映画の壺_その他2
ファイナル・デスティネーション
- 飛行機には40人の生徒と4人の付き添いが乗る。そして7人がキャンセルして飛行機事故が起き、他は全員死亡する。しかし学校内での追悼式典では校長が「愛されていた39人が死んだ」ということになっている。
- 40+4-7=39ですか。「操縦士と副操縦士を足したのでは?」という抗議が多いですが、あの式典は学校関係者のみで、だから「「愛されていた39人」と言います。
- 主人公とヒロインがカフェテリアで会話するシーンでは、道は工事中で完全に塞がれている。そこに何故かバスが突っ込んでくる。
- これぞ不条理の死。
- 飛行機が爆発したときビリーは頭を守る。
- 何でガラスが割れるって知ってるの?
- 突っ込んでくるバスには乗客はおろか運転手もいない。
- このシーン大好き。「まだかまだか」と待ってたよ!
- 飛行機の離陸時間は9時25分だったが,飛行機事故後の取調べ室のシーンでは9時15分になっている。
- 取調室の時計が間違えていたんでしょう。
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ザ・リング
- レイチェルが,床にうつ伏せになって寝ている息子を迎えるとき、背景にスタッフがいるのが見える。
- このミスは日本のメディアで「心霊現象だ!」と騒ぎになったなぁ。アホらし。
- 例の”井戸”に石を落として深さを調べるシーンがある、そしてかなり深い。だが井戸の中からのショットだとそこまで深くはない。
- 日本版の井戸は浅いんですけどね。
- 主人公たちは図書館のインターネットで情報を調べる。しかしURLではなくてローカル・アドレス
- HTMLを作る小道具さんとかもいるんだろうな。
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エア・フォース・ワン
- テロリスト達はロシアの刑務所から要人を釈放するように要求する。この要求を飲むためにアメリカ政府は現大統領から副大統領に権限を移そうとする。だが誰が大統領だろうがロシアの司法には関係ないはず。
- ホットラインの窓口を副大統領に替えたかっただけだったりして。
- 飛行機から飛び降りるシーンでは,みんな落下体制に入る前からパラシュートを開いている。あの時速で飛ぶ飛行機からいきなりパラシュートを開いても、布もパラシュートの形も壊れるだけである。
- 全員死亡か。
- ウィリアム・メイシーが演じるキャラは航空機の操縦ができないという設定である。しかし彼はパイロットの記章をつけている。
- 一応彼は空軍なので、衣装の人が間違えたのでしょうね。
- 大統領の名前はジェイムス・マーシャル。しかしファースト・レディは彼を”ジャック”と呼ぶシーンがある。
- 奥さん!ジャックって誰です?浮気していません?
- コクピットの扉を破壊するシーンでは、プラスチック爆弾を撃って引火させる。
- それじゃただの火薬だ。
- 序盤の隠密作戦では、特殊部隊が白いパラシュートを使用している。
- どこが隠密じゃ。
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アビス
- 溺れた人に人工呼吸をするシーンでは、被救助者の頬が膨らみ胸は膨らまない。
- それって人口呼吸出来て無いじゃん。
- 劇中の海には、一切魚が出てこない。
- この海、やばいんじゃ・・・。
- 主人公は液体から酸素を供給する。しかし鼻から気泡がでる。
- この撮影、エド・ハリスもつらかっただろうなぁ。
- 主人公達のリグは海底にあったはず。しかしラストシーンではリグは○○○の基地の上に乗っかっている。
- ○○○の科学の力だよ、きっと。
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A.I.
- プールのシーンではデヴィッドの膝にかさぶたがある。
- そこまでリアルなアンドロイドだとは・・・。
- デヴィッドはプールに沈んでも平気なほどのアンドロイドだが、ホウレンソウを食べると故障を起こす。
- ケータイ並に甘い防水加工ですね。
- [海底の中に主人公がいる車やブルー・フェアリー像がある。しかしその後氷河期を迎えるので],氷の膨張で全てが潰れるはずである。
- わかった!クライマックスに出てくる細い人は海の中で潰された人だ!
