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04/08/27   TOP文のみ更新

シュレック2   ★★★★

    「シュレック」はまだ子供にも観れる内容になっていたけど「シュレック2」は完全に大人向けの映画。子供にわからないギャグを連発し、映画のさりげない1シーンや台詞に元ネタが存在する。「ミッション・インポッシブル」や「ゴースト・バスターズ」ネタはそのまんま使われるのでわかりやすいけど、わからないネタもメッチャ多い!何せストⅡやゴジラまでパロディにしてしまうのだ!
    以下ネタバレになると思うので、観てない人は読み飛ばしたほうがいい。

● 逆さ吊りにされたシュレックとフィオナ姫とキス・・・ってそれは「スパイダーマン」

● 新婚旅行中のシュレックを人魚姫が押し倒す![怒ったフィオナ姫は何と人魚姫を鮫の餌]にする!もちろん人魚姫の髪の色はオレンジ(アリエル)だ!

● 恋人達のムードも盛り上げるロマンティックな光の正体は拉致監禁されたティンカーベル

● 妖精が恋の魔法の薬を作っている、材料は性欲。しかも薬の名前は「9番」なのでラブ・ポーションNO9ってことですか?

● シュレックの家で飼っている魚は死んでいる。「ファインディング・ニモ」にケンカ売っているのか?

● 魔法の薬の工場で事故が発生!巻き込まれた哀れな従業員は[置き時計とキャンドル]になってしまう。ってそれは「美女と野獣」だろ!

● シュレック達が騎士団に捕まるシーンがCOPS風(密着警察24時!みたいな番組)。逮捕された猫が身体検査を受けると、体から怪しい袋に入った粉が出てくる!(実はマタタビなんだけど、どーみても麻薬にしか思えない

● フィオナ姫の部屋にジャスティン・ティンバーレークの肖像画がある。ファンタジー映画じゃないのかこれ?

● とある状況でピノキオの鼻を伸ばす必要がある。ピノキオに嘘をつかせるんだ!
[「ピノキオ、お前は女モノの下着を穿いてるんだろ!」
「うん、僕は女モノの下着を穿いてるよ!」
ピノキオ、鼻が伸びない
]


    ギャグだけじゃなくてプロットも結構大人向け。フィオナの父がバーに行くと「あーら、あなたどっかで私と逢ってない?」と女性に声をかけられるシーンが、[実はクライマックスの伏線(蛙)]だって気づいた人は少ないはずです。
    1の舞台はディズニー・ランドだったのに対して、2の舞台はハリウッド&ビバリーヒルズ(スタバもギャップもヴェルサーチもある)で、悪役はビビデバビデブーの妖精。前半はシュレックとフィオナ姫が王国に戻る騒動で、花嫁の父に会わなければならないプレッシャーにシュレックはタジタジ・・・ってこれじゃあファンタジーじゃないだろ!後半はビビデバビデブーの妖精に「怪物がハッピーエンドになる物語なんてない!白雪姫もシンデレラもプリティー・ウーマンにも怪物は出てこない!」と言われて、ショックを受けたシュレックが[妖精の魔法で美男子に変身。夜の12時までに舞踏会へ行ってお姫様と]・・・ってこれじゃあシンデレラだろ!ファンタジーを好き勝手に解釈した世界観は相変わらずです。

    シュレック2のクライマックスは前作と違いディズニー系キャラが大活躍する。ただしネズミだけは絶対に役立たない辺りが「シュレック」ですな。 さらに劇中の台詞からもディズニーが明確に標的にされているのがわかる部分がある。何とこんな台詞があるのだ!

「眠れる森の美女も人魚姫も全部ハッピーエンドなの!」




人魚姫はハッピーエンドじゃないよ!


思いっきりバッドエンドだよ!


ハッピーエンドなのはディズニー版だけだよ!

    メチャクチャやってる「シュレック」シリーズ(3も決定)だけど、物語の裏に強烈な悪意が潜んでいるって点では、昔ながらの童話や寓話と同じですね。

ウォルター少年と、夏の休日   ★★★

    「一瞬のエンタテイメントより、一生心に残る感動作を」ってキャッチコピーの映画ですが、それは全然違う。
    映画のプロット自体は”ウォルター少年は母親に無理矢理、遠縁の叔父さんたちの家に預けられる。そこで過ごすひと夏の物語・・・”とここまではいいんだけど、この夏の物語の合間に、砂漠を舞台に人身売買組織との剣劇!乗馬アクション!襲い掛かる殺し屋軍団!お姫様との甘い恋!といったインディ・ジョーンズの出来損ないのような物語が展開するのだ!他にも叔父さんが街の若者とケンカしたり、グレート・ハンティングみたいなこともするし、中古のライオン(原題)とも仲良くなる。そしてウォルターは、叔父さんの話すインディ・ジョーンズのような冒険談を本気で信じている、そのときのウォルターの輝かしい目は子供そのもの。
   [でもある日その冒険談が嘘かもしれないということを知る、このときウォルターは辛い気持ちを味わうが、それは子供から少年へ成長しようとしている証拠。
   最後はウォルターは自分の意志で叔父さん達の元へ行く、ここでウォルターは少年(それも極めて大人に近い)になるのです。
]

