『ミッドナイト・イーグル』『恋空』といった駄作が日本中のシネコンで上映されている。
「この映画は一体誰が観に行くんだ!?大賞」をやったら全国公開の邦画ばっかりで、それでもノミネートから漏れた作品が多数あった。
2008年公開の映画をざっと見ると、銀色のシーズン、リアル鬼ごっこ、SMAPで私は貝になりたい、Mr.ビーンの最新作などいらない映画が多過ぎる。
そして本当に面白い映画が公開されない。2007年の傑作と呼ばれている『HOT FUZZ』という作品がある。『HOT FUZZ』は日本公開の予定が無いけど、『HOT FUZZ』の上映署名運動が始まっている。これはハンドルネームでの参加も可能なので、興味ある人はこのサイトを訪れて欲しい。
『HOT FUZZ』がどういう作品かはリンク先でもわかるし、同じキャスト・スタッフが作った『ショーン・オブ・ザ・デッド』という作品を観てもらえれば彼らの優れたセンスがよくわかる。『ショーン・オブ・ザ・デッド』も日本未公開の傑作で、僕は5つ星をつけた。興味がある人は是非レンタルすることをオススメする。
『Deep Love アユの物語』の公開当時、既にケータイ小説は話題となっていたが、『Deep Love アユの物語』の映画自体はそれほど話題になっていなかった。だからYoshiは配給を配給会社に頼らず『Deep Love』ファンたちの応援メッセージをWeb上でかき集め、映画館に持っていって「こんだけファンがいる作品です!映画館で流してください!」と直接交渉することで公開した。結局上映したのはわずかな映画館だったが、それでもケータイ小説のファンたちは押しかけた。これはとってもいい話だが、『Deep Love アユの物語』はクソ映画だ。同じ話を『HOT FUZZ』でやりたい。
2007-11-28