- デヴィッドはマンハッタンの商業地区で水に入り、コニーアイランドに到着する。しかしコニーアイランドはブルックリンにある。
- 何が変なのかようわかりませんが,日本が舞台の外国映画で,千葉と東京を一瞬で移動されると違和感バリバリだったりしますよね。
- [ラストでは切られた髪の毛からクローン人間を複製する。しかしDNAは毛根にあるので,あの髪の毛ではどんなに科学が進歩してもクローンは不可能である]。
- ハゲた人ってクローン人間になりにくいのか!(そうじゃない)
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サウンド・オブ・サイレンス
- マイケル・ダグラスは少女に毛布をかぶせて病院を出る。しかし病院から出ると少女は毛布ではなく上着を着ている。
- 一瞬で上着を調達したのか。
- ボートに乗るときは昼だが、すぐ近くにあるはずの島に到着した瞬間,夜になる。
- 相当ゆっくり移動したんですよ。
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スピード
- 主人公側は犯人を欺くためにビデオをループ再生する。
- 出来ません。
- あの橋は欠けている。しかし橋の影は繋がっている。
- あの橋はCGで消しているので、影が残ってしまったのです。
- 主人公は電車を止めることが出来ない。しかし電車の加速は出来た。電車の制御構造上、加速が出来るなら減速も出来るはず。
- へーそうなんだ。
- 見せしめにバスが爆破されるシーン、ここでは大通りに車が一切走っていない。
のはともかく車が来ないように交通止めしているのが写っている。
のはともかく燃えてるバスが牽引されているのも見えてしまう。
- いや、ロケでよくあれだけの撮影が出来たよなぁ。
- 飛行場での大爆破シーン。ロサンゼルス国際空港の周囲には当然山はない。しかし爆破シーンでは山に囲まれている。
- あれだけの大爆破をセットできる場所をよく見つけたよなぁ。
- ジャックはハリーの左足を撃つ。しかしその後ハリーが右足を引きずるシーンがある。
- 本当は完治しているのに仕事サボりたかったのか?
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CUBE
- CUBEは一辺が434フィートである。そして一つのブロック部屋は一辺が14フィートの立方体になっている。数学科のヒロインは,ブロック部屋は一辺に26個あると計算する。
- 数学科の僕の計算によると434を14で割ると31です。
(注:多分この26という数字の意味は別にあるんだと思います。僕が考えるに3桁の数字を桁ごとに足した数をxとするとxの範囲は”0<=x<=27”となって,xは28種類あることになります。でも0と1は素因数にならないのでないので28から2つ引いて26にしたんだと思います。実際CUBEには内壁もかなりの大きさがあるので、26は妥当な数字です。でもこの映画は数学できる人が考えたトリックを、とてつもなく数学できない人が監督・脚本したので、こんな滅茶苦茶になったんだと思います。)
- ヒロインは素数の判別は次々にやってのけるが、素因数分解は出来ない。
- 今までどうやって素数の判別をやってたんじゃ。(注:ヒロインが31までの素数を全て暗記しているという可能性は十分にあるが、それでも・・・。)
- ヒロインは564の素因数分解を天文学的計算と表現するが,それほどでもない。
- 3桁の自然数の計算は天文学的どころか小学校的計算です。約数と倍数の法則は日本だったら小学校4年で学びます。
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GODZILLA
- GODZILLAはヘリコプターよりも速い。しかしタクシーよりは遅い。
- あのイエロー・キャブは時速500キロは余裕で出てるな。
- GODZILLAはヘリコプターを噛み砕く。しかしタクシーは噛み砕けない。
- あのイエロー・キャブはメカゴジラと同じ材料で出来ているんだよ。
- GODZILLAに追われるヘリは上に逃げない。
- 楽しんでるのか?
- GODZILLAは地下鉄のトンネルを潜って移動する、しかし自動車用トンネルは通れない。
- 地下鉄よりもトンネルのほうがよっぽど大きいのに。しかもあのハイド・パーク・トンネルは結構な大きさ。ちなみにこのシーン以外にもGODZILLAの目と人間の大きさの比率がシーンによって滅茶苦茶です。
- マジソン・スクエア・ガーデンの空爆シーンでは、パイロットはハープーン・ミサイルをセットし、「追尾ミサイルをセットした」と言い、マーベリック・ミサイルを撃つ。
- 結局どのミサイルを使ったんだよ!しかもハープーンは海戦用!
- クライマックス、GODZILLAは橋のワイヤを破壊する。ああなったら橋は自重すら支えられない。
- 頑丈な橋だなぁ。
- GODZILLAと潜水艦の水中戦では日光が差し込んでいる。
- NY湾であんなに深く日光は差し込まない、というツッコミ以前にこのシーンは夜です。
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