    つまりお涙頂戴の物語じゃなくて、面白可笑しい漫画のような世界と触れ合う少年の物語なのです。だからこそウォルターは[成長して子供向けの漫画家になっていること]がオープニングで提示されるし、エンドクレジットはピクサーの映画のようになっている。

    ちなみに僕が物語で一番好きなパターンは[「ウソが本当になる」]こと。だからこういうラストは大好きよ。

04/08/22   TOP文のみ更新

雑談

● 毎年終戦記念日が近づくと「火蛍の墓」を放映するのが日本の夏だと思っていたのですが・・・。今年は「スターシップ・トゥルーパーズ」。何かあったんでしょうかね。


● アメリカで映画「遊戯王」が大ヒットしていますが、IMDBの評価が2.5全アニメ作品中ワースト2位。そのうちワーストアニメは日本製に占拠されるぞ。


● 映画掲示板の傑作カキコ
    以下全て「スパイダーマン」のヒロイン、MJことキルスティン・ダンストに関するカキコです。

ヒロインが美人じゃないってのもリアルでよかった!(アラバマ さん)


華がないところが、逆にリアルだと思います。(渡 富士夫さん)


一作目はまだ可愛かったです(ギリギリ)。
無理です。
今作はもうダメです。
奴がアップになる度、ジョジョの「ゴゴゴゴ・・・!」って音が聞こえてきます。(ピッカード艦長さん)

ヒロインがブサイクだからこそ
そんな彼女を守るピーターが余計に泣けてくる(アラバマさん)


    と以上、キルスティン・ダンストが酷い扱いを受けていますが、僕は「チアーズ!」以降のキルスティン・ダンストが大好きなわけですよ!だから「スパイダーマン」のMJはもちろんOKです。さらに言うと年下=少女という概念がある僕にとっては、美少女つったらキルスティン・ダンストと金原ひとみなわけですよ!と、この理論を友人女性に話していたら「その二人は何となく似ている」と言われました。なんか自分の趣味見直す必要があるかも。


● モナリザ・スマイル   ★★★
   「スパイダーマン2」でキルスティン・ダンストが婚約するのを観て「早っ!」と思ったけど、こちらの「モナリザ・スマイル」では何とキルスティン・ダンストは主婦役。「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」ではいつまでも年を経ることのできない少女役だったけど、その後の作品ではまるで逆です。


● 華氏911   ★★★★
    面白い!作品自体も面白いけど、映画を使ってこういう事が出来るという証明でもある。
    この映画を観たアメリカの観客には「テレビのニュースで観たことのない映像がいっぱいあった。」という反応が多いらしい。まさかイラク戦争で民間人が死んでいる映像や写真も見た事無いんじゃ・・・。
    映画の感想とは別になりますが、我が国日本にも「華氏911」のような超気合の入ったドキュメンタリー映画があります。「華氏911」よりも過激で、「華氏911」よりも驚きに満ちていて、「華氏911」よりも面白い。「ゆきゆきて神軍」という映画です。マイケル・ムーアは大統領を攻撃するけど、奥崎謙三はやんごなきお方を攻撃したぜ!こっちの方がすげえんだぜ!なんつったって元神だからね。

サマソニ04_中編

    SUM41が終わってスタンド席で休んでいるとpoggyさんからメールが着た。矢沢タオルとスパイダーマンがもう既に2ちゃんねるでネタにされているらしい。早すぎだろ!
    ところでSUM41の次はマリン・スタジアムでアヴリル・ラヴィーン、幕張メッセでブライズ・オブ・ディストラクションが登場する。アクセル君もfg708君も僕も購読しているわけではないけどBURRN!大好き人間。だからトレイシー・ガンズとニッキー・シックスが結成したブライズ・オブ・ディストラクションはもちろん見る義務があるはずなんだけど・・・。無視してアヴリル・ラヴィーン見てました。BURRN!よりもIN ROCK選んだわけか、メタル失格ですね。
    アヴリル・ラヴィーンが出てくる前にMC登場。「さあ次は・・・84年に生まれたアヴリル・ラヴィーン」と言うので、思わずみんなで「若えええ!」と叫んでしまう。やだなこういうの。
    アヴリル・ラヴィーン登場、小さくてカワイイ女の子でした。いや、これじゃあロックの感想じゃないな。ファースト、セカンドからバランス良く選曲。アコギ演奏を披露したり、「ダイスキ!」とMC入れたりしていた。アヴリルがセキュリティの肩にまたがってアリーナに入った時はアリーナが凄いことになってました。
    そしてカンペを読みながら「コノキョクハ、オンナノコノタメノキョクデース!」と叫んで「Don't tell Me 」。この曲は体を求めて迫ってくる彼氏に対してハッキリとNO!と言う内容。僕が聴く女性アーティストっていったら、アーク・エネミーのアンジェラ・ゴソウのように「趣味:セックス」みたいな事言ってる人なんだが、「Don't tell Me 」を聴いてロックを感じるようになっちゃったか。
    演奏が全て終わるとアヴリル退場。アンコールは無し、残念!アヴリルはカバー曲をやることが有名(何とシステム・オブ・ア・ダウンの「チョップ・スイ!」までカバーしている)なので、アンコールで披露してくれると思ったのに!


