『パイレーツ・オブ・カリビアン』が公開されてジョニー・デップが人気投票の対象の頂点に立った。他に頂点を争っているのはレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、ダニエル・ラドクリフなどだが、やはりジョニー・デップが大きく抜きんでている。だから「ジョニー・デップを表紙にすれば雑誌が売れる」という法則が生まれた。今、本屋の映画雑誌コーナーに行くと大量のジョニー・デップに見つめられる。変化球をつけようとしてジョニー・デップ以外を表紙にするとなると、雑誌スクリーンみたいにダコタ・ブルー・リチャーズというみんなが誰だか知らない人が表紙を飾る羽目になる(この少女です)。しかもスクリーンは別冊の表紙にジェラルド・バトラーを起用(このオッサン)。頑張れスクリーン、時勢に逆らってニコール・キッドマンも表紙に使ってくれて嬉しいぞ。
しかし今月の雑誌ロードショーのキャッチコピー「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 悪魔になっても、ジョニーは天使!」は笑った。ジョニー・デップの無敵振りを示している。
2008-02-06