたりフンにまみれながらフンころがしを女の子にプレゼントしたりしています。文章だと微笑ましい情景かもしれませんが、子供達を演じているのは
筋骨隆々の韓国人男優達なので結構不気味です。あの韓国映画の名作「JSA」でも友情がどうしょーもない遊びで培われていったけど、韓国にとってアレは幼稚ではないのでしょうか?最初のデートシーンなんか凄いですよ、
突然夕立が振り出す
走り出す主人公とヒロイン
とうぜんヒロインは転んで足をくじく
もちろん主人公はおんぶしてあげる
雨宿りする場所を見つけて二人っきりで止むのを待つ
いつの間にかイイ感じ
というように
定められたレールの上から一瞬たりともはずれようとしない極めて安全なラブストーリーが展開します。だけどこの安全さが逆に新鮮な面白さとなっています。でもこれ邦画だったら絶対に
主人公の目に、ずぶ濡れになったヒロインの透けて見えるブラの紐が入ってしまうというシーン入れるはずなのに、それすら無い。性欲の欠片もない本当に純真なラブストーリーなのです。
このあまりにも純真なラブストーリーに、どうしようもないバカキャラ(←こいつが最高)とシラノ・ド・ベルジュラックそのまんまの設定が加わり、映画は益々マンガ的世界に落ちていきます。この純真(むしろバカ)な恋物語に、身分の違いや韓国の父権社会、しまいには学生運動と○○まで加わって映画はどんどん真面目になっていく。それは純真(かつバカ)だったことが取り柄だったジュヒとジュナ達には複雑で辛い現実なのです。この哀しさを帯びてくる過去のラブストーリーに、コミカルな現代のラブストーリーが平行して展開するで物語は停滞しません。良く出来た映画です。
そしてもちろん過去と現代は平行しているだけじゃない、過去と現代とは繋がるもの。そして映画の純愛とは奇跡を起こすもの。でもその起きる奇跡が観客にバレバレなのがちょっとなぁ。
撮影が妙に懲りすぎているのも気になりました。ジュナが恋沙汰に破れるシーンで
逆ズームが発生したり(カメラを引きながらズームする手法、「ジョーズ」でスピルバーグが使ったのが有名)、フォークダンスの会場でカメラが
マトリックス並みにグルングルン回ったのはどーかと思うぞ。
シラノ・ド・ベルジュラック:フランスの純愛戯曲。文才はあるが大鼻のシラノ・ド・ベルジュラックは美しいロクサーヌを愛していた。しかしロクサーヌは文才の無い美男子のクリスチャンを愛していた。そこでシラノはクリスチャンの代筆をしてロクサーヌに恋文を送り続ける・・・
雑談
週末が来るたんびにスノボと映画と休日出勤していた上に、平日も仕事ばっかりの上に
Directors Labelを買っちゃって観るのが大変。かなりハードな数週間でしたが、一晩眠れば体力が全回復する
ドラクエ体質の持ち主なのでなんとか乗り切りました。これからはちょっと落ち着くことが出来るかな?
● ペイチェック ★★
数年前まではハリウッドが次々にジョン・ウーをパクっていくのを大喜びで観ていたもんです。でもそのジョン・ウーの新作が・・・。
銃を持った部隊が銃を持たないベン・アフレックに次々に
吸い込まれるように倒されに行くクライマックスは圧巻。それとベン・アフレックが天才エンジニアには思えません。ライバル社の最新モニターを購入して解析を始めるシーンは、アキバ系サラリーマンがプレステ2を購入してリージョンフリー化してるようにしか見えません。
04/03/08 TOP文のみ更新
破壊屋オフ会
「知らなかった!」という人が大勢でしょうが、実は初めての
破壊屋オフ会をやっていました。オフ会ですよ、オフ会。オフ会つったらさ・・・
ギッチョというハンドルネームを持つ現実ではヘボなサラリーマンがいる(ただしネット上では偉そうに映画に意見している)。彼は夜遅くまでインターネットをやっているせいで会社に遅刻して上司に怒られていたりする毎日を送っていた。
そんな彼がある日、「ネットこそが真の社会だ!」と妄想してオフ会を実施。レジスタンス破壊屋のお客様を集める。集まった人達は「あれが救世主管理人のギッチョか」と次々に感嘆の声をあげるのでギッチョも悦に入っていた。しかしそこをたまたま通りかかった会社の上司が「こんにちわリョーイチ君。君は会社を定時退社して何をやってるのかね?」と痛いツッコミを入れてくる。しかもオフ会だと気がついた上司は「ザイオンホームページのアドレスを教えろよ、なあリョーイチ君」と責め立ててきた!思わずキレたギッチョは「アイ・アム・ギッチョォォォォ!」と叫び声をあげ上司を地下鉄の線路に突き落とし・・・。[