    アヴリルが終わると遂にトリのグリーン・デイ。ライブ直前にうさぎの着ぐるみをしたスタッフがステージに登場して、グリーン・デイのロゴを指差しながらイッキ飲み。スタジアムは「グリーン!デイ!グリーン!デイ!グリーン!デイ!」と登場前から大興奮、最高のイッキ飲みだ。
    そしてマリン・スタジアムが暗くなってイントロ「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れてグリーン・デイ登場!スタンド席で酒を飲みながら楽しむ。バックステージにも人が一杯いる。合唱ネタが日本人にもわかりやすい単純なものばっかりなのでみんな大声で叫んでいる。前半はもう最高だった!
   さらにビリーが「ギターヒケルヤツ!?ギターヒケルヤツ!?」と日本人観客にギターを弾かせようとするので、スタジアムは驚きに包まれる。ギター弾きのYOU君は「オレに~!」とか叫んでいる。そして遂にギタリストが選ばれて、メンバーの代わりにギター演奏。もう大喝采。ちなみにこの日本人、ビリーと頬擦りしながらギター弾いたのが最高に大ウケしたんだけど、日本人が帰った後にビリーが「うざかった!」とパフォーマンスするオチがついた。でも本日のMVPは絶対コイツだな。
    そして中盤で大名曲「バスケット・ケース」!僕達はスタンド席にいたんだけど、これでスイッチが入っちゃって興奮しながら通路まで行ってしまった。前半の時点で既に最高なのにさらにヒートアップ!!その後も代表曲の連発に、クラッシュの「アイ・フォート・ザ・ロウ」(イントロは絶対みんな聞いたことがあるはず!)をカバーする。スタジアム全体が本当に大興奮していた。
    サマソニはこれで3回目だけど、僕は今までにグリーン・デイほどスタジアムを盛り上げた奴等は見たことがない
    演奏が終わり、アンコール。そしてファイナル・ソングなんだけど・・・これが何と「伝説のチャンピオン」だった!それ最高の選曲だよ!最初は何が起きたかわからなかったけど、すぐに「伝説のチャンピオン」だとわかった時はもう感動。しかも「伝説のチャンピオン」からサマソニ恒例の花火に繋がったので、本当に心が震えてしまった。
    いやー、ホントこんなに凄いライブは初めて見たわ(サマソニ02のスリップノットがあったか)。
    ライブが終わって会場から出る。歩道橋の大混乱を逃れるために、遠回りしつつ途中ホテルを抜けて駅まで行く。駅前にはあんちゃん達が非公式プロマイドとか売っている屋台を一杯出していた。屋台はSUM41の屋台、アヴリルの屋台、アヴリルの屋台、アヴリルの屋台、アヴリルの屋台、オレンジ・レンジの屋台だった。

04/08/15   サマーソニック04追加

雑談

    PCゲームの三国志10を買って久し振りにゲームにはまる。おかげで会社から休みをもらっても「朝まで三国志をやる」→「昼頃起きて映画館に行く」→「家に帰って三国志をやる」という状況でした。この状況を「いやー俺の夏は三国志だね」と得意気に語っていたら、会社の友人に「それ冬だろ」と言われた。
    それじゃあマズイんで、ハンドボール部の友人達と海に花火に行きました。海に向かって「バカヤロー!」と叫ぶような事が何も起きていない自分が「バカヤロー!」。
    花火が始まった瞬間警察官に「近所迷惑になるから」と言われたので、今度は僕が持ってきたシャボン玉グッズでシャボン玉遊びに変更。これが楽しかった。

