これは最近よく見かけるクーポンサイトのポンパレの広告だ。
「実は半額だなんて、言えない…」って書いてあるけど実際のところは半額だと言いまくっており、本当に言えないのは「二重表示価格だなんて言えない…」とか「宣伝になるからってクーポンサイトに騙されたなんて言えない…」という店側の本音だろう。
それはさておきホテルを舞台にしたホラー映画はいっぱいあるので、今回はそんなホラー映画の設定をポンパレ風に紹介します。ネタバレは無いけど「俺は映画を観るときは設定も知りたくないんだよ!」という人は適宜読み飛ばしてください。
- ホステル
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エロと残虐がたっぷり!という豪勢なホラー映画である。下の画像は部屋に入ったら美女と相部屋でしかも着替え中だった!というおいしい状況だけど、このシーンの本当の意味は…。
- ホステル2
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全作では男たちが狙われていたけど、続篇では美女たち(一人違うけど)!というわけで下の画像はオークションで高い値段で売れる惨殺用美女のベスさん。ペニーオークションとは違って詐欺がないので安心です。
- 1408号室
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下の画像は無理矢理泊まろうとする主人公に警告するホテル支配人のサミュエル・L・ジャクソン。『1408号室』はスティーブン・キング原作で悪意のあるホテルという設定は『シャイニング』と同じだけど、ホテルの一室が舞台なので『シャイニング』よりも限定された空間だ。
- アイデンティティ
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豪雨で閉ざされたモーテルに集まった男女が一人ずつ死んでいく……という古臭い設定だが、驚愕の展開を見せる。ハリウッド映画のトリックがどんどん複雑なっている時に作られた映画で「実現不可能なトリックを実現させた」として話題になった。俺はかなり好きな映画だ。
- 輪廻
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『アイデンティティ』とはうってかわってトリックがすごくシンプルなんだけど、俺は思いっきり騙されたので悔しい思いをした。ヒロインを演じるのは優香。
- サイコ
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言わずとしれた超名作。シャワーのシーンは今回取り上げたホラー映画たちの原点なんだけど、今となっては古臭い演出である。だけどこの映画の脚本やカメラワークは今の時代でも十分に通用する。モーテルの管理人を演じたノーマン・ベイツの迫真の演技も凄まじいが、初登場シーンはこんな笑顔である。
- モーテル
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自分たちが泊まっている部屋で殺人ショーが起きていた!日本でもラブホテルにカメラを仕掛けて盗撮した映像(という設定)のアダルトビデオがよくありますね。
- シャイニング
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『サイコ』と同じくあらゆるホラー映画の原点になっている傑作だけど、スタンリー・キューブリック監督の数々の名演出よりも被害者となる奥さんの顔の方が怖いというのは禁句。
- エクスクロス 魔境伝説
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松下奈緒と鈴木亜美のダブルヒロイン映画だが大コケした。
公式サイトのTOPに「上映中に爆笑しながらツッコミいれてください」と書いて自らネタに走った。映画本編も開き直ってギャグに走っていて好感持てる珍作である。
個人的に最大のツッコミどころは、さびれた村の老人たちが作った温泉宿がやたら立派だということだ。普通に儲かるよ!
「ありえなーい!」と叫ぶ松下奈緒。『ゲゲゲの女房』のおかげで一流女優の仲間入りした彼女だが、もう二度とこんなゲゲゲ感が出ている表情演技はしてくれないだろう。 - トワイライトシンドローム デッドクルーズ
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ゲームの内容が現実とシンクロするという夢のような映画だが、ギャルゲーでもエロゲーでもなくて、ホラーゲームなのが実に残念である。ヒロインは関めぐみ。
最近また『フローズン』『リミット』のように状況を極端に限定したホラー映画が流行ってきているので、誰かカプセルホテルを舞台にしたホラー映画を作りませんか?カプセルホテルは日本のシンボルになりつつあるんだし、海外でウケるかも。
お得感を追い求めるのもいいけど、お金をきちんと払ってちゃんとしたサービスも受けたいよね。というわけで最後の画像は映画『ホステル』より、ホステル側のサービスがあまりにも素晴らしすぎて有り金を使い果たしてしまうことを警告してくれる三池監督です。
中で何をやっているかは映画を観てのお楽しみ……ギャー!。