映画の壺_スパイダーマン2
説明できない感情で特殊能力が消えるという点で、『魔女の宅急便』に近い作品
- Drオクトパスが銀行強盗した時に駆けつけるパトカー(4619)は、序盤のカーチェイスのクラッシュシーンで使われている。
- この2つのシーンには時期が空いているから、きっと直って返ってきたんだよ。
- ピーター・パーカーとメイおばさんが抱き合うシーンは、メイおばさんの抱き方が前後の視点で変わる。
- 一見すると、間違っていないように見えるが。
- パトカーを運転している警察官はクラッシュシーンになると、ヘルメットを被ったスタントマンになる。
- まあこれはミスじゃない。それよりもこのシーン、スタントだったんだ!そっちのほうがすげー。
- メイおばさんは左腕にバックを持っているが、落下するシーンのみ右腕にバックを持っている。
- この直前のシーンがメリー・ポピンズっぽくて笑える。
- オープニング、ピーター・パーカーがピザのバイトに遅刻するシーン。店長はぶつかりそうになったピーター・パーカーに対して腕を広げるが、次の瞬間店長は時計をチェックしている。
- ミスはありますが、このシーンは手前の黒人男性を使って綺麗にカットを繋げています。日本映画じゃ観られないテクニック。
- Drオクトパスが投げたタクシーの行方は、カットによって全く繋がっていない。
- 下のタクシーがいきなり現れるし、向きも違うし。
- ピザを配達するオープニング。受付の女性と、時計の高さの位置がカットによって違う。
- 2番目のカットで、時計の存在をハッキリさせるために、下のほうに時計を掛けたんでしょう。
- 編集長が「5分待て」と言うシーンでは、編集長は手を広げて5分を表現するが、次の瞬間手が普通の位置にある。
また紙袋を持った男が訪ねるシーンでは、左手で受話器を胸に押し当てるが、次のカットでは受話器が消えている。
- Drオクトパスが奥さんにコートを預けるシーンの直後に、モニターが突然現れる。
- ブロックが落下するシーンでは、タクシーと茶色の車の間にブロックが落下する。落下地点には人間が2人いて、ブロックから逃げる。しかし上からのカットだと人間が4人になってブロックも消える。
- ここは、スタン・リーの特別出演シーン!
- ピーター・パーカーが街を歩くシーンでは、背後の人たちが撮影を見ている。
- このシーンはロケですね。
これなんてまだマシなほうだよ。『WASABI』なんて、ロケ撮影が通行人達にモロバレしている映像を構わず使っているし。
- 診察シーンのドクロは、最初光の点が一つだけだが、次のカットでは二つになる。
- 医者にも光を当てるために、照明を増やしたんでしょう。
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Drオクトパスはピーター・パーカーにスパイダーマンの居場所を聞くために、ピーター・パーカーのいるカフェにやってくる。そしてDrオクトパスはピーター・パーカーに向かって車を投げつける。ピーター・パーカーはMJを守るために特殊能力が発動してギリギリで車を避ける。
このDrオクトパスの行動はおかしい。Drオクトパスはピーター・パーカーがスパイダーマンだとは知らないので、車を投げつけたらピーター・パーカーが死ぬと考えているはずである。死んだらスパイダーマンの居場所がわからないのに、Drオクトパスが車を投げつけるのはおかしい。
- これは公開当時、散々言われた脚本のミスですねー。
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