会社の皆様、上司とは上手くいってますよ。産業医の検診でも”上司は相談できる人”と答えておきましたし。これはマトリックスのパロディです]
って実際のところはそんなオフ会じみたものじゃなくて、大学の先輩のTDOパワーズさんと音楽系イベントで一緒になるpoggyさんの3人で思いついた企画です。そこに以前秘宝系イベントでお会いしていた渡 富士夫さんがジョン・レスリーさんを呼んで来て総勢5名でやってました。poggyさん以外は筋金入りの秘宝読者の方達だったので、僕はあまり映画に詳しく無い方でした。でも映画の話をしていてポンポン脚本や編集に言及出来る素晴らしく濃い時間だった。非常に楽しかったです。参加の皆様、ありがとうございました。
知り合い同士の内輪ネタから始まった話だったし、少人数でやりたかったのでTOP文で告知とかはしていませんでした。いつか映画に詳しく無い人でも参加できるオフ会をやりたいですね。
この所連続してスノボに行ってるのでマジで破壊屋の更新がピンチです。この土日も
スノボ→徹夜で仕事→仕事明けたら映画館→家に帰って破壊屋更新とアホな生活を送っていました。マトリックスというよりも
ザンダーゾーンだ。おかげで大好きな押井守の「イノセンス」も観にいけない状態です。突然思ったけど「マトリックス」でエージェント・スミスがスミスになるのって、「攻殻機動隊」の草薙素子が人形使いと○○して[
「ネットは広大だわ」]と呟いたのと同じコンセプトなのだろうか?
● レジェンド・オブ・メキシコ デスぺラード ★
ストーリーが繋がっていなかった、
アクションも繋がっていなかった、エンリケ・イグレシアスが50ペソだった。ジョニー・デップの意味不明のカッコ良さだけが楽しめた。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」で映画の本筋を引っ掻き回していたジョニー・デップは「レジェンド・オブ・メキシコ」だとさらにパワーアップして
映画の本筋を破壊していた。
04/03/01 TOP文のみ更新
雑談色々
● ラジー賞のイベントを観ていると、アメリカ人は本当に映画を楽しむのが上手いと思います。オスカーもイベントとしては本当に楽しいです。オスカーと言えば数年前にアニオタの監督がオスカーを制して「私は世界の王だ!」と吼えましたが(タイタニック)、今年はニュージーランドのデブオタの雄叫びが聞きたいです(王の帰還)。
● バットマン5の悪役が渡辺謙という事で盛り上がっていますが、僕としては
今度のバットマンはガン=カタを使うのか?という事のほうがよっぽど気になります。ってバットマンは銃を使わないのか。
● 実は何気に破壊屋の更新がピンチです。仕事が忙しくても更新を続けていたのですが、この頃は遊ぶ予定がジャカスカ入ってきて・・・。でもこれからも頑張って
現実から目を背けて映画やネットを観続けたいと思います。(一度でいいから掲示板に心行くまでレスをつけたい。)
● それはそうと「知らなかった!」という人が大勢でしょうが、実は初めての
破壊屋オフ会をやっていました。詳細は次回更新時に。
● マスター&コマンダー ★★★
本当だ!こりゃ宣伝が酷い!(
詳細はせんべいさんのページにて)。
「母さん僕達は何故戦うのでしょうか?」何てシーンは一切無い、戦う理由は実に明確です、
フランス人達をブッ殺すためにイギリスのおっさん達が熱く燃える映画なのです。
「敵に屈服したいのか!ナポレオンを王と呼びたいのか!フランス国家を歌いたいのか!」。
母さん、それが戦う理由だ!(本当は殺さなくてもいいんだけど)
イギリスVSフランスの海戦に、ラッセル・クロウ演じるバリバリの軍人とポール・ベタニー演じる親友の医者とのドラマが絡む。そしてこの医者が観客の視点になっていて、ラッセル達の戦いを観る構造になっています。当然クライマックスでは[
医者(観客)]も共に戦うんだけど、そこに臨場感が無いのが残念。