サマソニ04_スパイダーマン編

    次は楽しみにしていたダークネス!がキャンセル!サマソニの公式サイトにはピンチヒッターに「サマソニの救世主が来る」と書いてあるのですが・・・Wとは何とワイルドハーツ!ってそっちのほうがすげえよ! これがどれくらい凄い事かロックに興味無い人にもわかりやすく説明すると、辻&加護がキャンセルしてその代わりがピンク・レディーだったのと同じ位の衝撃です。全然違う。
    一緒に来ているYOU君はワイルドハーツの大ファンで、以前ワイルドハーツが来日したとき「ライブに行きたい!」と言ってたのですが、僕が却下してt.A.T.uを観に行っちゃったんだよね。あの時ロックを裏切った罪をここで贖えるとは・・・。
    でも客がスクねえ!ワイルドハーツってもっと大物だと思ってたけどなぁ。ワイルドハーツを待っていると破壊屋オフ会以来のTDOパワーズさんに会う。
    ワイルドハーツ登場前にMCが出てきて「ダークネスの代わりはワイルドハーツです!」とアナウンス、思わず「そっちのほうがいい!」と言ってしまった。 さらにMCはワイルドハーツがピンチヒッターで来てくれた事を説明して、「ワイルドハーツは悪ガキR&R軍団っていうけど、何だ!メチャメチャいい人じゃん!と言うので、観客も大喜び。
    そしてジンジャーがハンディカメラを持って登場、ピンチヒッターだけど機嫌良さそうに観客を撮影している。そしてライブが始まった。僕は体力を抑えながら適度にモッシュ、ライブはかなり良かった。
    スタンドに戻って休んでいるとイナバが登場、これが最悪、問題外。登場する時のサウンドがカッコ良かったので一瞬期待してしまったが、始まった瞬間にコケた。っていうかイナバってここまで酷かったけっけ?中学生の時にB'zのCD買った事あるんだけどなぁ。「ロック・オデッセイ」のイナバにぶち切れて、ライブを妨害して逮捕された男がいたらしいが、そいつの気持ちがよくわかる。パンフレットに書いてあった「稲葉としても、ボーカル&リリック以外のコンポーズという領域を初めて開示したリマーカブルな年になった。」という文章も凄い。
   アリーナに人は多いんだけどみんなSUM41待ちで、イナバファンは最前線にいるごくわずかの人数。アクセル君も「イナバもこんなに少ない観客の前でやるのは初めてだろうな」と言っている。僕はイナバを観るのはやめてTシャツを買いに行く。
    そろそろSUM41、一応スパイダーマンのスーツ持って来たんだけど「これ着てアリーナに行ったら死ぬよなぁ」と悩んでいた。まあでもフェスはお祭りなんだからいいかと思って着用。僕は大阪に生まれていたら絶対道頓堀に飛び込んでいるんだろうな。
    せっせとスパイダーマンの準備をする、一緒に来た友人達はもう慣れているが周囲の観客達は僕を見てちょっと焦っている。特に後ろの席にいた女の子二人組あからさまに反応していたので、あえて彼女達にスーツのチャックをしめてもらう(背中なので自分では閉められない)。変身が完了したら早速彼女達に写真も撮ってもらった。
    そしてアリーナに行こうとしたんだけど、友人達は誰もアリーナに行くつもりがない。もうワイルドハーツですっかり満足してしまっている。こういう格好するときは周囲にツッコミ役がいないとキツイんだけど・・・。怖気ついているとアクセル君が「昔のお前だったら躊躇しなかったぞ」と説教してきたので、決意をしてスパイダーマンの格好のままスタジアム内を歩く。そうすると女の子達が手を振ってくれたり、写真撮ってくれたり、投げキッスしてくれたりするので気分が良くなってくる。ほら素顔晒しているとそんな事絶対に無いじゃん。
    スタジアムでちょっと並んでいると、アリーナの柵に会社の先輩がいるので手を振る。しかしその後アリーナで将棋倒しが発生して柵が壊れて先輩が潰されるのが見える。大丈夫そうだったけど。
    この将棋倒しのせいでRブロックは入場規制!今年のサマソニは運営が上手いと思ったけど、この時の対応は最悪。Lブロックはアリーナに観客がタップリ入ってスタジアムで入場待ちは発生していないのに、Rブロックはアリーナがスカスカで、スタジアムやスタジアムの外はアリーナに降りたい観客で溢れかえる。来年は何とかしてください。
    相当待たされてようやくアリーナに降りれた。そしてスタンド席にいる友人達に向かって手を振ると・・・スタンド席の観客達がワッーと手を振り返してくる!そうだ、僕は今スパイダーマンの格好しているんだった。よしここでウケを狙おうとYAZAWAタオルを掲げると、スタンド席の人達がかなりウケてくれる(実際は間違えて反対に掲げてしまったのがウケたらしい、後で知った)。気分がノッてきたので、今度はスパイダーマンらしくウェブ(紙テープ)を投げる!またウケる!そしてポーズをとったままウェブを投げた腕をグルグル回してウェブを回収(全部繋がっているテープなのでこれで回収出来ると思った)しようと思ったんだけど全然回収出来ない。仕方無いのでしゃがんで両手でシャカシャカとウェブを回収して自分のバックに入れる。この姿が思いっきり笑いモノになる。 ピーター・パーカーよ、お前の放つウェブは絶対迷惑だぞ、NYの窓清掃の人とか絶対怒っているって。

    スパイダーマンがYAZAWAタオルを羽織るという最強のファッションでアリーナを進んでいるとSUM41のライブが始まる。移動する度に観客に「スパイダーマンだ!」と言われるのでポーズをとってあげる。モッシュピットに行くと案の定「スパイダーマンだ!」とボコボコにされる。そして予想通り呼吸困難に。全身タイツでマスクを被って炎天下のパンク・ライブなんて自殺行為だってのはよくわかっていたけど、ここまで辛いとは。ピーター・パーカーよ、チクチクよりも呼吸困難のほうが大変だったぞ。
    息が上手く出来ないので頭がクラクラしてくるが、マスクに親指を入れて呼吸したり、女の子が「辛そうですね、水飲みます?」と助けてくれたりしたので何とか耐える。
    延々とモミクチャにされていると今度は「スパイダーマンだ!」と体を掲げられて強制ダイブさせられる。僕はダイブしない人なんですが・・・、でもダイブしているときが一番体が休まる。 みんな「スパイダーマン!スパイダーマン!」と叫びながら僕をサーフさせる。何か「スパイダーマン2」のクライマックスと同じですね。ダメ人間が皆に掲げられるって所が同じ。でもピーター・パーカーはスパイダーマンとした活躍したから掲げられたんだけどね。僕はコスプレ。
    何度もダイブさせられて、最前列までサーフさせられてセキュリティのゴッツイ黒人に捕まる(ダイブは禁止なので軍人みたいなセキュリティ達に引っこ抜かれるのだ)。セキュリティに捕まって抱きかかえられた時にマスクを半分脱いでキスを求めたけど無視された。無視されたほうがいいんだけど(あそこで応じられたら逆に困るよな)。またその時最前列でウェブを投げてセキュリティに怒られる。
    再びモッシュピットに戻るとまたダイブさせられてまたセキュリティに捕まる。この頃はもう疲労で足がガクガクしてきた。ようやくライブが終わったので助かった。
    えーとSUM41の感想ですが、ほとんど覚えていません。ただし「What We're All About」(スパイダーマンの主題歌)はやらなかったです。

