破壊屋2007200620052004旧映画の感想

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT   ★★★★

以下はネタバレを隠していません


このシリーズは「続編になる度に面白くなる」という珍しいパターンですね。ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが主役を張った1はあんまし面白くなかった。でもヴィン・ディーゼルが降板した2はそれなりに面白かった。さらにポール・ウォーカーが降板して主役がいなくなった3が『ワイルド・スピード』シリーズ中最高傑作。

潜入捜査官VS組織強盗&マフィアという派手、かつありがちなプロットを持つシリーズでしたが、本作は舞台を日本に移したうえに主人公は初登場の高校生。話の規模がとことんスケールダウンした上に、登場人物全員が性格に二面性というものを持っていないため極めて薄ぺっらい物語になっています。しかしそのショボさと薄さが、トーキョーでガイジンたちがクルマに乗って暴れまくるというこの映画唯一のテーマを際立たせています。


以下ストーリー解説。


2006/09/29|▼この記事の直リンク先

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