    足をガクガクさせながらスタンドに戻る。何とかスーツを脱いで席に戻るとまた別の女の子達から「スパイダーマンの方ですよね?凄かったです」と言われる。多分人生で僕がこんなにモテる日は二度と無いだろうね。[ただし実は僕自身がモテているわけじゃなくて”スパイダーマンの格好した”という事実だけがモテているというのは、僕の人生のネタバレだ。]

茶の味   ★

    2004年のワーストは「DEEP LOVE」とか「キューティー・ハニー」とか「CASSHERN」とか観る前から、というか製作が発表された時からアレな事なことがわかる映画ばっかりですが、「茶の味」は期待していただけに落胆した。僕は石井克人というクリエーター(映画監督だとは思っていない)が大嫌いなのですが、これは評判良いので思わず期待していたのです。
    そう思ってシネマライズ(渋谷にある映画館、映画を映画じゃなくてカルチャーと思っている人達が大好きな場所)に行くと、こまねこ(シネマライズに行くと無理矢理見せられるクソつまらんアニメ)が流れてきて、Grasshoppa!(2001年に最低DVDマガジンGrasshoppa!で登場したレーベル、今年から映画に進出するらしい)のロゴが出てきて本編スタート。この時点で既に帰りたい気分が充満してきた。
    僕は映画館でこれだけは絶対にやらないという事があります。それは途中退場する事。どんなにつまらない映画だろうがクソ長い映画だろうが、途中退場だけは絶対にやらなかった。映画館に入った以上必ず最後まで観て来た(つまらない映画のクレジットは観ないが)。映画館通いを初めて10年以上経つけど今までに一度も無かった。よく映画の感想で「途中で出た」と書く人がいるけど、そういう行為が信じられなかった。ところが「茶の味」で生まれて初めて映画館から途中退場しました。「茶の味」は観る事自体、映画館にいる事自体が苦痛だった。前評判で[少女が逆上がりする]シーンの評価が高いので、そのシーンが来るまで何とか頑張って耐えようとしましたがダメだった。

    「茶の味」はどういう映画かというと、映画では無くてコントの寄せ集めです。田舎のとある家族が色々なコントに遭遇するだけ。
    ○父と子が電車に乗っているとコスプレした人達も乗車してくる。
    ○浅野忠信が初恋の女性と再開してダベる。
    ○アニメーター達が「このポーズがカッコいいよね」「そうそうこのポーズがね」とか喋っている。
    というようにコントと呼ぶにはつまらなすぎるが、コントとしか分類できない映像が延々と流れる。映画として機能しているのは「逆上がりを練習する女の子」の物語だけです。
    作品としての特徴は演出していないシーンが多い。怒ったアシスタントが漫画家をボコボコにするシーンは演出を全くしていない。
    長回しも多い。一つ一つのコントで同じ構図が延々と続き、もちろん動きも無い。「頼むから画面を切り替えてくれ!」と何度も心の中で祈った。そのうちガマン出来なくなってきたので目をつぶりながら観るシーンもあった(それでもガマン出来なくて映画館から出た)。
    それと大人が演技をしていない、キャラを作っているだけ。ちゃんと演技しているのが子役達だけなので観ていて恥ずかしい。特に最悪なのが浅野忠信!大好きだった俳優なので彼の大根役者振りも必死で擁護していたけど、「茶の味」の浅野は本当に酷い。存在感だけが取り得の俳優の存在がウザくなるとこうなってしまうのか。

    それにしても世間では「茶の味」はベタ誉め状態だね。みんな「空気感が面白い」とか言っているけど、空気なんざ面白くも何とも無いと思う。あー「リディック」が面白いぜ。

04/08/13   TOP文のみ更新

雑談

    サマソニ04で精気使い果たした上に、PCゲームの「三国志10」を購入してハマっているので更新が鈍っています。


● 茶の味   
    最悪、2004年ワースト3に入る


● リディック   ★★★
    星の数は普通にしておいたけど、スッゲー面白い映画だった。「マトリックス」以前以降で映画の世界が変わったのと同じで、「LOTR」以前以後でも映画は変わったんだな。

サマソニ04_前編

    行ってきました!行ってきました!サマーソニック ゼロフォー!
   8月7日の朝、横浜駅で会社の友人のYOU君と待ち合わせて現地へ向かいました。JR東京駅から京浜東京駅へのクソ長い通路を歩いている人間はサマソニ客だらけ(ディズニー・ランドと恐竜博の客も多いが)。彼らのTシャツを見ているだけでテンションが上がってきます。
    京浜幕張駅に到着すると、早速この夏のファッション・アイテムである特大サイズのYAZAWAタオルを羽織ってマリンスタジアムまで歩いて行く。チケットをリスト・バンドに交換して、マリンスタジアム周辺でアクセル君とfg708君と合流、彼等はまだ朝だというのに既にハイネケン飲んでいました。そういや大学時代彼等と”午前の授業を受ける”→”昼ご飯にパスタを食べに行ってワインを空ける”→”酔っ払ったまま午後の授業”とかやってたのを思い出す。


    マリンスタジアムに入ると目の前には快晴の野球場の中でロック・バンドが爆音で演奏している景色が広がる。もうこれだけでかなり興奮&満足してしまう。演奏しているオール・アメリカン・リジェクツというバンドは全然知らないけれど、なかなかだった。ただしトップバッターだというのに客が多い!これからどんどん客が増える事を考えると今日は大変な一日になりそうだ。
    スタンドに荷物を置いて僕はタトゥーシールを体に貼る。今年はシールの出来が結構良くて最後まで崩れなかった。また以前仕事で同じプロジェクトだった人に声をかけてもらう。


   オール・アメリカン・リジェクツのライブを観ながらアリーナに降りて氣志団待ち。アリーナは砂漠状態の暑さなのでみんな苦しんでいる。しばらくすると放水が始まった。最初はみんなで歓声をあげていたのですが、放水時間が長い水が段々辛くなってくる。「やめろ~!」と叫んだりしたのですが、スタッフは気づいてくれず。結局服も床もビショビショになりました。で、今度は水が蒸発して蒸し風呂みたいな状態に。
    蒸し風呂状態に耐えていると「BE MY BABY」が流れてきて氣志団登場!(これBOOWYの曲だと思ってたんだけど、家帰って調べたら違っていた。) でも客層に氣志団ファンはほとんどいなくて、あからさまに興味本位で見にきている人達だらけ。僕らもそうだけどさ。客同士でケンカとかしているし。 ただしそんな状況でもかなり盛り上がるのが氣志団の凄いところ!曲もMCも面白い。アメリカ国旗のタンクトップに短パンというバックダンサーも良いぞ、男らしいファッションのはずなのにオカマっぽく見えるところが。
    ライブでは腕を振りかざしながら「オレ!オレ!オレ!」と延々と繰り返す新曲も披露、とてもわかりやすい曲と振り付けなのでみんなで真似する。そして「みんなでピリオドの向こうへ行こう!」ということで「One Night Carnival」が登場、長いイントロとMCを経て「俺んとこ来ないか?」とキメてくれた。これが生で見れただけで幸せ。クライマックスでは演奏をピタッと止めて観客の合唱だけになる。あー楽しかった。
    氣志団だけでかなり疲れたので(社会人なので体力が無い)、ペニーワイズは諦めてスタンド席に戻る。そして出てきたペニーワイズ!なんですが・・・。これが(グリーン・デイを除いて)サマソニ両日の中でベストアクト!最強パンクだ!実は僕が所有しているアルバムは「アバウト・タイム」だけなんだけど、これは他のアルバムも購入する必要があるな。
   アリーナには壮絶なモッシュピットが出来ていて、その凄まじさに思わず「アリーナに降りなくて良かった」と胸を撫で下ろす。ペニーワイズは中盤まで爆走ライブを展開した後、MCで何か言い始めるがさっぱり聞き取れない。fg708君が「色々なバンド名を挙げている」と教えてくれたが、知らないのばっかりだ。MCの最後に「ファッキン・ラモーンズだ!」と叫んでラモーンズのカバー曲を披露、会場の客もアクセル君も喜んでいるが僕はわからんかった(まだまだ修行が足らん)。そして次はスタンド・バイ・ミーのパンクカバー!これはもうマリンスタジアムは合唱状態。途中までは「スタンド・バイ・ミー」の丁寧なパンクカバーなんだけど、クライマックスで爆発するのがたまらない。カバー曲3番目は個人的にかなりビックリ、何と2003年のHIP-HOPの名曲:アウトキャストの「HEY-YA」だった。サマソニ二日目はHIP-HOPの日なんで合わせてくれたのかな?出だしの「My baby don't mess around」と歌い出した瞬間はかなり興奮したぞ、サビの”HEY-YA”の歌声もキレイだったのが意外。
    MCでは「アサヒ!サッポロ!」と両社のビールを交互に掲げていた。歓声が多かった方のビールを飲むのだ。結果は「イーブンだな、両方飲むぜ」だった。


続く・・・

04/08/06   TOP文のみ更新

更新再開

    掲示板でお知らせしておいたのですが、落雷でPCが壊れたために更新できませんでした。無駄足踏んだ方達には申し訳ない。


● シュレック2   ★★★★
    今度はディズニー系のキャラ達が活躍するぞ!ただしネズミだけは絶対に役立たない辺りが「シュレック」ですな。


● マッハ!!!!!!!!   ★★★
    リュック・ベッソンが宣伝したおかげでフランスで大ヒットしているらしいけど、実際リュック・ベッソンが製作したとしか思えない映画だ!リュック・ベッソンの作品と唯一違う点は映画が面白いって所かな。


● アメリカン・スプレンダー   ★★
    ある人間の人生を役者が演じる。それは映画として当たり前のことなんだけど「アメリカン・スプレンダー」は役者だけじゃなくてコミック・キャラや本人までもが絡んでくる。その多重構造についていけない。


● ディープ・ブルー   ★★★★
    六本木ヒルズで「監督はレニー・ハーリンだ!女優はサフラン・バローズだ!LL.クールJが中々死なないんだ!」とかず~っと言ってたら、連れに「しつこい」と言われた。


● スチームボーイ   ★★
    エンドクレジットにものすごい違和感を感じた。


● ウォルター少年と、夏の休日   ★★★
    「一瞬のエンタテイメントより、一生心に残る感動作を」ってキャッチコピーのくせして「インディ・ジョーンズ」みたいな展開をするぞ!

キング・アーサー   ★★★

    「指輪物語」も「スター・ウォーズ」も「ハリー・ポッター」もみんなアーサー王伝説の影響を受けている!と華々しく宣伝しているけど、映画版「キング・アーサー」は「七人の侍」の影響を受けています。監督はアメリカの黒人の兄ちゃんで、その昔「リプレイスメント・キラー」でデビューを飾った人。この監督のインタビューは非情に面白くて
「黒澤の映画が大好きでさ、何度も何度も観ていたら妻にDVDとか全部取り上げられたからPCでこっそり観ているよ!
「七人の侍みたいな映画を作りたかったんだけどさ、キング・アーサーの脚本を読んでみたら騎士が七人だったからラッキーだと思ったんだ!

    ってイギリス人が聞いたら激怒しそうな事語っています。
    そう「キング・アーサー」はアーサー王伝説はわりと無視した作りなのです。だから最大150人と言われる円卓の騎士はたった七人。インディ・ジョーンズにも出てきた聖杯は無いし、抜いたら王になれると言われる聖剣エクスカリバーは単に墓に突き刺さっていた剣。その代わり「七人の侍」へのリスペクトが強い。円卓の騎士には騎士じゃなくて武士としか思えない動きをする奴もいる。っていうかこいつは武士というよりも久蔵[なので死に際まで似ている]。←「キング・アーサー」「七人の侍」両方のネタバレ。


    僕はこういう中世活劇が好きなので楽しめたし、ローマ帝国に渋々従いながら任務に就く騎士団の物語は面白い。たった八人で敵の軍隊と対峙する氷原の対決なんかかなり燃える。     でも「キング・アーサー」のドラマには欠点が多い。敵の先住民がアーサー達に[協力を申し出る]シーンがアッサリすぎて(クライマックスじゃなくて途中で[和解]する)全然盛り上がらなかったり、「七人の侍」で言うところの菊千代であるランスロットのドラマが弱すぎる。一番致命的なのは「キング・アーサー」とはアーサーがブリテンのキングになる物語だ!という基本設定が理解できる描写が無い。僕はエンディングの[ブリテンの先住民がアーサーに土下座する]シーンでようやく基本設定を思い出しましたよ。

サマーソニック04

サマーソニック04は両日とも参加します。変則的なチケットの買い方をしたので
土曜日:Rブロック
日曜日:Lブロック
です。僕を見かけたら声をかけるなり、殴るなりしてください。

    以下は僕がサマソニで見たいアーティスト!ざあっと簡単に紹介するので、普段はロックとかに興味がなくて”百人乗っても大丈夫な物置”とか”なんちゃってオレンジ・カウンティ”とかを聴いている人達でも機会があったらシングル曲くらい聴いてみてください。と思ったらイナバやオレンジレンジも出るのか・・・。
一日目
この日はメインステージに出ずっぱり。


● ネガティヴ
ボーカルのヨンネが超美人!男だと知ったときはちょっとビックリした。氣志団見るつもりなんで多分見ません。

● ビート・クルセイダーズ
興味あるんだけど氣志団見るつもりなんで・・・。

● 氣志団
彼等の「One Night Carnival」はTMネットワークの「GET WILD」に匹敵する名曲だと思うのだが・・・。僕はTDOパワーズさんの真似してYAZAWAタオル羽織ってライブに行きます

● ペニーワイズ
一日目のメインステージで真の意味で硬派なのはこいつらだけのような気がする。もうちょっと大物扱いしてもいいと思うんだけどなぁ。

● ダークネス
よくぞ呼んでくれた!2003年にイギリスで巻き起こったダークネス旋風で大出世をして、イギリスのとあるフェスではギャラ2億円を要求したらしい。しかし日本での扱いはイナバ以下かよ。
   ダークネスはクィーンの再来と呼ばれファルセット(裏声)を多用したボーカルが印象的なバンドです。でも基本はバリバリのハードロック!クィーン嫌いの僕でもダークネスには一発でやられました。ボーカルのジャスティンはとてつもなくセクシーな男で「僕の心臓の言葉」という言葉を世界でもっともセクシーに発音できる男です。嘘だと思うならダークネスの大ヒットシングル「I Believe In A Thing Called Love」を聴いてください。この英語でも恥ずかしさがわかる曲名を「愛ビリーヴ」と省略?した日本のレコード会社のセンスは素晴らしいと思う。 ところがダークネスはサマソニキャンセル!

オマケ:ジャスティンの歯を見れば「オースティン・パワーズ」シリーズの「イギリス人は歯が汚い」ネタが理解できます


● SUM41
現在最強のバカ・パンク。震えるほどカッコいいギターイントロからただのお気楽ミクスチャーに落ちるスパイダーマンの主題歌も歌っている。だからライブの時にスパイダーマンの格好したらウケるかなぁ。

● GO-GO'S
見たいけど無理。

● ブライズ・オブ・ディストラクション
ニッキー・シックス!トレイシー・ガンズ!って絶対に見逃しちゃいけないと思うんですが・・・。すいません!僕はそのときアヴリル・ラヴィーンを観ています!でもこの日こういう形でメタルを裏切る奴は多いと思うぞ。

● TMG
これも見れそうもない。

● アヴリル・ラヴィーン
世界最強のガールズ・ロック、ファーストアルバムは日本国内だけで200万枚売った。これはマッド・カプセル・マーケッツなんざ足元にも及ばない数字だぞ。ファースト・アルバムの最初の三曲の展開は最高なので歌謡曲とか好きな人でも是非聴いてほしい。サマーソニックというロックの祭典に売れ線爆発のアヴリルが参加する事に異論を唱える者は多いでしょう。かくいう僕の音楽の趣味はハードロック、ラウド、へヴィメタル、ダンス、パンク、テクノ、ヒップホップ、デジタル、ハードコアであり、その見地から鑑みるにアヴリル・ラヴィーンは否定するべきかもしれない。だがそれ以前に俺はt.A.T.uとシャンプーをベタ誉めしているんだよ!!ロックに生きる者にだって妹キャラが欲しいときがあるんだよ!!(SUM41なんかと付き合いやがって!)

● グリーン・デイ
現役で活動しているパンクバンドとしては世界一だと思う(だけど僕はオフスプリング派)。新曲も披露するらしいので本当に楽しみです。ちなみに僕がグリーン・デイ最高の名曲だと思っているのはニムロッドに収録されている「グランチ」だったりする。
二日目
逆にこの日はインドアをハシゴしまくり。メインステージはB-BOYとか多そうだなぁ。


● ボリアリス
毎年2、3組位生まれている「期待の新星ミクスチャー!」な人たち。でもこのジャンル好きだし、ボラリアスはCD即買いしたので頑張って欲しい。

● エイメン
日本では全然話題にならないアーティスト、ちょっと興味ある。

● 10-FEET
今ちょうどハマっている。彼等のシングル「RIVER」は歌謡曲とか聴いている人にでもオススメできるぞ!

● マイ・ケミカル・ロマンス
話題になっているので何とかして見たい。

● ジ・オーディナリー・ボーイズ
こういうUKロックって苦手なジャンルなんだよね。彼等は注目しているけど。

● ミッドタウン
これも見たい。っていうか二日目はいつメシを食べればいいんだ?

● ブンブン・サテライツ
傑作デビューアルバム「アウト・ラウド」がヨーロッパで話題になった日本人アーティスト。ケミカル・ブラザーズやファットボーイ・スリムと言ったビックネームしか知らない人も「アウト・ラウド」は聞いてみて欲しい。”踊れないダンス・ミュージック”という脅威のアルバムです。
続くセカンドアルバム「アンブラ」、サードアルバム「フォトン」は日本で話題になってもヨーロッパではイマイチというちょっと心配な状況でした。でも映画「アップルシード」の主題歌「ダイブ・フォー・ユー」が素晴らしい出来!僕はブンブン・サテライツのためだけにあのつまらないアニメ映画のサントラ買いました

● ジュニア・シニア
去年欧米で大ブームになったデンマークのアーティスト。少年のようなジュニアとデブのおっさんシニアの二人組。シングル「ムーブ・ユア・ヒート」は病み付きになる。公式サイトは変な日本の写真がコラージュされていて一見の価値有。

● N.E.R.D
今年めちゃくちゃ話題になったアーティスト。ヒップホップとハードロックの融合なんで凄い楽しみにしていたんですが・・・この時間はインドアが充実し過ぎているので参加は無理。あの敬礼を真似したかったなぁ。

● ハイヴス
マッドと時間帯が被っているので2年前に続いて今年も見れません。ジュラシック5をもじった最新アルバム「ティラノザウルス・ハイヴス」が快心の出来だったので見たいんだけどね。彼らの「a.k.aイディオット」はメロコアの名曲。

● フーバスタンク
毎年2、3組位生まれている「期待の新星ミクスチャー!」で生き残っている人たち。2年前はちょっとしか見れなかったけど、今年もちょっとだけだろうな。

● ロスト・プロフェッツ
イギリスのミクスチャー。素晴らしくカッコいい曲でありながらタイトルが意味不明の「シノビ・ヴァーサス・ドラゴンニンジャ」はオススメ!漢字にすると「忍対龍忍者」か。

● マッド・カプセル・マーケッツ
ここまで大物扱いされるのはちょっとビックリ。破壊屋でも何度も取り上げているアジア最強のデジタル・ハードコア、だけど今年はインドアが余りにも充実しすぎているので遅刻は必死だ!

● ザ・ミュージック
去年、フジロックで見逃した。多分今年も見逃す。

● ゼブラヘッド
これでサマソニは3回目の常連アーティスト。スパイスガールズをカバーした「ワナビー」は散々ネットで音源がバラまかれていたけど、この度めでたくCD化された。変なMCでも有名なアーティストで
サマソニ一回目「モーニングムスメ、FUCK YOU!」
サマソニ二回目「ハマサキアユミトネマシタ」
というMC(っていうか暴言)を吐いてきた。さあ今年は?

● ビースティ・ボーイズ
うぉぉおぉ!遂にビースティ・ボーイズを見るときが来たか。スタジアムが巨大なダンスフロアと化しそう。
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